ミシシッピー殺人事件はクソゲーではない?!攻略しながらクソゲーを上質ドラマに変える実況動画を紹介

2020年8月20日




クリアできなかったら何が悪い!

ミシシッピー殺人事件と言えば、クソゲーと言われることで有名です。
挑戦して諦めた人も多いのではないかと思います。

今回は、そんなミシシッピー殺人事件を攻略しつつも楽しいエンターテイメントに変えるプレイヤーと動画がありますのでご紹介いたします。

紹介させていただくミシシッピー殺人事件の動画


この動画の概略は以下の通り。

  •  2017年9月22日に投稿されたミシシッピー殺人事件の攻略実況動画
  •  現在、シリーズは完結済み
  •  実況者は女性実況者の「わかる」さん

動画自体についてはうしろの項目で説明していきますね。

ミシシッピー殺人事件の理不尽な部分

ミシシッピー殺人事件とはファミコン時代を代表するクソゲーとしての評判が高いと思います。
では、なぜクソゲーと言われているかをまとめてみました。

  •  クリアまでノーヒント
  •  必要のない罠がある
  •  システムが厳しい
  •  シナリオがかみ合わないところがある

1つずつ見ていきましょう。

クリアまでノーヒント

こういわれてしまうと、すごい厳しいと感じるかもしれませんが、それは現代の感覚ならではな面もあります。

ファミコンソフトの時代は理不尽が大手を振って歩くのが当たり前のようなところがありました。

・ノーヒント
・すぐにゲームオーバーになる
・複雑な手順
・謎行動

この、上の特徴をそなえたゲームがたくさんあるほど理不尽と受け止められ、クソゲーなどとして認識されていました。

とはいえ、ファミコン時代は、容量が多くても256KBと少ないため、そもそもたくさんのことが出来ない仕様です。

小さい箱の中に中身をぎっしり詰め込もうとしてもはみだしてしまうように、いらない所はとことん省くという方法でなんとか製品にしていました。

そこで、事件解決に必要なデータを残したらそれだけで容量がいっぱいになってしまった。それなら正解へのみちすじを補助するもの(ヒント)は入れられない!とかなり割り切った考えをしていたので仕方ない事でもありました。
十分遊べるソフトでも256KB以内。これはすごい
今の時代のゲームは、ゲームを始めたらすぐに丁寧なチュートリアル(事前説明)が始まることもあり、ゲーム世界にすんなり入っていけますが、そんなことはゆめのかなたですね。

ヒントがなくても、繰り返しプレイすることで正解を導き出し、ゴールまでたどり着く人もファミコン時代にはいました。

ドルアーガの塔も宝箱の出し方はノーヒントですし、そもそも、宝箱の中身の効力も体験して悟るしかないという力技です。

そんな宝箱探しを60階分探して、クリア後は裏面を更に60階分探すような、強烈なプレーヤーもいたのですから、誰かしらクリアするだろうという気持ちは開発者の中にあったかと思います。

もしくは、何も考えていなかったか、ですね。

ミシシッピー殺人事件は、もともとは洋ゲー(海外で開発されたゲーム)であり、ジャレコがそのライセンスを手に入れ、日本での移植を担当しました。

移植をしようと提案した担当者はミシシッピー殺人事件を30分もプレイしていないとうわさされていて、どのようなゲームかわからないから、わかりやすいように改善しようとしたりしなかったとも考えられます。

もしきちんと担当者が最後までプレイしていたら、

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担当者

ここは難しいからちょっとヒント入れようか

と言った改善案が出てきたかもしれませんね。

必要のない罠がある

ミシシッピーで必ず語られるであろう罠に、「落とし穴」と「飛んでくるナイフ」があります。

どうやって仕掛けたの?!
と思わなくもないのですが、これなくてもよかったんじゃない?とあとから振り返ると思ってしまいます。

罠には、プレイヤーが操作しているチャールズ卿がハマってしまいますが、その罠は誰か他の人を狙ったという訳ではなさそうなので、常時そこに仕掛けられていたという訳ですね。

今そこにある危機!てなもんです。

不可解すぎて当時のプレイヤーの記憶にも残り、今も思い出せるような作品になったのですから、結果オーライと言えなくもありませんね。

システムが厳しい

7名の登場人物から話を聞いていきますが、聞いた話をメモ帳にメモすることが出来ます。

そして、このメモ帳は一人あたり、1度に3つまでしか証言をメモできません。

4つ目のメモを取ろうとすると古いものから消えていってしまいます。



加えて、このメモを取るタイミングは話を聞いたその時にしかとることが出来ません。

あとでもう一回聞き直すという事が難しいのです。というよりできません。

そうなると、必要な手がかりを得られず、話が進まなくなり、事実上のゲームオーバーとなります。

しかも、いやらしいのが、そのメモの取り忘れがあっても、その場でゲームオーバーにならないことです。

見た目上はそのまま進行してしまうので、どこで間違ったかが非常にわかりにくくなっています。

間違いがどこからわからないので、次のプレイで改善して先に進めようという気持ちがなかなかわいてこなくなり、ついには投げ出してしまう事になりがちです。

シナリオがかみ合わないところがある

テキストを読んで進めるタイプとしては仕方がないのですが、テキストはいわゆるおまけで、ゲームの中で「Aの行動をした」それによって「Bの行動ができるようになる」という事を繰り返してゲームは進んでいきます。

そしてこの「Aをした」→「Bできるようになる」という流れをフラグが立つといいます。

ゲームを完成させるためには、エンディングまでフラグを立てていく作業の連続になります。

フラグを立てるためのプログラムだけに集中しているとテキストのチェックがおろそかになるために、さっきまで知らなかったことを突然しゃべりだすとか、「おまっそんなこといってなかったじゃねーか!」という状態になったりします。

ストーリーものとして読んだ時に頭の中に「???」が浮かんでしまうので、よくわからない、として投げてしまう人も多かったりします。

わかるさんの実況動画が分かりやすい訳

動画を見ていくとわかると思いますが、どんどんと次の展開に引き込まれていきます。
それは次の理由からです。

  • わかるさんが初めてプレイするので何も知らない視聴者も同じ目線になれる
  • わかるさんの編集がわかりやすい
  • 努力を目の当たりにするのが楽しい
  • わかるさんかわいい

最後の理由は個人的な意見になりますが、この動画を視聴した男性諸君は全員が納得してくれるかと思います。
詳しく見ていきましょう。

わかるさんが初めてプレイするので何も知らない視聴者も同じ目線になれる

ミシシッピー殺人事件は古いゲームなので、現在もプレイしている人はほんの少しでしょう。
また、発売日も33年前であり、当時プレイしていた人も記憶があやふや、つまり新鮮な気持ちで動画を見ることが出来るのです。

そのため、

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この証人は怪しいんじゃないの?

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あ、その証拠を調べなくちゃ

と、自分なりに想像して捜査に参加しながら見ることが出来ます。

捜査が進展するたびに、「あ、そういうことか!」と自分が進めているかのように感じられるので、視聴していく上での楽しみになります。

わかるさんの編集が分かりやすい

わかるさんの動画は、プレイ画面をただ垂れ流すだけではなく、独自の編集技術を使って、視聴者がよりわかりやすくなるように配慮されています。

時には茶番が入ったりもしますが、基本的には真面目方向に推理が進展していきます。

各登場人物の証言をまとめた「わかるメモ」も一時停止して眺めるとそれまでの各証言を見返すことができ、あの証言は動画の何パートめだったかな?と見返すことがありません。

そういった、振り返りの利便性なども考えられていて、見る側も話の展開と、理解がすんなり追いついていくことが出来るようになっています。

努力を目の当たりにするのが楽しい

わかるさんの動画の特徴と言えば、丁寧すぎるしらみつぶしとも言えます。

アイテムがどこに落ちているかわからないから1歩ずつ歩いて調べよう

とか、

全体図が分からないから自作で地図を作ろう

とか、

どの行動で、登場人物の反応が変わったかわからないから、撮影した動画を見ながら行動をリスト化して、少しずつ行動を変化させて、どのタイミングで行動が変わったか検証してみよう

など、おおよそ、多くの人が手間でやらないであろうことを黙々と行い、それによってゲームを進めていくというまさに努力の人なんです。

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いい意味で変態

まさにこんな言葉がぴったりのわかるさんなのです。

わかるさんかわいい

実際の容姿はわかりませんが、しゃべり方などが穏やかで、優しげな雰囲気をしているのです。

笑い方も上品で、わかるさんのとりこになった人もたくさんいるみたいです。

この実況の20:49~の笑い方とかすごい好き。
ぼくもわかるさんの声にいやされたうちの一人ですね。

ぜひ、聞いてもらいたいです。

こんな奥さんがいたら毎日楽しいだろうなぁ。

まとめ

わかるさんという実況者によって、ミシシッピー殺人事件はあたらしく料理され直したと言ってもいいでしょう。

わかるさんの動画を見た後だと、「クソゲーが悪いんじゃなくてクソゲーを簡単にクソゲー認定してきちんと遊ばなかった自分が悪いのか?」とさえ思ってしまいます。

それほど、楽しくゲームをプレイされています。

ただ、しらみつぶしに時間を費やすあまり、動画完結までに2年の歳月を費やしています。
ぼくは、3話めくらいから視聴しだしたような気がしますが、次の話が出てくるまで毎回楽しみでした。

1話を見てみて、楽しければ続きの回もぜひご視聴くださいませ。

ご本人に紹介していただきました

な、な、なんと!といった感じで、わかるさんに本記事を読んでもらっていたことが分かりました。

ここまではぼくの記事の事を言ってくれているのでは?と勝手に思ってます。
喜んでいただいて嬉しいです。

こりゃあ、キョンシーズ2の記事も作らねば!