ミラーリング効果で相手の深層意識に好印象を!ミラーリングを使う上での注意点とは?

2019年9月28日

空の勇者たち

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好感が持たれづらかったら何が悪い!

自分に対する印象なんて、わかりません。
相手がこちらのどこを見ているかわかりませんし、何が印象を与えているのかが分からないからです。

でも、印象を少しは操作できるとしたら関係改善に一役買ってくれそうですよね。
今回はそんなミラーリング効果についてみていきましょう。

ミラーリング効果とは

ミラーリング効果とはどういったものを指すのでしょうか。

とあるオフィスの風景

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おはよう

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おはよう

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そういやさぁ

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ソイヤサッ

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昨日、よさこいの番組見ててさ

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あ、偶然。私も見たよ

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あんな暑い中一生懸命踊ってて、すごいなって思って

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確かにねー。あれは暑そうだったよね

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見てて暑くなったから、生ビール頼んだよ。

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あれ?私も一緒のタイミングでビール頼んだかも?なんで?

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って、昨日は一緒に飲みに行ったじゃーん

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そうでしたそうでした

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何言っているのかしら先輩方は・・・

好きな相手の動作を真似てしまう心理

ミラーリング効果とは、好きな相手の行動をついまねしてしまう心理のことです。

行動と言っても様々で、しぐさだったり、しゃべり方だったり、うごき方だったりします。

ミラーリング効果とひと言で言ってしまいましたが、中身は二つあります。
行動をまねすることをミラーリングと言い、似たような雰囲気を持つ人を好ましいと思う気持ちの動きの事をシンクロ効果と言います。

今回はミラーリング効果とは以下のような意味合いで使っています。

ミラーリング + シンクロ効果 = ミラーリング効果

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あー、わかるかも。こっちが片ひじついてしゃべっていると相手も片ひじついて似たような格好になったりするよね

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アンタそんな相手いるの?!

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いや、イメージでしゃべりました・・・

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でしょうねぇ・・・

好きな相手の真似をしてしまう心理なのですが、実は逆にしても効果があり、真似をしてきた人に好感を持つ可能性が高まります。

ミラーリングを行う事で

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わたしの事、好きなのかな・・・?

と相手に思わせることが出来るようになります。

また、好意を持っているから真似をし、それを見て向こうも好意を持ってくれるようになるので、お互いに好意を高めあっていける手法でもあります。

親子関係で見られるミラーリング

親子で暮らしていると、子供は親の事をまねしてきますよね。

仕事をしていたら仕事のマネ。ビールを飲んでいたらビールを飲むマネ。いろいろあります。
子供はビールが飲めないので、グラスを持ってきて、「乾杯!」のしぐさだけをまねるなんてこともあります。

この時、子供の方は「お父さんやお母さんと同じようなことをしたい」という気持ちで真似てきます。
一方、親の方は、そんな子供のしぐさを見て「かわいいなぁ」と思って、乾杯のマネごとに付き合ったりするでしょう。

このように好意が循環して、相手を好ましいと思う気持ちが大きくなります。

ミラーリングの注意点

ミラーリングの注意点としてはあまり露骨にやりすぎないという点です。

わざとやっているな、という事がばれてしまう、あるいはそう思われてしまうと、ミラーリングの効果がなくなってしまいます。

そのため、ミラーリングはさりげない形で行うことが大切です。

あまりにバレバレなミラーリングをしてしまうと、相手にとって

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お、なんだ?バカにしてんのか?

と思う気持ちがむくむくとわいてきてしまいます。

やりすぎは不快感を与える元になりますので、注意しましょう。

ミラーリングの他の手法

ミラーリングを行う上で、他の似たような方法を用いることがあります。
こちらも参考にしてみてください。

クロスオーバーミラーリング

露骨に相手をまねするとよくないので、動作を少し変える手法です。

相手が飲み物を飲むときに、こちらは鼻の下に手を当てたり、アゴを触ったりします。

「飲む」と「触る」では動作は違いますが、手の位置やそこに至るまでの手の動きが似ていますよね。
全く同じではないけれど、似たような動作でミラーリングを行っています。

腕組みをするときにも、手を絡める腕組みをするのか、両ひじを抱える形の腕組みをするなどのちょっとした変化でも印象が変わります。
似た動きを探してみましょう。

ペーシング

ハイペース、スローペースなどで使われる言葉の「ペース」がもとになっているもので、スピードなどを相手に合せてコントロールすることです。
とはいっても、スピードだけでなく、下記の物もさします。

・スピード
・リズム
・声の大きさ
・イントネーション

スピードやリズムを合わせるという事は、言葉の区切りを想像しやすくなります。
相手とリズム会話したい時に、話の区切りにうまく言葉を差し込めないと気まずくなりますよね。

言葉がかぶってしまったり、話しかけるタイミングを逃してしまうと、会話に集中できなくなったりしてしまいます。

逆に、言葉の区切りで「うんうん」とか「そうそう」とか合いの手を入れてもらうと、話し手としては気持ちよく話すことが出来ますよね。

例えば、合唱を思い浮かべてもらうとわかりますが、同じテンポで、同じくらいの大きさの声で声を合わせるときれいに聞こえますし、心地よくなるものです。
会話でも同様に、声の大きさだったり、スピードを合わせることで心地よさが生まれ、会話が気持ちよくなってきます。

そうなると会話を通じて「気持ちよさを与えてくれる人」と思うようになり、好意や信頼につながっていきます。

バックトラッキング

いわゆるオウム返しですね。

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仕事でミスをしてしまって・・・

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ミスをしちゃったんだね・・・

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最後は部長が助けてくれたんですけど・・・

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部長が助けてくれたんだね。

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大変でした・・・

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大変だったんだね・・・

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先輩の資料が間違っていたからですよ!

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えっ、俺のせい?!

話してくれた事実や感情をを繰り返し言葉にすることで、相手の気持ちの側に立っているように思わせることが出来ます。相手は親身になってもらっているようなイメージを抱きやすくなります。
また、繰り返すという事は相手の話を聞いていないとできないことなので、話を聞いているような印象を与えることが出来ます。

話を聞いてくれる人に対しては、感謝、信頼、親近感などのポジティブなイメージを持つことになります。

余りうわの空でオウム返しを繰り返すとばれるので気を付けましょう(実話)

まとめ

相手に好意を抱かせることが出来るミラーリングですが、露骨にやると、相手に不快感を与えてしまう事になりかねません。
さりげなく行う必要があります。

動作だけでなく、声の調子を合わせる事でもミラーリングの効果は得られますので、動作でのミラーリングが難しい時は、まずは声から合わせてみましょう。



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