前回のあらすじ
最近のバージョンではパスを結合するのにAIが勝手に操作してくれるけど、昔は一つ一つ選んで結合していたよな…と感慨にふけるのであった。
前回はこちら【Illustratorこれどうやるの?020】開いたパスで起こることについて考える【AI】
Contents
パスの結合について
開いたパスは他の開いたパスと結合できる
ペンツールで開いたパスの端点をクリックした後、結合したいパスの端点をクリックするとつなぐことができます。
違うグループとは結合できない
しかし、違うグループに属しているパス同士を結合しようとすると
このアラートを回避するには、
1.グループを解除する
2.同じグループに移動させる
3.ダイレクト選択ツールを使って端点を選択し、「連結」コマンドで結合する。(結合するアンカーポイントを任意で選択したいとき)
4.選択ツールで選択して「連結」コマンドで結合する。
5.パスファインダーで合体させる(結合したい端点が近いとき)
6.連結ツールで連結(形状が少し変わる)
があります。
ひとつずつ見ていきましょう。
アラート回避策
1. グループを解除する
グループが別々だからアラートが出るので、グループを解除するというシンプルな答え。
グループ内の要素が少ない場合は良いですが、100以上のパスがまとまっているグループだったりすると、レイヤー内が散らかってしまいそうですね
2. 同じグループにパスを移動させる
パスを移動させて同じグループに所属させます。こうすることでパスを結合することができます。
しかし、グループの中にグループがあるような状態だと結合させることができません。
パスのみを移動させて、同じグループになるようにしましょう。
3.ダイレクト選択ツールを使って端点を選択し、「連結」コマンドで結合する。(結合するアンカーポイントを任意で選択したいとき)
ダイレクト選択ツールで結合したい端点を2点選択します。3点以上選択してしまうとエラーになるので、2点選択するようにしてください。ドラッグして範囲選択してしまうと、3点以上選んでしまうことがあるので、2点だけ選ぶことができないとしたら、クリックで選択するようにしましょう。
2点が選択されたら「Ctrl+J」を押すか、上部メニューから「オブジェクト」→「パス」→「連結」をクリックします。
現実にも欲しい機能ですね。
キチンと結合してくれます。
結合したい点を指定したいときはダイレクト選択ツールで選んでから結合しましょう。
次回
残りの方法は次回に回したいと思います。
お楽しみに!
Illustrator解説まとめ
解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ
http://around40-dt-tokamachip.info/2018/08/15/post-7313/