前回のあらすじ
前回の機能は便利そうだけど、意外と使っていなかったりします…。
レイヤーオプションについて
レイヤー名をダブルクリックすると、レイヤー名変更になってしまうからです。
レイヤー名が長すぎて、どこをクリックしてもレイヤー名をクリックしてしまう!という場合は、レイヤーパレットの右上の三本線をクリックして「(レイヤー名)のオプション」をクリックすると、レイヤーオプションウィンドウが開きますよ。
カラーは、レイヤー内のパーツを選択時にレイヤーパレット上に表示される点の色と、画像のサイズを示すバウンディングボックス、パスのラインの色になります。
色を変えたら各々のカラーが変わったことがわかるかと思います。
白地にパスを作成する場合は気にする必要はありませんが、下絵からトレーズするときに、色がかぶってパスが見えづらい!なんてときは色を変えて作業するとよいでしょう。
カラー名をクリックするとテンプレートカラーが表示されますので、変更したいカラーをクリックします。
気に入ったものがなければ、「カスタム」をクリックして色の編集を行うこともできます。
「テンプレート」にチェックを入れると「画像の表示濃度」のみがアクティブになります。
「OK」を押してテンプレート機能を確定すると、目のアイコンが四角のアイコンに切り替わります。また、ロックがかかり編集できないようになります。レイヤー名の先端に「*」が付きました。「*」は不印刷のマークで、レイヤー内の要素は印刷の対象から外れます。
つまり、この「*」に気が付かなかったりすると、画面で見ているものと出来上がりのものに差ができてしまいます。
キャラクターは左右とも画像です。
濃度が薄くなっているのがわかります。薄くなっていますが、透けてはいません。
透けさせる場合は透明パレットから透明度を変更する必要があります。
この理由から、ぼくはテンプレート機能より、透明度を使用することが多いですね。
パスで作成されたパーツに関しては何も影響を受けていません。
画像とパーツが混在していると、影響を受けているものとそうでないものが混ざってしまって混乱してしまう可能性がありますので、画像だけのレイヤーを作って活用すると使いやすいかもしれません。
ロック
ロックは(Rock)ではなく(Lock)ですね。岩だったら意味が分からなくておもしろいのですが。
ロックにチェックを入れると、レイヤー内の要素が反応しなくなります。間違って動かしたり編集したくないときに使用します。
表示
表示は、レイヤーの中身を表示するかどうかです。
プリント
プリントはプリント対象になっているかどうかです。
チェックを外してプリント対象から外れている場合は、レイヤー名の前に「*」がつきます。
プレビュー
プレビューは色付き、線付き、効果付きで表示されています。
パスに対する線の太さなども、表示されています。
プレビューをなしにするとアウトラインで表示されます。パスのみ、画像はバウンディングボックスのみの簡素な表示です
画像の表示濃度はレイヤーに含まれている画像の表示濃度を変える機能です。
そのままです。はい。
いろいろ紹介してきましたが、レイヤーパレットから「ロック」「表示」「プレビュー」の操作を行えますので、レイヤーオプションウィンドウを開いて操作することはないかもしれませんね…。
次回
次回はメニューに関して書いていきたいと思います。
Illustrator解説まとめ
解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ
http://around40-dt-tokamachip.info/2018/08/15/post-7313/