マガジン派だったら何が悪い!
この時代のジャンプは通ってきた世代ですが、実はその頃は週刊少年マガジンのほうをよく読んでいました。
なので、ジャンプのほうは詳しくはなかったりしますが、「おとなのジャンプ酒場」なるものが新宿にありますので行ってきました。
Contents
おとなのジャンプ酒場概要
名称 | おとなのジャンプ酒場 |
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-18-9 WaMall 歌舞伎町 5F |
アクセス | 新宿駅から徒歩5分
西武新宿駅から徒歩4分 |
基本料金 | 3,000円(税込み)/2時間制 |
予約 | 予約が必須です(ホームページから予約が出来ます) |
ホームページ | おとなのジャンプ酒場HP |
「大人のジャンプ酒場」ではなくて「おとなのジャンプ酒場」なので、表記の際には注意が必要ですね。どっちでもいいか。
コンセプト
80年代のジャンプ作品を集めて、楽しもうぜ!
という感じです。
実際は、お店側が提供する要素は少ないので、お客さんが当時の作品を振り返ってわいわいするのがメインですね。
ざっくり言うと古いマンガばかりなので、ワンピースとかナルトなどの有名ジャンプキャラを期待していくと肩透かしを食らうかもしれません。
店内の様子
実際にどんな感じか見てみましょう。
お店の前
TOHOシネマズ新宿が正面に見える通りで、左を向くと
「vito」と書かれた看板のお店があります。
そのビルの5階にあります。
今回行った日は特に看板なども出ていなかったので、ぼんやりしていると見逃してしまうかもしれません。
ぼくは連れがお店の前で待っていて呼び止めてくれたので気が付くことが出来ました。
ビルのエレベーターまで続く通路の中には大きな看板があります。これを通りに掲示できればすごくアピールできるのですが、スペースの問題で無理なんでしょうね。
いざ入店
エレベーターから降りると、壁一面にマンガのカットが貼られています。
降りた瞬間に思いっきり飛び込んでくるので、「おおっ」と声が出ました。
さらに、前田太尊人形と、小平次軍団マントがあり、このマントは羽織って写真撮影してもOKです。
今回は誰も羽織りませんでした。
この辺りから「小平次って誰だっけ?」というジャンプになじみのないグループと「小平次軍団だろうが!」ともうばっちり覚えているグループに分かれたりして、会話を生み出すきっかけになっていました。
ぼくは「ろくでなしBLUES」は全部読んだのですが、覚えていないものですね・・・。
店内装飾
予約は18時で少し前に入ったのですが、「お店のシステムを18時予約の人が全員集まってから行います」という告知があったので、それまで店内を見て回ります。
一方の壁にはどーんとでっかい壁紙が貼られています。他のお客さんが当然いるので、完全な形で写真を撮るのは難しいですね…。
壁にフィギュアが飾られていたり、
シーンの立体化したものが飾られていたりします。
このシーンではフキダシと、擬音の文字、薬師寺が切り出されて立体感を付けてあります。
ファンなら部屋に飾っておきたいと思う一品ですね。
こちらは鬼塚。主人公の前田よりいい扱いなのはなぜなんでしょ・・・。
色紙も飾られていました。
あまり時間が取れなかったので駆け足で見てしまって、実はよく見れていません(笑)
じっくり見たい方は、予約時間より早めに行くか、早い時間の予約をするといいですね。きっと混んでないので。
ぼくが店内に入った時は5割くらいの入りで、そこから18時までに徐々に人が集まって満席になりました。
壁にはその当時のジャンプも収納されていて、こちらは手に取って読むことが出来ます。
当時のジャンプを手にしながらお酒を飲むのも楽しそうですが、ちゃんと読むと1冊読むのに時間とられてしまいますからね。
通って全号読破したら楽しそうです。
1年分のジャンプを楽しめるわけですから。
今回は4人で行ったので小テーブルでのご案内でした。
小テーブルの上にはケンシロウの胸像がどーんと置かれていて、圧倒的存在感。
「邪魔でしたら移動させますので」とお店の方は言って下さったので、どかす選択肢もありましたが、あえてそのままでした。
しかし、ケンシロウがいるとテーブルのスペースがなくなるので、邪魔だったらどかしてもらったほうがいいでしょう。
他のテーブルではキン肉マンフィギュアがあったりします。
これらも他のお客さんがいる時に、撮影はしづらいので、撮りたい方は早めにお店に行くのがいいかもしれませんね。
で、この小テーブルがある側の壁には、その当時のジャンプの表紙が貼られています。
表紙なので掲載されているマンガのタイトルが載っているわけですが、まぁわからない作品が多かったです。
当時は楽しんでいたはずですが、人気の出ない作品はそのままうずもれていくので記憶に残らなかったりして。
少し寂しさを感じたりしました。
来場者特典
席に着くと店員さんが渡してくれます。
この中に他の3つも入っています。
なので引き延ばし。
実はお店には予備のはしがなく、このはしを使って食べることになりますので、大事に持って帰りたい方は、マイ割りばしを持参したほうが良いでしょう。
全7種類のオリジナルコースターが入っています。
どれにあたるかはランダムなのでわかりません。
コンプリートを目指すなら大人数で行って譲ってもらうのが一番手っ取り早いかもしれません。
複数回行って重複があれば、その場で他のお客さんとトレードもありですね。
メニュー表
メニュー表が入っています。メニュー表と言っても単にカラーコピーしたものではなく、つやあり加工してありしてますので、耐久性はしっかりとしています。それはなぜかというと、
中にスタンプを押せるスタンプ帳になっているからですね。
このメニュー表に会計時にスタンプを押してもらい、7つたまると、特製ジョッキがもらえる仕組みです。
今回は他の人が会計をしたのでスタンプもらうの忘れました…。
料理について
料理はコースの中に含まれる食べ放題品目と、マンガにちなんだコラボレーションメニューがあります。
コレボレーションメニューは、別途料金がかかりますので、頼みすぎに注意!
でも、やっぱり気になったら注文してしまいますよね。
食べ物でおいしかったのは唐揚げ!7種類のソースがあるのですが、頼めるのは注文時に一つだけ。
2回頼んで「かめはめ油淋波」と「キン肉塩レモンドライバー」のソースを頼みましたがどちらもおいしかったです。
注文した時に店員さんがさらっと「かめはめ油淋波」、「キン肉塩レモンドライバー」を復唱していたのはちょっと笑っちゃいましたね。
頼んだ料理の種類は少なかったのですが、どれも味は良かったと思います。
もう一ページ
•枝豆
•うずらどんぐり
•蒸し鶏ポン酢
•ガツポン酢
•出汁巻き玉子
•きゅうりの1本漬け
•白菜キムチ
•柚子白菜
•冷やしトマト
•たこわさ
•砂ずりニンニク
•サクサクえびせん
•穂先メンマ
•チョレギサラダ
•アボカドクリームわさびソース
•サーモンのカルパッチョ
•まぜまぜポテトサラダ
•フライドポテト
•蟹クリームコロッケ
•オニオンリングフライ
•イカゲソ唐揚げ
•揚げチヂミ
•とんかつ
•ネギ塩豚カルビ炒め
•豚キムチ炒め
•ちび助ウインナー
•熱々水餃子
•お茶漬け
•TKG(たまごかけごはん)
•ミルクレープ
•キャラメルカスタード
飲み物について
コースで頼める飲み物は52種類ですが、その中にビールは入っていません。別途料金になります。
+1000円でビール飲み放題をつけられます。ビールを3杯以上飲む人は飲み放題のほうがお得ですね。
1リットルの「大豪院邪鬼の一口ビール」も別途料金がかかります。
•ジムビームジンジャーハイボール
•ジムビームコーラハイボール
•角ハイボール
•角コーラハイボール
•角ジンジャーハイボール
•メーカーズマークハイボール
•グレープフルーツ酎ハイ
•梅酎ハイ
•ガリ酎ハイ
•トマト酎ハイ
•バイス酎ハイ
•巨峰酎ハイ
•バナナ酎ハイ
•カルピス酎ハイ
•巨峰カルピス酎ハイ
•ほろ酔いサイダーサワー
•ほろ酔い白いサワー
•ほろ酔いアイスティーサワー
•ウーロンハイ
•ジャスミンハイ
•紅茶ハイ
•そば茶ハイ
•カシスソーダ
•カシスウーロン
•カシスジャスミン
•カシスジンジャー
•ピーチオレンジ
•ピーチフィズ
•ピーチジンジャー
•ピーチジャスミン
•レゲエパンチ
•八重丸(麦)
•残波(泡盛)
•花(米)
•神楽の舞(そば)
•梅酒
•ふんわり鏡月クリア(ライム)
•ふんわり鏡月アセロラ
•ふんわり鏡月ゆず
•カルロ・ロッシ(赤/白)
•緑茶
•コーラ
•ジンジャーエール
•オレンジジュース
•飲み放題 1000円
•大豪院邪鬼の一口ビール1000円
料理を頼むときの注意点
上のほうで「18時予約の人が全員集まってからシステムの説明をする」と書きましたが、それはつまり、18時の予約の人(同じ時間帯で予約した人)が同時にスタートして一斉に料理を注文することになる。わけです。
なので、その瞬間厨房はパンクして、スタッフも大忙しになります。
結果、料理や飲み物の提供が遅くなってしまいますので、まずは飲み物をどれにするかというのと、すぐに出る料理を頼んでおくのがいいでしょう。
ぼくたちのグループは最初まごまごしていたのもありますが、料理が出てくるのがちょっと遅かったように感じました。
また、飲み物も提供が遅い時間帯がありましたので、早めに注文しておくのがいいかもしれませんね。
エンターテイメント性
コラボメニューを届けてくれた時は店員さんの掛け声とともに、一緒に叫んだり、または店員さんが呪文を詠唱してくれたりします。
氷河のダイヤモンドダスト冷麺
こちらの冷麺を提供してくれたときは、提供する時に店員さんの掛け声に合わせて
ダイヤモンドダストォォォ!!
と叫んだり、BASTARD!!の地烈爆炎衝(マグナード)ハラミステーキの時は、店員のお姉さんが、火をつけながら呪文を詠唱したりしてくれました。
叫んだりするのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、その場全体がそういう雰囲気になっているのでそんなに恥ずかしくありません。
というかせっかく来たのだから雰囲気を楽しむのが一番じゃないですかね。
売店
入口レジ近くにはキャラクターグッズがあります。他では売られていないようなものもあると思いますのでチェックしてみてください。
ちなみに、一緒に行った1人が聖闘士星矢のクリアファイルを買っていましたが、ひとつ3000円だったそうで。
あまりの高さにぼくはびっくりしてしまいましたが、当人は特に後悔はしてなさそうでしたので、よかったかなと思います。
まとめ
こういう系統のお店に来るのは初めてだったので、正直どう楽しんだらいいのかわからない部分もありました。
でも、昔話に花は咲くもので、目につくマンガを取り上げてはどんどん話が広がっていきました。
リアルタイムで読んでいない方も、80年代のマンガが好きなら行ってみるといいかもしれませんね。
客層はぼくも含めておじさんおばさんがメインでした。
なので、年輩の方向けの飲み屋かもしれません。
気になった方はぜひ足を運んでみてください。