はとバスに乗ったことがなかったら何が悪い!
という訳で、都内観光のはとバスに乗ってきました。
下町ここイチ(浅草散策)というプランです。
ざっくり紹介していきたいと思います。
Contents
下町ここイチ(浅草散策)コースの概要
はとバスのプランはかなり多岐にわたりますが、今回はこちらのコースです。
コース名 |
【2階建てバス】下町ここイチ(浅草散策)/東京・品川発 |
コース番号 |
A167 |
料金 | 大人 3,400円(税込み)
子供 1,700円(税込み) |
出発時間 | 14:10 |
到着時間 | 17:30(予定) |
経路 | 東京駅丸の内南口(【午後便】14:10発) ↓ ↓日本橋(車窓) ↓浅草橋問屋街(車窓) ↓ 浅草観音と仲見世(自由散策・70分) ↓ 隅田川下り(乗船/浅草~日の出桟橋・40分) ↓ ↓銀座(車窓) ↓ 東京駅丸の内南口(【午後便】17:30着予定 ※3/16~4/7は午後便17:50着予定) |
WEBサイト |
【2階建てバス】下町ここイチ(浅草散策)/東京・品川発 |
子供の定義
子供は6歳以上~12歳未満の間の年齢を指します。
6歳未満のお子さんは料金がかかりませんが、席を取ることが出来ません。
キャンセル料について
一席につき、ご乗車の2日前までは100円、前日から出発前までは200円の払戻手数料を申し受けます。
(払戻に対する手数料ですので、ご入金いただいていない段階では手数料はかかりません。)
今回は定期観光と呼ばれるコースなので上のようなキャンセル料になります。
定期観光かどうかはコース番号の最初についているアルファベットで判断します。
アルファベットがA・B・Cの時は定期観光です。
今回のコース番号は「A167」なので、定期観光になります。
募集型企画旅行という区分の場合は、上記とはキャンセル料が違いますので、注意してください。
募集型企画旅行の場合は10日前からキャンセル料が発生します。
はとバス観光イメージ
では、実際にどんなものか見ていきましょう。
東京駅丸の内南口
この辺りは写真を撮り忘れてしまったのですが、JRの丸の内南口改札を出てから、駅を出て左のほうへ壁伝いに進みます。
小さい子供連れだったので、3,4分ほど歩きました(道が分からなかったせいもあります)。
はとバス乗り口付近
はとバス乗り口の近くまで行くと、黄色いバスが停車しているのでわかるかと思います。
集合時間近くになると、人の流れがはとバスに向かうので、そういうのを見てもどちらに行けばいいかわかるかもしれません。
でも、壁伝いに左手の法則を使えば到着できます。
乗務員のお姉さんがいるので、チケットを見せて乗り込みます。
乗車イメージ。2階建てなので高みから見下ろす感じですね。目線が高いので、歩いて散策する時とは違った印象になります。
いや、歩いて散策したことはないんですけどね。
はとバス乗り場の前には待合室が複数あります。
写真は一枚しか撮っていませんが、3つくらいあり、そのうちの一つは喫煙可の待合室でした。
早めに着いて時間をどこでつぶそうか・・・。と考えている方は待合室でのんびりしていてもいいかと思います。
同じように乗り場の前にトイレ施設もあります。
もう乗車時間なのにトイレに行きたい!という人も安心です。
座席の背にはマスコットキャラクター「しゃぽぽ」くんのうちわがあります。
まつげがあるからしゃぽぽさんかしら?
車内はこんなですね。
詰まっているように見えるかもしれませんが、乗車中はそんなに気になりませんでした。
また、車内にトイレがあるようですが、乗車時間が短いのでトイレを利用することもなく確認はできませんでした。
乗車前に済ますことが多いと思いますので活用の機会はないかもしれません。
日本橋~浅草橋問屋街
問屋街はバスの中から見下ろすだけ、になりますので問屋街の雰囲気は見て感じるしかありません。
歩いてお店を見て回れば、いろんなお店があって楽しいので、興味があれば別の機会に散策してもいいですね。
走行中はバスガイドのお姉さんが色々解説してくれているのですが、ぼくが乗った時は車内がかなりざわざわしていて、集中しないと聞き取りにくかったので、ゆったりのんびり解説を聞きながら~、とはいかないかもしれません。
ちょうどお盆のさなかだったので混んでいたのかもしれませんが、他の季節に乗っていないので比較できませんでした・・・。
乗車時間は30分弱です。
流れていく街並みを見ていると、地元とは違う都会だなぁと感じてしまいますね。
そこにも現地の人の生活があって、そういうことを想像するのは楽しいです。
「西」がなんかウサギっぽくて思わずパチリ。
スマホなのでパチリも何もあったものじゃないのですが。
お店がありますが、眺めるだけですね。
浅草観音と仲見世
雷門前で下車して約70分の自由時間です。
実は全くスケジュールを把握していなかったので、戸惑いました。
70分は結構ありそうですが、仲見世を通り抜けて浅草寺の本堂まで行き、周辺をぶらっとして帰ってくるとなかなかいい時間帯でした。
仲見世の通りを歩くと人でごった返してゆっくりとしか進めないので、早く本堂まで行きたい時は一本外側の道を入るとすいすい進んでいけます。
有名な観光スポット。
提灯の大きさに圧倒されます。
仲見世を歩いている最中にふと右を見るとスカイツリーが見えます。
新旧が同時に存在する景色。
と言っても、この角度ではビルばかりですが。
仲見世を抜けた宝蔵門前です。
ここまでは道が狭く、人もぎゅうぎゅうなので、息苦しい感じはありますが、ここから開けてのびのび歩けます。
ここから右手方向にはトイレがあり、周辺でミストを散布していたので、疲れたら休憩してもいいかもしれません。
宝蔵門を抜けると、本堂が見えます。
本堂の中は撮影禁止の掲示があったので、外から眺めるだけにしておきましょう。
本堂の前には常香炉と呼ばれる煙がもくもくしているやつがありますね。
煙を体に浴びると悪いところが良くなると言われているので、悪いところがあるなと思ったら浴びてみましょう。
実際に浴びてみるとけっこう煙たいです。
本堂の周辺には、五重塔があったり
花やしきがみえたりします。
すごく急げば花やしきで遊ぶことも可能かも。無理ですかね。
雷門前には人力車の勧誘をするお兄さんたちでいっぱいでした。
前はこんなにいなかったような気がするのですが、お盆で観光客が多かったからそのためですかね。
隅田川下り
時間が来たら水上バスの乗り場に向かいます。
これは自分で集合時間までに向かうしかないので、時間を忘れてしまうと迷惑がかかるかおいていかれてしまいます。
バスなら待ってくれると思いますが、水上バスは待たないんじゃないですかね。
雷門を背にして左方向に歩いていきます。
しばらく歩くとアサヒビールの社屋の上にさん然と輝く、金色のオブジェが見えてきますので、それを目印にしてもいいですね。
あの物体は、「聖火台の炎」らしいです。
てくてく歩いて交差点を渡った先に、「水上バス」と書かれた看板のある建物がありますのでそこが集合場所になります。
はとバスのバスガイドさんがいますのでそこで乗船のためのシールをもらいます。
待合のホールは、けっこう狭いので、はとバスに乗っていた人が全員集まると身動きが取れないくらいになります。
今回はキティちゃんとコラボしているようでしたが、きっと時期によってデザインが変わるのではと思います。
割とどこにでもくっつくので、見えやすい場所に貼っておきます。
大体の人が、鞄か服の胸のあたりに貼っていました。
革製品には貼らないように、という注意書きがありますので、革製品に貼るのは避けましょう。
集合時間になると、扉が開いて係員さんが出てきて、シールを確認しながら人を通していきます。
入場ゲートを抜けて、船に乗り込みます。
写したこの船に乗ったのではなく、別のもう一つの船に乗りました。
奥に停まっている船がそうなのですが、色々な物の陰になっていてわかりづらいですね。
船内部です。
右側の水色のガラスの上が開いていて、風を受けられるようになっています。
この時は出発前で動いてなくて風がなく暑かったです。
後方デッキには、ガラスがなく、走行中は風が入ってくる部分もありますが、暑い日だったので、みなさん風を求めて、よさそうな席に座っていました。
ぼくは座れるところがなかったので、雰囲気だけ楽しみました。
スクリューが水中をかいて、泡を発生させる動作は見ていて飽きないですね。
でも、ここは仕切りがないので、油断していると手に持ったものを落としてしまいますので、注意が必要です。
船内には下層の席もありまして、乗船したところから、階段を使って下に降りられます。
下層はエアコンが効いていて、上のデッキよりは涼しかったので、暑さに弱い人は下層に乗るといいですね。
橋の下を通りすぎたりするさまはダイナミックです。
下層にはトイレと売店もありますが、売店は航行途中で閉店してしまったので、飲み物が欲しい方は、乗船してからすぐに買った方がいいです。
ビールが売られていておいしそうでしたが、ここは飲まないでおきました。
40分程度乗っているわけですが、途中で甥っ子が「飽きてきた」と言ったのは結構びっくりしました。
船内では解説のアナウンスが流れていましたが、そんなものは聞いているはずもなく、兄弟で話したりして楽しんでいましたね。
もちろん、話題は船の話ではなかったです。
船って日常的には乗らないようなものなので、楽しんでくれるかなと思ったのですが、景色が流れていくだけと言ってしまえばそれだけなので、刺激が足りなかったのかもしれませんね。
大人たちはカメラで景色を撮ったり、歩き疲れたのでちょうどよかったのかもしれません。
小さいお子さんと一緒に乗る時は飽きるかどうかってのも気にしたほうがいいですね。
銀座
船から降りると、はとバスが待っていてくれますので、これに乗り込んで、もとの乗車場所に戻ります。
その際に銀座の中を通って戻ります。
写真は疲れていたのか撮り忘れてしましました。
丸の内南口に戻ってきたところで大体17時半だったので、予定通りに進んだと言えますね。
感想
お子さん連れの方は、子供が船が好きか?という事を確認したうえで、このコースを選んだ方がいいと思います。
口では「飽きた」といっても楽しんでいるかもしれないので、一概には言えませんけれど。
浅草寺と仲見世では、お店をほとんどみませんでしたが、混んでいるのでお目当てのお店がある人は事前に下調べをしておいた方がよいでしょう。
仲見世ではなく、わきに入った商店街もいろいろなものが売られていて楽しかったので、そちらも見るのがおススメです。
バスツアーなので、浅草寺以外は駆け抜けていってしまう印象でした。
東京という雰囲気を楽しむにはいいかもしれませんね。
今回は3時間くらいの短い行程のコースだったので機会があれば、別のコースにチャレンジしてみたいですね。