QRコードという名前は知っていても、「QR」がどんな意味を持っているかを知っていますか?
今回はQRコードについてみていきましょう。
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QRコードとは
QRコード(キューアールコード)は、1994年(平成6年)に自動車部品メーカーであるデンソー(愛知県)の開発部門(現在は分離しデンソーウェーブ)が発明したマトリックス型二次元コードである。
「QR」は Quick Response の頭字語であり、高速読み取りを目的の1つとしている名称である。「QRコード」はデンソーウェーブの登録商標(第4075066号)である。出典: ja.wikipedia.org
QRって「クイックレスポンス」の略なんだ!応答速そうだなぁ!
QRは「Quick Response」の略語ですね。
↑実際にはこういうものを言います。
これはこのホームページのQRコードになります。
商業施設(飲食店や娯楽施設、デパートなどの店舗)で、よく見かけますよね。
「当店の情報をいち早くお届け!」
みたいな感じで、サイト登録や閲覧を促し、あるいはLINE登録をお願いするのに用いられているので、現在では結構いろんなところで見かけると思います。
ただ、標準でQRコードを読み込めるスマホかはわかりませんので、読み取りができるアプリが必要になります。
ぼくが使っているのはこちら。
iphoneを持っていないので、検証できていませんが、標準でQRコードを読み取れると書いてあるページもありましたので、アプリを入れなくてもいいかもしれません。
ただし、iOS11からの機能みたいです。
QRコードを作成してみる
今回はこちらのサイト様を使用してQRコードを作成します。
CMAN QRコード作成サービス様
https://www.cman.jp/QRcode/
・自由入力
・URL用QR
・メールQR
・地図QR
・作成済み一覧
と表示されています。
この文字をクリックすることで用途ごとに違うQRコードを作成できます。
自由入力は、文章を作成してその文字を表示できるようになるQRコードです。
ぼくは製品に貼り付けるQRコードの依頼があったので、この自由入力で製品コードを入力して表示できるようにしたことがあります。
URL用QRは自分の会社のホームページだとか、キャンペーンをやっているサイトだとか、見てほしいページを登録してすぐにアクセスしてもらいたい時に使用します。
ちなみに上のQRコードもこれで作りました。
メールQRはメールアドレスをQRコードに変換します。メールアドレスが長すぎたりして入力が面倒、もしくは間違えやすいときにQRコードにしておくと相手にとって楽かもしれませんね。
地図QRは指定した任意の箇所をgoogleマップで表示することが出来ます。所在地を地図でお知らせしたい時に便利です。
作成済み一覧は、作成したQRコードを一覧にして表示してくれます。ただし、一定期間で消去されてしまうため、作って履歴が残っているから大丈夫、と思っているとなくなってしまいます。
作成したQRコードは速やかに保存しておくとよいでしょう。
URL用QRコードの作成
URL用QRをクリックすると少しですが画面が変わります。
QRコードで表示したいURLを上の欄に入力し、補足で表示する文字を「タイトル」の欄に入力します。URL以外は初期設定のまま使用しても問題はありません。
入力したら下のほうにある「URLチェック&QR作成 実行」をクリックします。
しばらく待つと下のほうにQRコードが表示されます。
「ダウンロード」をクリックすると保存名を聞かれますので、好きな名前にして保存することが出来ます。
地図QRコードの作成
今度は地図QRコードを作成してみましょう。
上部の「地図QR」をクリックして、画面を切り替えます。
その後、表示したい住所を入力して、「1.地図を表示」をクリックします。
住所が正しければ、下に地図が表示されますので、表示したい場所を地図の中央に置きます。
今回は十日町市役所を中心にしてみました。
画面を下にスクロールさせると、オプションが出てきますので、任意でタイトルを入れ、「2.地図QRコード作成 実行」をクリックします。
こちらもダウンロードから画像を保存することが出来ます。
オプションの解説
全ての項目の横に「?」マークがあり、こちらをクリックすると公式で丁寧な解説がありますので、ぼくの説明でわからなければ、公式説明を見たほうが早いかもしれないです。
タイトル
これはQRコードを読み込んだ時に表示される文字です。
この画像だと「十日町市役所の地図」の部分がタイトルに入力した部分ですね。
セルサイズ
セルサイズは、QRコードのドット(点)のサイズです。
1倍と3倍を用意してみましたが、サイズが大きくなっているのが分かりますね。
セルサイズを変えることで、最終的なQRコードのサイズが変わります。
セル数
セル数はQRコードのドットの数を調整できます。
ドットの数が多いとそれだけ多くの情報を詰め込むことが出来ます。
ただ、サイズを大きくしても、それに見合う情報がなければ、ムダになってしまうので、「自動判別」を選択しておくと勝手に適切なセル数を選択してくれます。
誤り訂正
ディスプレイに表示したものではなく、プリントアウトして掲示しておくQRコードの場合、汚れたり破れて欠けたりする場合があります。
そんな時でも、情報をきちんと読み込めるようにする機能です。
レベルがL、M、Q、Hとあります。
レベルL | レベルM | レベルQ | レベルH |
7%復元能力 | 15%復元能力 | 25%復元能力 | 30%復元能力 |
このくらいの欠けなら、問題なく読み取れますよ。という事ですね。
レベルHなら30%が欠けても読み込めるようになるのですごいですね。
ただ、その分データ容量が大きくなってしまうことが難点と言えば難点ですね。
セル色
作成しているQRコードの色を編集できます。
通常はドットが黒、背景が白になっていますが、これを編集できます。
モノクロのほうが視認性が良くなるので通常は変えないほうがいいかもしれません。
ポスターなどのデザインの中に組み込んで、QRコードだけが妙に浮いてしまう場合は、色を合わせて作成したほうが悪目立ちしなくてよさそうです。
囲み文字
QRコードはそのままでは何を表しているのかわからないので、QRコードを囲むように文字を配置できます。
囲み文字の横の「?」をクリックするとより詳細に設定をすることが可能になります。
配置する文字から、配置させ方まで細かく指定できます。
画像形式
こちらは作成した画像の保存形式を選択できます。
GIF形式
PNG形式
JPG形式
を選択できます。
特にこだわりがなければ、デフォルトのPNG形式のままでよいと思います。
作成済QRコードの確認
作成済一覧をクリックすると、作ったQRコードが表示されます。
この記事を書いている間に最初に作ったQRコードが消えてしまったので、1時間程度で消えてしまうのではないかと思います。
実際に読み込んでみる
十日町市役の地図QRコードです。
QRコードリーダーを起動してQRコードを読み取ります。
ぼくのリーダーでは、この画面で「ウェブサイトを閲覧」をタップします。
無事地図を開くことが出来ました。
まとめ
CMAN QRコード作成サービス様のサイトを使えば、簡単にQRコードを作成することが出来ます。
名刺などに刷っておけば、相手に渡してすぐに読み込んでもらう事も出来ます。
読み込む手間などがかからないのがいいですよね。
すぐに情報にアクセスしてもらいたい時には便利だと思います。
ぜひ使ってみてください。