十日町PのDTだったら何が悪い!

【Illustratorこれどうやるの?013】ブレンドツールを使った作例【AI】

前回のあらすじ

ブレンドツールを紹介してみたが使い道が分からず途方に暮れるのであった。
前回はこちら
【Illustratorこれどうやるの?012】ブレンドオプションについて【AI】

ブレンドで立体感を出す


疑似的な立体感ですが、覚えたらどこかで使えるかもしれないですね。

ハート


形状がオフセットされていくようなパスを複数作り、それをブレンドするだけです。


単純な形状のほうがブレンドをコントロールしやすいので、立体感が出しやすいかもしれません。

ドーナツ状(中は透明)


こんな感じで中は透明です。明るい部分のパスを移動すると


立体の方向を変えることができます。
(よく見ないと違いが分からないかも)


レイヤーの重なりは上図。

だんだんと円が小さくなりながら上に重なっていきます。

上から2番目の円と、一番上の円(水色ラインの円)はほとんど大きさに差がない状態です。

そして、一番上の円は透明度を0%にしています。そうすることで、中央の透けを表現しています。

箱状(中は透明)


箱型のグラデーションです。
これはちょっと使い道があるか謎です。


まずこの2枚で外側を表現します。


3枚目は同色で開口部のきわにあたる部分を作成します。開口部のふちの部分を表現します。
説明のために黒ラインで表現していますが、塗りと線の色はともに2枚目の色と同じにしておきます。


4枚目はコンマ何ミリの幅で小さくした色を乗せます 。

開口部グラデーションの起点になるわけですね。


5枚目は高さを表現するグラデーションです。


最後に透明をブレンドして透けを表現しています。

全部で6枚をブレンドしています。
使用している枚数が多いので、調整に時間がかかるのが難点ですね。

次回

次回はブレンドツールを使って、回転しながらグラデーションしていく方法を見ていきたいと思います。
お楽しみに!
次回はこちら
【Illustratorこれどうやるの?014】ブレンドツールを使った放射状グラデーション【AI】

Illustrator解説まとめ

解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ
http://around40-dt-tokamachip.info/2018/08/15/post-7313/