十日町PのDTだったら何が悪い!

明日から本気を出す明日っていつ?~本気も訓練が必要~

明日から本気だすって言ったらなにが悪い!

いや、好きな時に本気を出してくれたらいいんですよ。本気を出せるならね…。

という話ですが、みなさんは日々本気を出していますでしょうか?

僕も本気を出す事があまりない(悪い意味です)ので、いつ出したか最近では覚えがないですね…。

三年前くらいに、頼まれた仕事の締め切りが迫ったときは、本気を出してまじめに作業したように覚えています。

それ以外は本当にぬるま湯のような生活を送っていましたので、だらだらだらだらと過ごしています。

こんなに本気を出さないでいると本気の出し方を忘れてしまいます

本気を出さないのは、現実感が乏しい、何とかなると思っているからです。

その思想の原因としては、今までが何とかなってきたからに他なりません。
努力しなくてもそこそこのポジションにいられたし、やりたいことがあっても、諦めることで仕方ないと言い訳をしてきたからです。

全部自分に当てはまることなんですけどね。

人生はすべて本物である

今や有名になった賭博黙示録カイジでありますが、鉄骨渡りの回で利根川さんがこう言っています。

「病気だな…。どんな事態に至ろうととことん真剣になれないという病だ」
「命がけの勝負。敗北は死と伝えているのにギブアップできると考える」
「つまり真剣ではないのだ」
「この絶体絶命の橋ですら真剣になれぬ戯言。架空の勝負。本当ではない」
「通常、生涯奴らはその空想から目覚めない」
「つまらない毎日を送り、日々を無駄に塗りつぶし、いくつになろうと言い続けるのだ」
「『自分の人生の本番はまだ先なんだ』と」
「『本当の俺を使っていないから、今はこの程度なのだ』と」
「そう言い続け…、言い続け…、老いて…、死ぬっ。」
「その間際、ようやく気付く」
今まで生きてきたすべてが丸ごと本物だったことを!
「人は仮になど生きていないし、仮に死ぬこともできぬ。当然だっ
「問題は…。その当然に気が付いているかどうか。真に覚醒しているかどうかだっ」

本当にそうです。自分もあっという間にアラフォーです。気持ちは何も成熟していないのに年だけ重ねました。

でも、今からでも遅くないから日々を一生懸命生きて本気を出すことを覚えたいと思っています。

明日は近いようで居て遠い。

明日というのは日付の上では今日の次の日です。至極当然の当たり前のことを言っていてなんだか笑っちゃいます。

じゃ、明日っていつ来るの?0時を回ったら?それとも寝て起きたら?でも、時間が経って僕たちの前に現れるのは、日にち上での明日。ですよね。
明日って言葉が身近で使っている本人も自覚してませんが、明日ってのは今より未来を全て指します。

明日やればいいっていうのは、今ではない、先の未来でやるからいい。っていう意識になります。

小学校から高校くらいまでは、なんだか一日が長くて、その感覚でいますから、未来のことも物凄く時間があって、何でも出来るって気持ちになります。

大学の3年くらいになったときに、ぼくは「あれっ、大したことしてないのに大学生活が半分終わっちゃった…」という気持ちになりました。

その後、年を重ねる度にあれっもう30…。えっ、もう40…?という気持ちになります。

そして、なんだかおぼろげながら人生のゴールってやつが、もやの向こうに見えてきたような気がしています。

もやの向こうかと思っていたら、さっと晴れて、すぐ目の前に見えてしまっている!という事態もないとは言えません。

仕事などの日々の生活スタイルが固定されていると、そこに気を取られてしまうので本当に月日の経つのが早いです。未来をあてにして「明日から本気だす」なんてのんびりしたことは言ってられなくなりますよ。

本気を出すには具体性を出す

だから、「明日から本気だす!」と思っている人は具体性を持たせましょう。

明日の15時から本気だして勉強する、とか。明日の仕事が終わった20時くらいからダイエットを始める、とか。具体性をもたせると意識を変えられますよ。

加えて、時間を細かくするとより意識を縛れます。

これって、待ち合わせ時間の設定のテクニックの応用なのですが、19時集合のところを、18時55分にすると遅刻が少なくなるというものがあります。

これは19時集合にすると、時間を1時間単位でとらえてしまうので、無意識に時間の許容範囲を多めにとってしまうからです。19時15分くらいまでは遅れてもオッケーという感じですね。

18時55分にすると、時間を5分か10分位の単位でとらえます。5分を基準とすると、5分遅れはかなりの遅刻だと思います。

そうすると5分遅れはまずい、と思うので遅刻しにくくなるんですね。

試したことはないんですが(笑)

本気を出さないでいると、本気を出せなくなる

本気を出す、というのは気持ちの問題のような気がしますが、実は訓練をしないと出せなくなってきます。

気持ちは形のないものなので持続させることが本当に難しい。

何かに発奮してやる気がでたとしも、それは一時的なものです。

では、そのやる気を持続させるこつは、本気で取り組むという事ですね。
なんだろう、缶詰の中の缶切りのような、卵が先か鶏が先かみたいな話になってきましたが。
本気を出せば、成果が出てくるし、そうなってくるとおもしろくなって、より真剣に取り組めるようになります。

部活などでスポーツをしたことがある人なら一度は聞いたことがあると思いますが、「1日休むと元の体調に戻すのに3日かかる」と言われています。

それくらい維持するのに労力がかかるということなのです。

継続してやっていかなければ力が付いていきません。

本気を出すことだけでなく、感情を露わにする事も出来なくなっていきます。

怒る事を我慢したりしていると、肝心なときに怒ることが出来なくなります。

悲しいときに泣くことをしないでいると、いつしか泣けなくなります。

刺激に対して鈍化していってしまうのです。

そのうち、感じることもなくなり考えることもなくなり、ただ日々を過ごすのみの人生になってしまいます。

本気を出すということは勉強や鍛錬だけでなく楽しいと思うことに対しても思いっきり楽しめばいいのです。

ご飯を食べたら美味しい!
好きな子といられて楽しい!
話題の映画を見て楽しかった!

何でも思いのままやったらよいのです。
(ただし、犯罪行為を除く)

書いていて思いました。はっぱ隊まんまだなあって。
YATTA!は落ち込んだ時、元気が欲しいとき、見て欲しいですね。


風邪の流行の兆候がありますので、元気出して楽しんでいきましょう!


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