wordで文字の上側が欠けているときの原因と対処法を解説。段落設定がカギ

2020年9月28日

空の勇者たち

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人として何かが欠けていたら何が悪い!

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マリちゃん

あれえ?wordで文字の上半分が欠けているんだけど気のせいかしら・・・?

wordでの設定を変更したら文字の上がなんか欠けている。
そんな状態になっていませんか?
今回は、上が欠けた状態になった時に直す方法を解説します。

文字が欠ける症状

文字が欠ける症状と対策を見ていきましょう。

具体的な症状

まずはどういう症状かを見てみましょう。

↑こんな感じになります。



わかりやすくすると、赤線の部分で文字が切れています。



行間が詰まっているのかと思って改行をしてみましたが、欠けている症状は直りません。

文字が欠けている原因

文字が欠けている原因は、行間の設定がフォント(文字のことをフォントといいます)のサイズより小さくなっていることが原因です。

通常では、文字サイズは設定されている行間より小さい状態です。



ところが、設定を変えて行間を小さくすると、行間のサイズよりはみ出た場合に、はみ出たところが切れて欠けた文字になってしまいます。
なので、行間の設定を正しく設定しなおしましょう。

行間の設定方法


欠けている文字を選択します。
面倒くさかったらCtrl+Aで文字を全選択できるので、全選択でも構いません。



「ホーム」タブの中にある「段落」カテゴリの中の「上下に矢印が向いているアイコン(行と段落の間隔アイコン)」をクリックして、その中にある「行間のオプション…」をクリックします。

別の方法としては、選択した文字の上で右クリックするとメニューが開きます。
そのメニューの中に「段落」という項目があるのでこちらをクリックします。



「段落」ウィンドウが表示されて、「インデントと行間隔」のタブの中に「行間」の項目があり、おそらくですが「固定値」になっているかと思います。

そして、固定値の数値がフォントサイズの値より小さくなっていると思います。

フォントサイズは、変更していなければ最初は10.5ptなので、10.5pt以上にするとよいですね。



行間10.5ptにしてみました。
欠けたりすることなく表示されています。

行間15ptです。
一般的にフォントサイズの1.5倍くらいの行間があると読みやすくなるようです。



行間を固定値以外にすると、自動で行間を決めてくれるので欠けることがなくなります。

文字が欠けたときの修正方法

・行間の設定が「固定値」の場合は「間隔」をフォントサイズより大きくする。
・行間の設定を「固定値」以外にする。

表の文字が欠けている場合


表の文字が欠けている場合もあります。



この時は、まず表をクリックして、選択すると左上に十字のマークが現れるので、このマークを右クリックします。
十字じゃなくても、表の線の上でもいいんだけど、選択しづらいので、十字のマークがおすすめです。



メニューが表示されるので、「表のプロパティ」をクリックします。



「行」タブの中にある「高さを指定する」のチェックが入っていたら、チェックを外します。



表の文字もかけることなく表示されるようになりました。

今回は以上です。

おわりに

今回の症状は、なんとかして行間を詰められないかということを考えて設定をいじっていたら遭遇しました。

行間を詰めすぎて、文字が読めなくなるってことがないようにとの配慮なのかもしれませんね。

やりすぎに注意です。

お疲れさまでした!

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