ザマーみやがれブタのケツ!スカッとしたぜ!ぎゃはははは。
冗談のような、事件解決後の決めゼリフ。
今回は週刊少年マガジンで、連載していた探偵もの、宇野比呂士先生の【名探偵 Mr.カタギリ
こんな人にお勧め
名探偵ミスター片桐はこんな人にオススメ。
- 謎解きモノが好きな人
- アクションも好きな人
- なんなら美人も好きな人
一話完結型のお話で、探偵の片桐のもとに依頼人が訪れ、以来を解決していくスタイル。
謎解きものと言っても、殺人事件を推理するようなミステリーではなく、障害があって、それをどうやって解決するか?
のようなノリです。
何かを取り返す、証拠をつかむという行動をよくとるので、探偵というよりはスパイといったほうがしっくりくる場合もあります。
イメージとしては30分のドラマをみているような感覚。
一話の中に起承転結があって読みやすいです。
というのも、最初は隔週連載で月に2回しかマガジンに掲載されませんでした。
そのため、締め切りが長いので、作画に描ける時間があり、週刊誌なのに一話が40ページ以上もあるなどボリューム感があったのです。
連載後期は週刊連載に切り替わり、一つの話が前後編に分かれるようになりました。
原作者がかけもちしていたから隔週連載?
原案の鐘田頌太朗さんはMr.カタギリ連載時に別名義で活動されていました。
宮崎まさるさんという名前で、同じ週刊少年マガジンの100万$キッドも手がけていました。
↓100万$キッドの紹介記事もありますのでこちらもぜひ。
一週間に二本もアイデアをだすのは大変、かどうかはわかりませんが、連載ペースに影響を与えていたかもしれませんね。
週刊連載に切り替わっても、話としては2週間で1つの話を消化をしているので、アイデアだしのペースは変わっていません。
ボリューム的には隔週連載の時と変わらないはずなのに、前後編になってしまったら中間でいったん区切りをつけないといけないため、なんとなく店舗が悪くなってしまったような気がします。
デフォルメとマジ顔のギャップが楽しい
依頼が来るまでの間は、マスターやなみこちゃんとの掛け合いがあるのですが、この時はちょっとくだけた感じの雰囲気を出しています。
カタギリも仲間といる時は、素が出せるといったところでしょうか。
でも、一旦仕事に入ると、顔はキリッとして、真剣そのものです。ヒヤッとする場面も多々あり、その度に出てくるマジ顔は緊迫感が出ています。
こんなギャップが物語の中に静と動を作り出していて、メリハリがある物語になっていると思います。
無料で読める
現在はマンガ図書館zで、名探偵Mr.カタギリの1~5巻まですべて読めますので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。
↓マンガ図書館Zの紹介はこちらから
マンガ図書館Zの中の
名探偵Mr.カタギリのリンクを貼っておきますので、よろしければ読んでみてくださいね。
第01巻
第02巻
第03巻
第04巻
第05巻
おわりに
宇野先生は2018年に脳溢血でお亡くなりになられたことがわかっています。
宇野先生の作品の中には【キャプテンキッド】や【天空の覇者Z】など、素晴らしい作品があります。
折を見て紹介したいと思います。
宇野先生ありがとうございました。