夏真っ盛りで、暑い日が続いています。
夜も寝苦しく、エアコンをつけて、寝る前にタイマーを設定して冷えすぎないようにしている方もいるかと思いますが、エアコンを止めることは実は効率が悪かったりします。
最適なエアコンの設定を解説します。
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夜はつけっぱなしにして28℃設定にする
もし都会に住んでいるようでしたら、実はエアコンはつけっぱなしにしておくのがおススメです。
都会の場合は気温が下がりにくい
というのも、都会は熱がこもっていて、夜になっても気温が下がりにくく、さらに風通しがそこまでよいわけでもないので、室温が高くなってしまうからです。
エアコンをつけずに夜を過ごして、暑い!と感じるようなら、つけっぱなしにしておくと快適に眠ることが出来ます。
反対に、風通しが良く、周囲がコンクリートで覆われていないようなところはエアコンを止めても大丈夫です。
田んぼが周りにたくさんあるとか、草が生い茂っているとかですね。まぁ、ぼくの家の周りの環境なんですけど。
というのも、コンクリートに覆われていないという事は、夜は熱を発散させるからです。
そうすると、気温も下がって寝苦しくない夜を過ごせます。
ただ、窓を閉め切っていると暑いかもしれませんので、問題がなければ、窓を開けて風通しを良くするとよいでしょう。
扇風機を使って涼しくする方法も以前書いてますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
>>>>扇風機でも涼しくなれる!扇風機を使って快適に過ごす方法!
https://around40-dt-tokamachip.info/2019/06/10/post-2776/
28℃にする理由
夜エアコンが効きすぎて、朝になったら寝る前よりも体がだるいなんてことがあるのがエアコンの怖いところ。
そのために、夜はエアコンを必ず切るという方もいるほどです。
でも、それは適切に使えてないからかもしれません。
体に合わないという事もあるかもしれませんが、熱くて眠れなくて体が休まらないのなら、温度を高めにして寝てみてください。
28℃はオフィスで働いている方ならなじみのある、汗だくにはならないけど何となく暑い温度という微妙な温度設定
暑いんじゃねーか!
暑いと言っても暑さが原因で目が覚めてしまうほどではありません。
もし、28℃でも暑いと思ったら、1℃ずつ下げて自分に合った設定を見つけましょう。
エアコンは起動時に電力を大きく消費する
エアコンは起動時に消費電力を大きく消費します。
その後、消費電力が下がり、低電力で状態を維持していきます。
タイマーでエアコンを切った後に、暑くてまたつけたとすると起動をまた行う事になるので電力消費量が多くなってしまいます。
こんなイメージになりますね。
なので、暑いなぁと思ったらタイマーで消さずにつけておいた方が、消費電力が少なくなります。
寝苦しくならずに、エアコンをつけないで済めばもちろんそちらの方が電力消費量は少なくなりますけどね。
タイマーにすると暑くて起きて睡眠を妨害する
タイマーをセットして、夜にエアコンを止めたとすると、そこから室内の気温が上がり、暑くなってきます。
暑さにガマンできなくなった時は目が覚めてしまいますよね。
そのタイミングというのは一定ではなくて、午前2時に起きたり、午前3時に起きてしまう事もあるでしょう。
そうると、体の中のリズムが乱れてしまって、寝ることによる体調回復がうまくいかなくなることもあります。
眠るという事は毎日を健康に過ごすために大事なことです。
そのために快適な環境を作るのはこれまた重要になってきます。
規則正しい睡眠をとるためにも、エアコンはつけっぱなしの方がよいです。
エアコンの1時間あたりの電力料金は最大で約27円
気になるエアコンをつけっぱなしにした場合の料金ですが、1時間あたり最大で約27円ほどという試算が出ています。
27円?高くない?8時間つけたら200円じゃない!
はい。でも、最大でというところに注目してください。
エアコンは、周囲の環境に合わせて、出力を変えています。
40℃の時に28℃にするのと、30℃の時に28℃にするのでは、エアコンのがんばり具合が違うという事がイメージできますよね。
40℃を28℃にするときの方が消費電力が高そうです
で、先ほどの消費電力のイメージですが
こんなイメージでした。
落ち着いてからの電力消費量の部分を低電力域とすると、低電力域の料金は約4円ほど。
長く使うほど低電力域での使用が長くなるので、相対的な料金が安くなりますね。
じゃあ、結局つけっぱなしにしておいた方がお得なんだな・・・
なので、電気代の節約のためにタイマーでエアコンを消しているという人は、むしろつけっぱなしの方がお得になりますので、気にせずにつけたままにしておきましょう。
エアコンがあまり好きじゃないという場合
エアコンを使うのがあまり好きではないという方も一定数いるかと思います。
その場合は、空気の入れ替えを心がけると快適に過ごせますよ。
扇風機を使う
エアコンに換わる涼器具といったら、扇風機ですね。
扇風機は室内での風の流れを作ることが出来るので、こもった熱気を払うことが出来ます。
この時に、この追い出した熱気を外逃がせるように、空気の通り道があるといいですね。
防犯上、窓を開けるのが不安という方は、台所に向かって風が流れるようにします。
台所には、換気扇がありますから、熱い空気をそこから逃がすことが出来ます。
換気扇を回しているといないのとでは室内の熱のこもり具合が違いますので、料理する時以外に換気扇を回していないという人は、いつもつけておくといいですよ。
まとめ
・エアコンは夜は28℃に設定してつけっぱなしの方がよい
・タイマーで止めるとそこから室温が高くなって寝苦しくなる
・暑くて夜中に起きてしまうと、よい睡眠がとれなくなる
・エアコンはつけっぱなしの方が電気代がお得
・エアコンがあんまり好きではない方は扇風機や換気扇を活用する
夏は暑いのが相場で、夏らしくていいのですが、寝る時はできるだけ涼しく快適に過ごしたいですね。
今回は以上です。
お疲れ様でした。