<不眠症に悩む1>眠たいのに眠れない!不眠症のメカニズム

2019年8月31日




夜眠れなかったら何が悪い!

朝起きるのがつらくなってくる季節になりましたが、それとは逆に眠れない人もいるかもしれません。

いわゆる不眠というやつです。

自分の周りにも不眠症の人がいたことがあって、辛そうにしていました。

ぼくは夜寝付けないことはたまにありますが、基本的には眠れるので、辛さを理解することが出来ません。

そこで、今回は不眠について調べてみました。


不眠症の種類

不眠症には大まかに4種類の症状があります。単一の症状の方もいれば複合している方もいます。

入眠障害(なかなか眠れない)

入眠、つまり眠りにはいるまでに時間がかかる症状です。
寝ようと思って布団に入るけれど、眠れずに悶々としてしまいます。
寝付くまでに30分から1時間程度かかります。

精神的なものが影響してるといわれていて、不安や緊張がある場合になるようです。

明日、学園祭で発表しなくちゃ…
明日、会社で重要な会議があって…
明日、あの人と会うのは気が重いなあ…

などなど。

中途覚醒(夜中に目が覚める)

眠っていて夜中に起きてしまい、その後なかなか寝付けない。または、寝ては1時間後に起きるなど、朝まで眠り続けることが出来ない症状です。

不眠症の中では最も多くの人がこの症状を訴えています。
中高年の方に多く見られます。

早朝覚醒(予定時間よりかなり早く目が覚める)

朝7時に起きればいいのだけれど、5時くらいに目が覚めてしまってそこから7時まで眠れない…。
といった症状です。
高齢者の方に多く見られます。

お年寄りが朝が早いのって不眠症の一種だったのでしょうか…。

熟眠障害(よく眠ったのにすっきりしない)

睡眠時間はばっちり確保したのに、なんだか寝足りない。寝た気がしない。疲れが取れない。
等々。睡眠の満足感を得られない症状です。

他の睡眠障害が一緒に起こりやすいです。

不眠症の原因

謎です。
と言っては仕方がないのですが、様々な要因が影響しあっているので、まずは一番の問題だ!と自覚していることを改善していくことから始めます。

睡眠と覚醒のバランスが崩れている

仮説としては、『体の「睡眠」の機能と「覚醒」の機能のバランスが崩れている』というものがあります。

通常は「睡眠」機能が強くなったら寝てしまいますよね。
何かをしている最中でも「寝落ち」という言葉があるように中々あらがえないものです。

明日テストだから徹夜で勉強しないと…。
お風呂に入ってから寝よう…。
明日の仕事のために今日のうちに支度をしておかないと…。

あらがえません。
眠くなったら寝てしまいます。
「覚醒」する機能よりも「睡眠」機能が勝ったということですね。

逆のパターンを考えてみましょう。

例えば、極端な例ですが、家の周りをどう猛なクマが徘徊しているとします。
そんな時におちおち寝ていられないですよね。いつ家の中に侵入してくるかわかりません。
たとえ真夜中であっても、クマが家の周りから離れていったことを確認できないと安心して眠れません。

この時は、「クマが去るまで起きていよう」という意識や、「クマを見張らなくちゃ」という体の機能をフル活用しているわけです。この場合「覚醒(して何か)する」という気持ちが「寝たい」という気持ちを上回っているため、眠くはならないわけです。
寝落ちしている場合じゃない。ということですね。

そこで、不眠症の話に戻りますが、この「覚醒」する機能が強くなりすぎてしまって、「睡眠」機能が働かないのでは?というわけです。

仮説でもありますし、何が影響して「覚醒」機能が強まっているのかもわからないので、不眠症の原因が分かりにくくなっています。

それでも大まかに考えると
・ストレス
・生活習慣の乱れ
・うつ病などの精神にかかわる病気
・アルコールや薬の服用による影響
・生活習慣病/脳神経疾患/呼吸器疾患

などが不眠症の原因(=「覚醒」機能を高めている原因)と言われていますので、改善できるところがあれば、改善していきます。

交感神経、副交感神経の働きが悪くなっている

交感神経と副交感神経は自律神経と呼ばれる、自分ではコントロールできない神経の事です。

多くの内臓器官の働きをコントロールしています。

わかりやすいのは心臓ですね。
「心臓の動きを止めるぞー」と思っても止めることはできませんし、また、意識のない状態でも心臓は動き続けています。

この自律神経の中に交感神経と副交感神経があります。
イメージとしては活発に活動している時に交感神経がよく働き、リラックスしてゆったり休んでいる状態の時に副交感神経がよく働いているイメージです。

そしてこのふたつの自律神経の働きが悪いということは境目があいまいになるということでもあります。

両方がきちんと働いていれば、「今はアクティブに活動するとき」「今はゆっくりと体を休める時」というメリハリを感じることが出来ますが、境目があいまいだと、「あれ、今休んでもいいの…かな?それとも起きるべき…?」というように、どちらの状態か体自身が分からないということが起きます。

その先に、不眠症が待っているというわけですね。

交感神経、副交感神経が高いレベルで働いている人の特徴は「よく働き、よく遊び、よく食べて、よく休む。」です。

生活にメリハリがある人は元気いっぱいで睡眠もきちんととれています。
メリハリがあるというのは、規則正しい生活の事もさしています。

朝起きる時間、夜寝る時間、ご飯を食べる時間、仕事に熱中する時間、自由に遊ぶ時間。これらがある程度の範囲で規則正しく行われていればよいのです。

タイムスケジュールにこだわる必要はありません。
「24時になった!寝なくちゃ!」という気持ちもそれはそれでストレスになってしまいますからね。


今回はここまでです。
次回は身近なことでできることを書いてみたいと思います。

まさかの続き物展開。




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