ひとりでごちゃごちゃしていたら何が悪い!
文章を書くときは自分の頭の中で、組み立てていくものですが、それでは、相手に刺さるような文章は書けません。
自分本位で書いたものは相手が欲するものとはずれが生じてしまうからです。
では、そのずれを直すためのマインドリーディングという手法を今回は見ていきましょう。
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せっかく書いても読まれない?
そうですね、このブログのように。
という自虐は置いておいて、ビブリオマニアのような人でなければ、自分に合わないなと思って文章はすぐに読むのを止めてしまいます。
もしくは、「ナナメ読み」という言葉があるように、さっと目を通して終わらせようとしてしまいます。
文章だけでなく、仕事のメールでも同じことが行われている事でしょう。
相手にとって刺さる言葉がない、となるとこの中には有益なことが書かれてないと判断しているからです。
マインドリーディンは相手を知るための第一歩
マインドリーディングは
mind reading
ですが、心を読むことそのものを指しているのではなく、心を読むための下調べの事を指しています。
相手が何を好きか、何に関心を持っているか、休みの日は何をしているのか、などそういったことを調べることで、こころの中に欲しているものを推測しようという試みです。
では、どうやって調べたらいいのでしょうか。
・直接聞く
・メッセージから推測する
・状況から推測する
・SNSから調べる
等の方法があります。
一つずつ見ていきましょう。
直接聞く
本人から興味があることを直接聞くことです。
お休みの日は何をしているんですか?という質問などをぶつけてみると答えてくれることが多いでしょう。
あ、週末?最近は釣りが好きで釣りをやりに海に行ったり渓流に行ったりしてます。
お休みの日はお酒を飲みながら、ゲームしていることが多いですよ。外?行かない行かない。
私は友達と登山に行くことが多いですね。いけない日は体力作りに運動したりジムに行くことが多いです。
などなど。
直接本人から聞いた情報の信ぴょう性は高く、間違ったことを言っている場合は少ないです。
本人が見栄のためにちょっとウソをついている可能性はありますけれど。
好きな事は興味のある事とほぼ同じなので、好きだと言っている事柄は、関心を持っていると考えて間違いありません。
メッセージから推測する
直接、「これに興味がある」という事を聞かなくても、メッセージの端々で好きなのかな?と思わせるような発言というのはあります。
この前オイスターバーに行ってきたんだけど、また行ってもいいかなって思ったよ
オイスター=牡蠣のことですが、「牡蠣が好きなのかな?」という事は想像できますよね。
友達からお土産で日本酒もらっちゃった。何の料理と合せようか考えると今からよだれがとまりませんよ。
日本酒をお土産でもらうほど、日本酒が好き、あるいはお酒が好き、ということが分かります。
また、お酒を飲む人なら、飲むときに一緒に食べるお酒のつまみというのも結構大事にしている人も多いものです。
ならば、お酒に合う食べ物には興味を持ってくれるかな?という想像も成り立ちますね。
状況から推測する
細かい悩みはその人本人にしかわかりませんが、大きな悩みは環境や、状態によってある程度推測できます。
・性別
・年齢
・仕事
・家庭環境
・住居地域
若くて独身なら、恋人づくりや結婚に関して興味があるかもしれません。
30歳という年齢になると仕事のキャリアで悩むこともあるかもしれません。
また、住宅を買うか買わないかというのもこの年代で考え始めることもあるかと思います。
つまり、ある条件にいる人の考えは似てくるという傾向があるので、条件を元に当てはまりそうなことを想像するわけです。
もちろん、当てはまらないこともありますが、何も情報がないところから、「○○について気になりませんか?」というよりは興味にヒットしやすくなります。
SNSなどから調べる
現在ではSNSが発達しているため、様々なSNSに自分の情報をのっけている場合があります。
・facebook
・Twitter
・Tictok
ブログなどをやっている場合もあります。
特にFacebookは本名でやっている場合もありますので、本名で検索してそこから情報を得るという事も可能です。
ただし、探って得た情報だという事がばれてしまうとちょっと気まずいので、情報の出どころはばれないようにするのがいいかもしれませんね。
下調べができたらその情報を元に相手に刺さるキーワードや注目される言葉をメッセージの中に盛り込んでいきますが、それに関してはまた次回以降に書いてみたいと思います。
まとめ
・自分で読ませたいと思っても読んでくれない
・相手が心惹かれるキーワードをメッセージに入れる
・相手の興味がどこにあるかを調べるマインドリーディングが大事
自分が書いてくれたものは読まれるという誤解があるので、上記を意識して、読まれるような文章を作りましょう。