十日町PのDTだったら何が悪い!

会話が弾まないときの対処法10~答えやすい方法で話を振る~




話がうまくつながらなかったら何が悪い!

というわけで、なんか話が伝わらなかったり、かみ合わなかったりすることがありますよね。
相手の方が口下手なのかもしれませんし、自分の言い方がおかしいのかもしれません。

でも、それは、選択肢が多くて迷ってしまうからかもしれませんよ。

質問を単純化して答えやすくする方法があります。
今回はそれを見ていきましょう。

ある日の花火大会

おいっす。今日も暑いねー

ふっふっふ。

どうした。暑さで頭が…?

喜びなさい!今日は女の子を連れてきたわよ!

何っ?!

は、はじめまして…

(かわいいじゃねーか)

・・・・・・。

あ、すみません、はじめまして。どこから来たの?こいつとどういう関係?

あ、何か食べます?

・・・。

花火大会ってよく来るの?この後は時間あるのかな?

・・・。

ばかっ、がっつきすぎ!それにいきなりいろいろ聞いたら失礼でしょ!

そうかな…ねぇ。

おわっ

・・・。

うん、すんませんでした。

うん、なんかね。がっついてしまうんですよ。モテないとよけいに。

簡単に答えられる質問にする

会話が苦手な人は、あまりしゃべろうとしないですよね。
うまく話が出来ないと思っているので、しゃべりかけて話がつながらずに気まずい思いをしてしまうことが怖いんだと思います。

だれでも、気まずい思いはしたくありませんからね。

そこで、簡単に会話が成立するように、「Yes」「No」で答えられる質問形式にして質問してあげましょう。
この形式の質問をクローズドクエスチョンと言います。

先ほどの会話の、花火大会に来たことがあるかどうかを限定してみる聞き方は

はじめまして。花火大会は今年は初めてですか?

はい。今年は初めてなんですよ。楽しみです。

ですね。生まれてから一度も来たことがないという完全に初めてということはないかもしれなかったので、「今年は」とつけてさらに限定的にしてみました。
今年はまだ来たことがない、もう一回行ったことがあるとかなら答えやすいですよね。

続いて何か食べるかという質問。何か食べますか?の何かは範囲が広いので狭めてみます。

さっき、あっちに屋台がありましたけど、焼きそば食べますか?

いえ、今はあまりお腹すいてなくて…。すみません。

あ、わたし食べるー

お前にゃ聞いてねー

食べ物を限定しているので、その食べ物を食べるか食べないかと回答しやすいですね。

食べ物がいらないんだったら、じゃあ外は暑いし飲み物はどうかな?って機転を利かせてもいいわけですね。

あ、じゃあジュースは飲みますか?暑いですし。

はい。ビール飲みたいです。

えっ。おいくつ…ですか?!お姉さま。

女性に歳を聞いちゃいけないのよ。気にしないで

お、おう…

女性は秘密が多いものなのです。

徐々に変化させる

クローズドクエスチョンで会話を続けていると、「はい」「いいえ」で会話が終わってしまうことが多いので、話が続いていかないことがあります。

そこで、クローズドクエスチョンの中で得た情報を元に、話を広げていきましょう。

限定的でない会話の流れなのでオープンクエスチョンと言います。

さっき、あっちに屋台がありましたけど、焼きそば食べますか?

いえ、今はあまりお腹すいてなくて…。すみません。

「お腹がすいていない」という情報から、

・小食の人なのかな?
・ここに来るまでに何か食べてきたのかな?
・それともお腹はすいているけれど、緊張して遠慮しているのかな?

と、色々考えられますよね。

小食なんですか?

いえ、さっき間食で、おにぎりと焼き鳥と揚げ物などを少々食べてしまいましたもので…

えっ・・・(少々?)

花火大会の質問を振り返ってみましょう。

はじめまして。花火大会は今年は初めてですか?

はい。今年は初めてなんですよ。楽しみです。

今年は初めて、ならば、

・去年までに行った花火大会はどこだったんだろう
・去年まではどのくらいの頻度で行ったんだろう
・今まで行った花火大会で印象に残っていることは何だろう

去年までの経験について聞いてみたら話やすいかもしれませんね。

去年はどこの花火大会に行かれたのですか?(敬語)

去年は隅田川花火大会に行って、楽しかったのですが、人が多すぎて困りましたね…。

というように話してくれるかもしれませんね。

クローズドクエスチョンから得た情報によって、話を広げていくので、会話の唐突感が薄れます。
「食べ物の話」や「花火大会の話」はクローズドクエスチョンから派生している質問なので、流れがスムーズですよね。

まとめ

・話しにくそうにしていたら、クローズドクエスチョンで話しやすくしてあげる。

・クローズドクエスチョンを繰り返すうちに、その人の人柄が見えてきたら、それについて質問をクローズドクエスチョンから変化させていく。

ですね。

会話が苦手そうな人や、初対面の人には、クローズドクエスチョンを使って会話のきっかけを作ってみましょう。