十日町PのDTだったら何が悪い!

熱中症の対策のために家で経口補水液を作る方法。ポカリスエットなどのスポーツドリンクがない場合




塩水をとったら何が悪い!
いや、しょっぱいだけですから、別に迷惑かけてませんよね。

猛暑を体感している皆さんこんにちは。
今回は熱中症対策で、家にスポーツドリンクがない場合に、家にある材料で経口補水液を作方法を解説します。

経口補水液は自作できる

経口補水液は医薬品っぽいので、自作は難しそうと感じるかもしれませんが、成分はそんなにたいそうなものは入っていません。

そこで、以下に成分を書いておきますので、造るときはこちらを参照ください。
4番と5番が塩と砂糖だけなので家庭でも作りやすいと思います。

パターン 水分量 成分
1 1L ブドウ糖 13.5g

クエン酸三ナトリウム二水和物 2.9g

食塩 2.6g

塩化カリウム 1.5g

2 1L ブドウ糖 20g

塩化ナトリウム 3.5g

炭酸水素ナトリウム(重曹) 2.5g

塩化カリウム 1.5g

3 700ml 無塩トマトジュース 300ml

食塩 3g

砂糖 40g

4 1L 食塩 3g

砂糖 40g

5 1L 食塩 2ml(小さじ半杯)

砂糖 15ml (大さじ1杯)

 

 

 

wiki:経口補水液より

自宅で作成する際の注意点

この経口補水液は、製品ではなく、自分で作るものですので、滅菌が完全ではありません。
自作の経口補水液はその日のうちに飲みきるようにしてくださいね。

生活の知恵として、毎日役に立つ知識ではありませんが、いざという時に使えたらと思います。

ハンターハンターでクラピカも言っていましたが、「知識が生存率をあげる」と言うことは多分に世の中に溢れていると思っています。

この経口補水液の出番が必要ないように、熱中症に気をつけ、日々健康に暮らしていきましょう!

熱中症は自覚がない場合がある

自分の体験を振り返ってみても、熱中症になったことがない人は「自分が熱中症である」という自覚があまりないのではないかと感じました。対策をしないで、症状が進行すると、重い後遺症が残ってしまう可能性もあるからです。

熱中症対策として水分を摂ることが奨励されています。そしてさらに、塩分を摂ることも大事なんですよね。今年は特にネットやらCMやらで塩分補給してくださいねという言葉を盛んに見聞きしました。

ぼくが熱中症で苦しんでいたときは、塩分補給を殆どしないで水をたくさん飲んでいたので、あまり症状が改善されず、寝て朝起きたら症状が治まっていました。ここで初期から塩分補給していればもう少し早く治ったのかもしれませんね。

手軽な塩分補給ができる手段

塩分補給も出来る飲料として、よく利用されるのがスポーツドリンクですね。
ポカリスエットとか、アクエリアスとか。
飲むと、甘いと感じる方がほとんどだと思いますが、塩分も摂取出来ています。
水を飲むよりもスポーツドリンクを飲むことを心掛けてみましょう。

 

ただ、熱中症になったときに、必ずしもスポーツドリンクが手元にあるわけではないと思います。熱中症でやばいと感じたら、キッチンにある調味料で簡易的なスポーツドリンクを造ることが出来ます。
スポーツドリンクというと、ちょっとイメージが変わってきてしまいます。正確には経口補水液(経口補水塩とも)と言います。

弱っていると腸の壁が塩分を摂取できません。
でも、糖分は吸収できます。
そこで、塩分を糖分でくるむ事で、腸に誤認識(?)させ、塩分を吸収してもらおうという作戦です。敵を騙すにはまず味方から!の言葉通りですね。違うか。

造るのに必要なのは、水、砂糖、塩です。
これらを混ぜて飲むだけです。

以上の説明は週刊少年マガジンに連載されていた「SHOGUN」というマンガの中で解説されていた事です。
作中では、発展途上国で下痢に苦しむ子供たちに対して、主人公が水、塩、砂糖を支援するという話の流れでした。

いずれ、お話しするかもしれませんが、オススメの一作です。

世間的には同作者による「特攻の拓」の方が有名かもしれませんね。
不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった…は「!?(マガジンマーク)」を知る人なら知っている名言です。

感想

経口補水塩を自分で作って飲んでみましたが、うん、しょっぱい水ですね、これは…。

毎日暑いですね。連日、命に関わる危険な温度、だとか熱中症注意報だとか、救急車のサイレンの音がひっきりなしに耳に入ります。

ぼく自身も、今年は7月の三連休で初の熱中症にかかり、うんうんうなるような感じで苦しんでいました。

熱中症は様々な症状があるため、「これって熱中症なのかな?」から「これは熱中症だ!」の確信に代わるまで時間がかかりました。

というのも症状の頭痛が、二日酔いの頭痛の痛みと酷似していたからです(笑)
頭痛がする前に発泡酒を2本飲んだだけでしたが、頭がガンガンして痛み、あれだけで酔ったのか?と歳をとったことを嘆いていたのですが、体調を鑑みてみるとやはり熱中症だったのだと思います。

夏の暑い時期に「体調がおかしいな?」と思ったら熱中症だという自覚がなかったとしてもスポーツドリンクか経口補水液をとるようにしましょう。
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