【イラレIllustratorこれどうやるの?047】アピアランスについて-矢印機能で作成した矢印に縁取りの作成-【AI解説】

2020年4月19日

前回のあらすじ

あるパターンで作られたものは設定を定義して簡単に作成していきましょう。
というお話だったような気がします。(おぼろげ)

矢印に縁取りをつける

では、やっていきたいと思います。

http://adam-macdtp.blogspot.com/2012/10/blog-post_12.html

以上のADAM様のサイトから技をお借りしています。

というか、丸パクリしています。

先人の知恵に感謝ですね。


というわけで、パスの線端に矢印効果を付けておきます。サイズは何でもいいのですが、50%くらいがちょうどいいのかなという感じです。



このパスに対して、単純に縁を付けようとしても、矢印の先端は認識してくれないので、パスの周りにしか縁が付いてくれません。

そこで何とかして矢印の周りのも縁取りを付けようというわけですね。



矢印付きの線を「選択した項目を複製」のアイコンにドラッグして複製します。



複製したラインの色を白に変更しておきます。これは縁取りになります。



では、その複製した線をクリックして選択状態にしておきます。




そこで、上部メニューの「効果」→「パス」→「パスのアウトライン」をクリックします。



アピアランスに「パスのアウトライン」が表示されました。矢印には見た目の変化がないので、何をやっているのかわかりませんね。

変化が実感できないまま、続けて「効果」→「パス」→「パスのオフセット」をクリックします。



クリックすると「パスのオフセット」ウィンドウが表示されますので、今回は「2mm」で「ラウンド」にしておきます。



アピアランスに「パスのオフセット」が追加され、矢印にも縁が付きました。

でも、ちょっと形に添っていませんね。



そこでアピアランスパレットの「パスのオフセット」をドラッグして「パスのアウトライン」よりも下に持っていきます。




「パスのアウトライン」が上に来ると矢印の先端まで回り込むような縁取りになりました。


順序を変えたらどうなるの?

じゃあ、入れ替えずに、効果を適用する順番を変えてみたら?という話になりそうですが、先に「パスのオフセット」を適用します。



次に「パスのアウトライン」を適用すると、なぜだか「パスのアウトライン」が下位に来てしまいました。
先ほどは上に適用したものが来ましたね。もしかしたら適用順序にかかわらず、なにかしらの適用ルールがあるのかもしれません。

というわけで、両方適用してから、順番を入れ替えるしかありません。



アピアランスが適用されたあとは、パスを変形すると、その通りに縁取りも追従してきますので、便利ですね。

オブジェクトを変形して作成する場合

アピアランスとして効果を乗せているので、変形しても縁が追従してきますが、「オブジェクト」メニューから操作すると、形状が固まってしまうので柔軟な修正ができなくなってしまいます。

「効果」から付けていく変形は「計算上で変形させている」→「元のパスはそのまま」

「オブジェクト」から付けていく変形は「実際に形が変わっている」と覚えておくとよいでしょう。

「オブジェクト」から変形させてみましょう。



下にある白の線を選択して

「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」をクリックすると

白の線がアウトライン化されます。パスの本体と、矢印形状は別パーツとして認識されているので、グループ化されています。そして、アウトライン化されることで黒の線より上位にパスが移動しているので、白の線が表示されている状態です。



そしてこの白矢印はパス化されているので、形を直すにはアンカーポイントを触るしかありません。面倒くさいですね。



面倒くささはさておき、白矢印を選択した状態で、「オブジェクト」→「パス」→「パスのオフセット」をクリックします。



設定は上に出てきたものと同じです。



太くなりました。



レイヤーの重なり順を変えると、アピアランスを適用した形と同じになりました。

しかし、この後形状を変えるためには、アンカーポイントを編集するしかありません。

これ以上変形することがないのなら、これでよいかもしれませんが、今後変更する可能性がある場合はアピアランスで効果を付けておいたほうが便利です。

次回

長くなってしまったので、一点鎖線は次の機会に。お楽しみに。

Illustrator解説まとめ

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