今時ギャンブルをやったら何が悪い!
ギャンブルといっても、今回はパチンコやスロットについてのお話です。
ぼく自身は30代半ばまではやったことがなく、年を食っている割にはパチンコやスロットの事がわかりません。
やり始めるまでは周りにやっている人がいなかったのでさわる機会があまりなかったのです。
きっかけは、まあとりあえずやってみるかという好奇心と、「なんだか勝てるらしい」というネットの情報でやり始めたのでした。
そんなに甘くない。
ところが、やり始めて4ヶ月で40万、次の年は90万とトータルで130万も負けてしまいました。
そうなるとネットの情報なんて信じられなくなってきます。どこの誰が書いているのかわからないんですからね。
稼いでいる人からしたら大したことないかもしれませんが年収が300万程しかない人にとってはまさに死活問題です。
それに負け続けるとメンタルがやられてきます。1日働いてアフター5から戦いに出かけると1日で稼いだ額の倍以上負けることがざらにありましたから。
自分はダメなんだという気持ちに支配されてしまいました。
ギャンブルは怖いという気持ちが出来ました。
立ち回りを見直す
そこまで負けたときに、「でもネットではこんなに勝っている人がいるのだから、勝ち方はある」と思って、取り組み方を変えました。
「ギャンブルでとり返してやる!」という負けたときに陥る一番危険な思考をしていたのですが、そこは若干冷静で、オススメの方法をきちんとやるようにしたんですね。
そうすると、勝つ日がポツポツと出始め、三年目は何とか70万ほど勝てました。
翌年は沖ドキが好きすぎてハマってしまったため何と年間マイナス36万…。
この時はまた、生きる意味を考えるくらいへこんでいました。
そして、その次の年は沖ドキは自重すると140万ほど浮いて、生涯収支がプラスになりました。今年も調子よいです。(プロの方からしたら微々たる額ですが)
メリットとデメリット
ぼくの体験談は置いておいて、パチンコとパチスロをやるメリット・デメリットを考えてみました。
メリット
お金が増える(かもしれない)
遊技結果としてお金が増える可能性があります。パチンコパチスロのプロが一時期に比べ減ったとは言え、まだまだいることでしょう。初心者でも仕組みを知れば勝率を高めることが出来ますので、恩恵に与れる機会はまだまだあります。
楽しい(かもしれない)
勝っている時は楽しいですし、好きな台を見つけることが出来たらそれを打っているだけで楽しいという人もいます(勝ち負け度外視)。
ペカリ中毒
「GOGO!」のランプが光るところだけをとにかく見たい中毒。光るとたちどころに癒される。
光るように優しくなでたり、おしぼりで拭いたり、視線を合わせないようにモノで光を遮るなど様々な方法でぺからせる達人がホールの中にたくさんいます。
甲賀忍法帖中毒
とにかくバジリスクタイムに入って甲賀忍法帖が聴きたい!中毒。
予告からの甲賀忍法帖に入るタイミングは最高の演出の一つでしょう。
個人的にはもっと弦之介に頑張ってもらいたいところです…。
まこまこ中毒
競馬の台なのに、馬なんて関係ない!まこが踊るところが見られればそれでいい!中毒。
まこまこタイムを経験したことがないのでいつ体験できるのかしら。
色んな種類がありますが、お財布が破綻しない程度に楽しんでもらえれば。低貸しもありますので楽しみたいだけの方は低貸しかゲームセンターで遊ぶという方法もあります。
時間がつぶせる(確実)
これはもう確実。待ち合わせまでにちょっと打つ、疲れているからぼーっとしたくて打つなど様々。でも、時間をつぶす方法にパチンコやパチスロを選択する時点でどっぷり浸かっているかもしれません…。
1人でも遊技できる(確実)
相手を必要としないので、自分のタイミングで打ちに行けます。友達も理解がある人なら一緒にいったら楽しそうです。
新しいコンテンツを知ることが出来る(かもしれない)
パチンコやスロットがヒットしたから有名になったコンテンツもあります。牙狼なんかはその最たるものですね。
もしくは、原作を知らなくて、パチンコやスロットを打ってから知って好きになるパターンもあるかもしれません。
デメリット
お金を失う可能性がある(高確率)
これはもう何度も言ってますが、かなり高い確率でお金を失う可能性があります。楽しむためと割り切ったり、これは交遊費として許容できる範囲で遊ぶのがよいでしょう。
騒音がうるさい(高確率)
初めてホールに入った人のほとんどが口をそろえて言いますが、「うるさい!」です。
難聴になる人もいるそうなので、気にする人は止めた方がよいでしょう。
機種によっては音量調節機能が付いています。
まぶしい(高確率)
機種によっては演出によって放たれる光が耐えられないくらいまぶしいことがあります。また、激しく点滅する発光もあるので、目を背けたくなることもあります。機種によっては光量設定がついています。
くさい(店によってまちまち)
主に煙草のにおいで、店内のにおいが煙草一色の場合があります。現在(2018年10月)、屋内でたばこを吸える施設でもありますので、煙草を吸う人が集まります。
受動喫煙防止法が施行されれば施設内での喫煙は、喫煙ルームを除いて不可になりますので、施行されてから行くのもありかもしれませんね。
人生の貴重な時間を削られている(確実)
これは確実です。ギャンブル以外に、大切な時間を割いた方がよいかもしれません。
対人関係において信頼を失う(かもしれない)
これは、地域や周りの環境によりますが、周りにパチンコやスロットを、している人がいない場合、かなり白眼視されてしまうかもしれません。
田舎の場合は娯楽のひとつと認知されていると思いますので、受け入れられやすいかもしれません。
デメリットの方が大きいかもしれませんね…。
でも、余暇に楽しむというならば世間でいわれているほど批判される事もないと思いますし、低貸しで遊んで見るのもよい経験ではないでしょうか。
オススメ理由三点
ここまでデメリットを並べて、かつ地獄を見たぼくがギャンブルをお勧めする理由は、三点あります。
長い目で見れば勝てる
必勝法は知る限りでは一つで、リーチ目を見つけることですが、そんなのは日常的には落ちてないのでイレギュラーと考えて除外します。
あればラッキーくらいの気持ちですね。
パチンコやスロットの勝率は1台あたり、30%くらいです。普通に打つと10回に7回は負けてしまうわけですから、やってらんねえやといってパチンコやスロットをやる人が年々減っているのもうなずけます。
今はおよそ900万人が遊技人口らしいですが、将来的にはさらに減ると予測されています。
それほど勝ちづらくなっています。
じゃあ勝てないじゃないかと思われるかもしれませんが、負けが小さく、勝ちが大きければトータルでは勝ちになります。
簡単に言いますと2000負けが7回、5000勝ちが2回、10000勝ちが1回あればトータルで6000浮いてます。こんなイメージです。
でも、毎回こんなことはなく、負け続ける事もあれば、勝ち続けることもあります。
正しい方法で打てば、再現性のある勝ちを得られます。
論理思考を形成する
パチンコやパチスロはギャンブルな訳ですが、勝てるような台を打ち続ければ、トータルでは勝てるようになります。
そのためには、台の仕組みを理解して打つという論理的思考が必要となります。
といっても、そんなに難しいことはなく、スロットなら天井狙い、パチンコならボーダー越えの台を打ち続けるだけです。
そうすると、いずれは勝ちが蓄積されていきます。
勝ちの経験を積んでいくとなんだか、投資をしているような気になります。
今打てばお金が増えて戻ってくる。だから打とう。そんな体験をさせてくれます。
日常生活でお金を増やすために使うことってぼくは今までありませんでした。
労働の対価としてもらったお金は、消費するのみでしたから、自分で意志を持って使うことを覚えれば他の分野でも役に立つと思います。
なんでしょうか、お金を使うことが自分を成長させるような気になります。
自己啓発本のように、自分のためにお金を使って、それによってまた視野が開けていきます。
ただ、真剣にやらないと、冒頭のぼくのように相当負けてしまいますので、もしやるならばきちんと取り組んだ方がよいでしょう。
挫折を知りたいという人は何も考えずに試してみたらいいと思います。思うようにならない現実がたくさんありますよ。
今は低レートのホール(パチンコ屋のこと)もありますので、まずはそこからやってみるのもいいかもしれません。
ぼくはパチンコやスロットに触れた当初、余りのお金の減るスピードの速さに、驚いて、次に怖くなって、そして負けたときに相当落ち込みました。
慣れてないとお金が減ることに耐えられないです。
自分の3日間の労働賃金が一時間でなくなったら流石に普通ではいられません。
今、ホールに居る人たちは、お金を使った分、何かしらのリターンがあることを知っているのでジャブジャブ使えますが、何も知らない初心者からしたら異様な光景に映るかもしれませんね。
勝てれば楽しい
ギャンブルといえども、何となく自力感を演出しているのでやってやった感はありますし、楽しいです。
お金を貰いに行くだけのプロは感情を、オフに出来るそうです。
もちろん真剣勝負なので演出に一喜一憂していたら疲れてしまいます。長く打つことが前提なのであまり疲れないようにしています。
ぼくは比較的まだ経験が少ない方なので演出も楽しめます。
好きな台で勝てれば楽しいです。
とは言え、ギャンブルは自己責任ですので、メリットとデメリットを理解した上で、人生を豊かにするための一助として利用していただければと思います。