前回のあらすじ
ずんどうでぺったんこは正義なのかもしれない。
Contents
レイヤーパレット
レイヤーパレットを見ていきましょう。
新規レイヤー作成
なにも選択されていない状態では、下のアイコンでアクティブになっているのは、右から2番目の「新規レイヤー作成」アイコンだけですね。
「新規レイヤーを作成」アイコンをクリックすると、中身が空のレイヤーが作成されます。
ここでは「レイヤー_17」という名前のレイヤーが作成されました。
ついでに新規レイヤーが作成されたときに、「選択状態(アクティブな状態)」になるので、下にある「新規レイヤーを作成」の両隣にある「新規サブレイヤーを作成」のアイコンと「ゴミ箱(選択項目を削除)」のアイコンがアクティブになりました。
中の要素を選択しなくても、レイヤーを選択するだけで、使用できるコマンドのようです。
新規サブレイヤーを作成
「新規サブレイヤーを作成」のアイコンを連打すると上図のようになりました。
押すたびに選択レイヤーの中に新しいレイヤーを作成しています。
そして、新しく作成されたレイヤーが選択状態で作成されるので、次に「新規サブレイヤーを作成」アイコンをクリックすると、またそのレイヤーの中に新しいレイヤーが…というようにどんどん入れ子になっていきます。
ゴミ箱アイコン
ゴミ箱アイコンは、レイヤー(または中に入っているパスなども)を削除します。
上図では「レイヤー_19」が選択されている状態ですが、ここでごみ箱アイコンをクリックすると
「レイヤー_19」とそこに含まれているサブレイヤーがすべて消去されました
レイヤーの中に、パスや画像が入っていたりすると、上のアラートが出て、ほんとに削除していいか尋ねてきます。
うっかり消すことが防げるので便利です。
が、
ドラッグしてゴミ箱に捨てる操作をした場合は、アラートが出ないので注意が必要です。
クリッピングマスク
レイヤーを選択すると、「クリッピングマスクを作成/解除」アイコンがアクティブになりま
す
クリックすると選択したレイヤーの最上段にあるパスがマスク範囲として使用され、サブレイヤーのアイテムを対象にしてマスクします。
マスク用のパスとマスク対象を全て選択してクリッピングマスクをすると、一つのレイヤーにマスク対象が集合してしまい、せっかくのレイヤー分けが台無しになってしまいますが、この方法ならば、レイヤー構成を崩すことなくマスクをかけることができます。
し、知りませんでした…。
解除方法は、マスクのあるレイヤーを選択した状態でもう一度「クリッピングマスクを作成/解除」をクリックするか、
レイヤーパレットの右上の三本線をクリックして表示される「クリッピングマスクを解除」をクリックします。
では、パスより上に画像があるとどうなるのかというと、「クリッピングマスク」のアイコンが非アクティブになってしまい、クリックできなくなってしまいました。
パスが一番上に来るように移動させましょう。
その場合は上位のパスが、マスクに変化しました。これは非表示状態でも、一番上がクリッピングパスに適用されてしまいますので、一番上のパスが非表示状態かどうかということを確認する必要があるかもしれませんね。
選択したオブジェクトを探す
パーツが少ない場合は良いですが、100以上もパーツがあり、しかもそれが一つのレイヤー内にあると探すのが面倒ですよね
そこでパーツを選択したまま、「選択したオブジェクトを探す」アイコンをクリックすると
レイヤーが展開表示され、選択しているパーツが表示されます。
込み入ったレイヤー構成の時には重宝するかもしれません。
それにしても、コマンド名が動詞なのは、違和感ありますね…。
複雑な作業をするときのコマンドを動詞で表現すると長くなりそうなので、ものすごく長いコマンド名をAdobeには期待したいものです。
次回
次回は書き出し用に追加について書いてみたいと思います。
お楽しみに。
Illustrator解説まとめ
解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ
http://around40-dt-tokamachip.info/2018/08/15/post-7313/