【軽量版】【4月4日更新】【完結】アニメ【歌舞伎町シャーロック】の元ネタ・パロディを解説!(24話分まで)

2020年4月17日

 

 

 





10月から歌舞伎町シャーロックのアニメがスタートしました。
シャーロックというだけあって、かの有名な探偵のオマージュということが分かります。

登場人物もミステリーでは名の知れた人達。
そんな人たちの元ネタは何なのか解説していきます。

根拠は薄めですので間違いがあることもご承知ください。

Contents

登場人物の元ネタ

1人ずつ見ていきましょう。
新キャラが現れたら追加していきます。
引用文は公式サイトの説明文です。

シャーロック・ホームズ


探偵長屋で探偵業を営んでいるメンバーの一人。頭の出来はとびきりだが生粋の変人で、五感をフルに使って情報を収集する。
常人とはかけ離れた味覚の持ち主でもある。落語をこよなく愛し、謎解きの際には自作の『推理落語』を披露する。

出典: pipecat-kabukicho.jp


落語を愛する変人探偵
主人公のシャーロック・ホームズですが、これはアーサー・コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズです。

推理小説を読まない人でも、シャーロック・ホームズの名前は知っている。という事があります。それほどまでに有名な探偵と言えます。

シャーロック・ホームズはしっかりとした探偵というイメージを持っているかもしれませんが、原作でも変人と言われたり、コカインをキメていたりするので、その事実を知ったら驚く人がいるかもしれませんね。

原作で「日本式のバリツ」という武術をたしなんでいた、というのも面白いです。

ジョン・H・ワトソン


ウエストにある大学病院の法医解剖医にして、とりたてて特徴のない常識人。
ある日を境に周囲で不穏な出来事が起きるようになり、壁を越えてイーストに逃げてきた。
平穏な日々を取り戻すために探偵長屋を訪れシャーロックに依頼をしようとするが・・・。

出典: pipecat-kabukicho.jp


平凡な依頼人
ワトソンも有名な人物で小説シャーロック・ホームズの中に出てくるホームズの相棒、ジョン・H・ワトソンです。

英語表記ではWatsonとなっていて、「ワトスン」と発音するのが正しいようですが、日本ではワトソンと呼ばれることが多いですね。

ちなみにミドルネームのHは小説の中でも略字以外で表現されたことがなく、何の略かは謎となっています。

ジェームズ・モリアーティ


探偵長屋によく遊びに来る高校生。
一見、今どきの生意気な少年だが、実はシャーロックに迫る推理能力を持ち、彼とウマが合う唯一の人物。
妹のために四つ葉のクローバーを見つけては積んでいるかわいい一面も。
歌舞伎町の子供立ちによって結成された遊撃隊の隊長。

出典: pipecat-kabukicho.jp


生意気で頭脳明晰な高校生
ジェームズ・モリアーティもシャーロックホームズの作品の中の登場人物です。

ホームズのライバルともいえる存在で、ホームズと同等の知能を持つと言われています。
最終的には、ホームズに負けてしまいますが、それまではロンドンで暗躍する犯罪一味のボスとして犯罪を行っていました。

行っていたと言っても犯罪を計画し部下に授けて犯行を行わせるというスタイル。

地獄の傀儡師の高遠遙一かな?


シャーロック・ホームズ最後の事件で対決しています。

京極冬人


探偵長屋の一員。探偵家業を足掛かりにイーストを抜け出し、ウエストで成り上がろうとしている。
目下の狙いは、連続殺人犯の通称『切り裂きジャック』。潔癖症で常に手袋を着用。パイプキャットの常連客マキにベタ惚れだが、奥手のためなかなか仲が進展しない。

出典: pipecat-kabukicho.jp


成り上がりを夢見る童貞探偵

京極冬人は何かの作人のキャラではなく、作家の京極夏彦がモチーフと言われています。

冬人 ←→ 夏彦

で対をなしているから。

京極夏彦さんと言えば、分厚い文庫本で知られています。
本屋で見かけた時のインパクトはかなりあり、他の文庫本の3~4倍の厚みはあるんじゃないでしょうか。

読み切るまで長くかかりそうだなぁと思っていても、いざ読み始めるとするすると読み進められます。

かばんの中に入れて持ち歩くと、厚くて場所をとるのが難点。

メアリ・モーンスタン


ルーシーの妹。男の気持ちを読むことに長けており、周囲の人々を振り回す小悪魔。ルーシーのことも手のひらの上で転がしている。
ノリの軽いギャルだが、意外と冷静に物事を見極めている。
ルーシーとは真逆の策士タイプで、二人のチームワークを活かして探偵業を営んでいる。

出典: pipecat-kabukicho.jp


策略家の小悪魔系ギャル探偵
こちらもシャーロック・ホームズの登場人物。

四つの署名の依頼人で、のちのワトソン夫人です。
小説の作中では、メアリー・モースタンで、歌舞伎町シャーロックの名前はメアリー・モースタン。

ちょっと違いますね。
何かしら意味があるのでしょうか。

ルーシー・モーンスタン


探偵長屋の一員で、妹のメアリとチームを組んでいる。
一見クールだが、まっすぐな性格の人情家。
趣味は相撲観戦。メアリを溺愛しており、メアリのためなら自身の危険も顧みない。
青森の漁師町出身で、数年前、探偵長屋に流れ着いた。考えるより先に体が動く行動派。

出典: pipecat-kabukicho.jp


男前なシスコン探偵

男前ですが女性です。

ルーシーの元ネタはわかりませんでした。

原作ではメアリーの父親がアーサー・モースタンという名前で男前という事になりますが、ルーシーとアーサーでは名前が違いますしね。
ルーシーとメアリーが男女の組み合わせになった場合、モリアーティとアレクサンドラと同じ男女の組み合わせになってしまうので、女×女の組み合わせとしてボーイッシュなルーシーが出てきたのかもしれません。

緋色の研究ではルーシー・フィリアという女性が出てきますが、作中では故人。なので共通点が見当たりません。

勝手なこじつけを展開すると、「ボヘミアン・ラプソディ」でメアリー役の役者の名前がルーシー・ボイントンという名前で、そこからつながり。

ボヘミアン・ラプソディ流行ってますからね。

もうひとつはメアリルーシーという競走馬がいたので、そこから摂ったとも考えられますね。
強引すぎですね。

さらにさらに、京極冬人のように元ネタが有名な作家という観点から考えてみると、ルーシー・モード・モンゴメリ、赤毛のアンの作者からとってきたとも考えられます。

決定打はないのですが。

ミッシェル・ベルモント


探偵長屋の一員で、イースト署の元刑事。当時はレストレイド警部の上司だったが、不祥事を起こして懲戒免職になり、妻子にも捨てられた。
狡猾な性格で、警察関係者やヤクザとの人脈を駆使して事件解決にあたる。
競艇やパチンコ、カジノなどに通い詰めているギャンブル狂

出典: pipecat-kabukicho.jp


元刑事のギャンブル探偵

こちらも元ネタがはっきりしませんが、有名な作家、という観点からみると、ミシェル・ルブランという推理作家がいますので、彼が元ネタかもしれません。

アニメでミッシェルが大きく取り上げられている話がまだないので、今後詳しくわかってくるかもしれません。

小林寅太郎


探偵長屋の一員。
生まれも育ちも歌舞伎町のジモティーで、元ヤクザ。顔はいかつく強面だが、素直で愛嬌満点のあんちゃん。
推理力はイマイチだが、地の利と行動力を活かして探偵業を営む。
大小問わず依頼を引き受け、時にはパイプキャットでバイトをして食いつないでいる。

出典: pipecat-kabukicho.jp


こちらも元ネタはわかりませんでしたが、推理ものと言えば、江戸川乱歩の明智小五郎シリーズに出てくる、助手の小林少年が思い浮かびますね。

小林少年は小林芳雄という名前なので、寅太郎と全然ゆかりがないです。
他にも共通事項は見えてこなかったので、関係ないかもしれないですね。

ハドソン夫人


歌舞伎町の顔役であり探偵長屋のオネエ主人(未工事)。
パイプキャットのオーナー兼店長でもある。
愛情深い性格のため歌舞伎町にたむろする子供たちをかわいがっている。
美声の持ち主であり、パイプキャットのショーでその歌声を披露することもしばしば。

出典: pipecat-kabukicho.jp


歌舞伎町のグレート・マザー

こちらもシャーロック・ホームズシリーズの登場人物で、ベーカー街221Bの下宿の女主人。

こちらもワトソンと同じで英語表記がHudsonなので、ハドスンがきっと本当の読み方なんでしょうけど、日本ではハドソンがよく用いられています。

アニメはゲイなんですが、女主人に変わりはないですよね。

また、原作と同様に、シャーロックに部屋を貸しています。
パイプキャットとシャーロックの家は同じ建物の中にあるのです。
階層は違いますけどね。

グレゴリー・レストレイド警部

シャーロック・ホームズシリーズに出てくる警部の名前で、小説の中では「G・レストレード」と頭文字しかわかっていない。

Gは「ジョージ」か「グレゴリー」といわれています。

歌舞伎町遊撃隊

ヨシオ
レン子
ユウヤ
サブロー
ジュリ
ライチ

歌舞伎町に住んでいる子供たちが結成した部隊。

原作ではベイカー街遊撃隊はストリートチルドレンであり、家や親がいない事になっていますが、歌舞伎町遊撃隊の面々はきちんと家と家族があります。

なんなら家族旅行にも行きますからね。

隊長を暫定的にモリアーティにしていますが、ヨシオがそのうち新隊長になりそうです。

また、歌舞伎町遊撃隊のうち、ヨシオだけは、小林との絡みが多いので、合せて「小林ヨシオ」→少年探偵団の「小林芳雄」少年からきています。

パイプキャットの常連客

チンキル・ますみ → チンを切る
穂刈マキ → 穂(男性器)を刈る
ダイアナ・オルドイーニ → ?

ゲイという事を考えると、局部をカットという意味が含まれているのがわかりますが、ダイアナさんはどう読み解くのかわかりませんでした。
が、もしかしたらオルドイーニを逆から読んでニーイドルオ→ニードル→局部が針のように小さい、という強引なこじつけをすることもできます。

穂刈マキの正体は切り裂きジャックでしたが、高い声を男性声優があてている点から早い段階でネット上では怪しいという声が上がっていました。

各話でのネタについて

随所にネタがありますので、こちらも見ていきましょう。
放映されたら随時追加していきます。

1話 はじめまして探偵諸君

2話 泣きぼくろ見つめ隊はいかが

3話 エース・京極冬人の夢は

4話 お湯は基本熱め

5話 立合いはフライングぎみッ

6話 漢 小林、やるっす

7話 ワイフ、未来を見つめる

8話 水着を脱がせるな

9話 あの女のねぐら

10話 霊媒師急募

11話 切り裂きジャック

12話 にゃんにゃん打破

13話 はじまりの月夜

14話 取り戻せメロンの心

15話 あの人はいずこ

16話 ミッシェルとあほぼん

17話 振り返ればサウダーデ

18話 動物たくさんデス

19話 グランギニョールの幕を

20話 モリアーティ、享受

21話 絶入

22話 イースト菌について語るスレ

23話 8時、全員集合だよ

24話 歌舞伎町で会おう

OP・EDに関する解釈



歌舞伎町シャーロック 囚人モリアーティ 解放のXデー (角川文庫)
モリアーティが第七刑務所に収容されていた時の事を明らかにするノベライズ。

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見返しの時はこちらBlu-rayでどうぞ。

「歌舞伎町シャーロック」の原作はない

「歌舞伎町シャーロック」という作品があって、それをもとに映像化したのではないか?と考える人がいるかもしれませんが、「歌舞伎町シャーロック」という名前の原作はありません。

有名・人気になれば、ノベル化という形で、本の形態の刊行物は出るかもしれませんが、現在はありません。
アニメが原作でオリジナルなのです。

パロディなどの調べ方

ぼくは全然シャーロキアンではないので、シャーロック・ホームズに対する知識は、ほとんどありません。

でも、アニメが放送されて、少しずつ調べていくとシャーロック・ホームズに対する知識が少しずつ増えていって楽しくもあります。

そして、調べたことをみなさんに読んでもらうと役に立った気がして嬉しくなります。
実際に役に立ったかはまた別ですが。

で、調べるのは主に検索と、原作になりますが、原作は英語で読めません。

そこで、日本語訳してくださっているコンプリート・シャーロック・ホームズ様のサイトを穴のあくほど眺めています(笑)。

登場人物や建物の名前などは、こちらを参考にしていることがほとんどですね。

完全な表記のあるものはコンプリート・シャーロック・ホームズ様のサイトで調べればいいのですが、誰かの行動だとか、事件の流れはきちんと小説を読んでいないとわからないわけですね。

全部を読んで、アニメの内容と照らし合わせることはとてもできません。

そこで、ぼくはニコニコ動画を利用しています。

ニコニコ動画はコメントが流れるので、アニメを見ているシャーロキアンの方々が「この事件はこの話がモチーフだな」とかコメントで残してくれています。

ニコニコ動画のコメントがなければ、この記事の内容はもう少し薄くなっていると思います。

いや、今もそんなに濃密ではないのですが、何はともあれ、いろんな人の手を借りているわけで感謝してばかりです。

という訳で、パロディの調べ方は

・原典にあたる
・人の感想(コメント)が見れるサイトを利用する

の2点ですね。

パロディ元を突き止めた時は、なんでしょうか、パズルのピースがハマっていくようなそんなすっきりした快感があります。

ただ、ネタ元が分からなくて迷宮入りしているものは、もやもやが止まりません。
そんなもやもやを抱えながら調べています。

【NEW】完結を迎えて

この歌舞伎町シャーロックというアニメは、ぼく自身の中で、一番熱心に向き合ったアニメとなりました。

細かいところを観察したり、言動に気をつけたりした作品は今までなかったんじゃないかなってくらいに見ましたね。

でも、今まで見た中で一番好き!とはならないのが難しいところですが・・・。

初回から切り裂きジャック事件が解決を迎える、いわば1クール目までは、殺人事件はあったけれど、ある程度の軽さ、アニメらしい軽快さがあったように思います。

推理落語という要素は、意外性がありつつも、それによって過度な深刻さを持たせないようになっていました。
落語をしながら格闘したりはできないし、推理ものといえば知恵比べがメインで刃傷沙汰は事件解決のための要素のひとつであり、あまり前面に出てこないものだというイメージもありました。

でも、後半になって、モリアーティの話がメインになってくると操っていた刑務所の人を自殺させたりする行為や、モラン家のメイドさんたちを虐殺するシーンなどからやっぱり殺伐としてきて、軽快さがどんどん失われていってしまったのが残念でした。

山場があったほうがいいのは当然ですが、全体としてのカラーがなんか急に変わったような・・・?という思いを見ている人は感じたんじゃないかと思います。

ぼくは主にニコニコ動画で視聴していたので、余計にコメントで戸惑っている人が多いのを感じました。

「原作のホームズの事件を現代風にパロディ化した」という切り口でアニメを見ていたのに、最終的には「モリアーティが大量殺人を犯す」というのが、なかなか受け入れられなかったですね。

モリアーティの中にも悲劇的な要素があったんだよ、と言われても前半までの明るいモリアーティとは違う人のように感じますしね。

説明されてもなんだか納得できないと思う人は多かったと思います。

ギミックがあまり活かせてなかったかも

新宿區をイーストとウエストに分けたり、推理落語を用いたり、探偵長屋にいろんな種類の探偵がいたり。

そういうものなんだ、というぐらいにしか感じなかったかと。
特に、ミッシェルさんは活躍の場が少なく、賑やかしくらいにしかなってないんじゃないでしょうか(笑)

1人1人を掘り下げるには、もっと話数を使うか、探偵の数を減らすかしないとできなかったんでしょう。
個人的にはミッシェルさんのギャンブル好きの設定がどこかで活かせるような事件があったらいいなと思ってましたがなかったですね(笑)

パロディものというと、なんとなく楽しい方向に向かうものが多いように感じます。
ギャグマンガでパロディが多いことの影響でしょうか。

最終的にはモリアーティがいない探偵長屋のみんなで前向きにやっていこうぜ!みたいなエンドでしたが、モリアーティも何とか紆余曲折を経て、探偵長屋に復帰して、みんなで一緒に探偵活動だ!みたいな、大団円の終わり方をちょっとは期待してました。

もしくはモリアーティ復帰を予感させるような終わり方。
モリアーティの部屋で泣いていたシャーロックとワトソンですが、最後はそんなこと気にもかけていなくて、長屋のみんなも気にしてません。。

原作のようにしたと言われればそれまでですが、1クール目でモリアーティを魅力的なキャラにしたのですから、それを最後に去らせるには、説得力のある理由がもう少し欲しかったなぁと思ってなんだか少し寂しくなりました。

でも、半年間楽しめたことは事実です。
制作者の皆さま、ありがとうございました。

また、このようなブログに来て下さった皆様もありがとうございました。
見当違いのことを書いているかもしれませんが、「楽しめた」「全然違う」「何言ってんだ」と何でもいいから感想を持って帰ってくれればうれしく思います。

おわりに

見落としていることも、間違っていることもあるかと思いますが、細かいところを見ていくと何度も楽しめる作品になっていると思います。

みなさんも元ネタを探しながら見ると楽しめると思いますよ。

リクエスト受付中

今回は歌舞伎町シャーロックの元ネタを解説していますが、他に何か元ネタを探してきて欲しい作品があれば、ぜひコメント欄にお寄せ下さいませ。

できる範囲で調べてみたいと思います。

歌舞伎町シャーロック公式サイト

歌舞伎町シャーロック公式サイト

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