十日町PのDTだったら何が悪い!

【11-20話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!






かんがえなしに生きていたら何が悪い!
「100日後に死ぬワニ」の考察 第二弾です。

作画の問題で、伏線なのか、そうでないのかが分からないのがちょっと出てきて、そういったことを考えるのも楽しいですね。

作品考察

11-20話

11話
12月22日
1話と同じでテレビを見て笑っているワニ君。

お笑い番組を見て、見終わったらお風呂に入るという、ルーティーン的な生活を想像させられます。

7話も夜のシーンで月が出ていましたが、今回も月夜です。

月の満ち欠けは上弦の月→満月→下弦の月→新月→上弦の月・・・と繰り返していきます。

7話の方が半月に近いぷっくり具合なのですが、11話は比べると細くなっていますね。

月は特に意味をつけてないのかもしれません(笑)

12話
12月23日
バイト先のセンパイが初登場。

ワニ君の意中の人らしいのですが、クリスマスに予定があることが分かり、ちょっと残念そうなワニ君です。

好きな人をクリスマスに誘いたいんだけれど、直接的な言葉で誘うのではなくて、まずは様子見をしてから・・・というところにシャイさというかピュアさが見てとれます。

甘酸っぱい。

センパイは店内の掃除をきびきびとこなしていきますが、ワニ君はうまく誘えなかったショックからなのか、前々手が進んでいません。

1コマ目と4コマ目はまるでコピペの様に同じ位置です。でも、ワニ君の表情はちょっと変わっています。

13話
12月24日
ネズミ君への見舞いに来ています。

腕の包帯も取れて順調に回復しています。

この回は10話と人物が入れ替わってはいるものの、同じ展開です。

1コマ目
ため息をつく
(10話:ネズミ君
13話:ワニ君)

2コマ目
それを見て何とかしようと決意
(10話:ワニ君
13話:ネズミ君)

3コマ目
アクションする
(10話:ワニ君
13話:ネズミ君)

4コマ目
相手が喜ぶ

お互いがお互いの事を思いやる関係ってことがわかります。

花瓶に挿してある花は葉が見えるようになりました。

ワニ君がお見舞いのたびに新しい花を持ってきているのかもしれませんが、作者のきまぐれかもしれません。

14話
12月25日
センパイとの約束をとりつけることが出来なかったので、1人で過ごすワニ君ですが、歩いている途中でセンパイの姿を見かけます。

予定があると言っていたので、先輩は他の誰かと過ごすのかと思っていたらクリスマスも働いていて、そんな姿を見てほっとしたような、変な想像をしてしまったことを恥ずかしがるようなワニ君の描写が見えます。

3コマ目でセンパイが子犬のために舌をピロピロとさせてあやしていますが、8話めでワニ君が子ネコをあやしていたのと同じ方法です。

このピロピロをセンパイがしているのを見たことがあったのかはわかりませんが、おそらく知っていて真似たのだと思います。

それくらいワニ君はセンパイの事を見ていたんですね。

15話
12月26日
ワニ君が何かを工作して作っていますが、不器用なのか失敗しています。

それでも諦めずに作り続けて完成させると傍らで見ていたヒヨコさんのおうちでした。

特に何か報酬を得ている様子もないので、誰かのために一生懸命になれるワニ君という姿が印象に残ります。

ヒヨコさんのつぶやいた「HOT」は本来は熱いの意味です。

部屋が暖かいなどは「WARM」で表現するのが適切かと思いますが、「HOT」は「ほっとする」という日本語ともかけてある、と考えるのは考えすぎでしょうか。

16話
12月27日
映画を観て堪能したワニ君ですが、周囲の人が「2もやる」と聞いて、続編にときめきます。

ぼくたちも好きなモノの続編などは楽しみに待つと思いますが、その待っているものが完成する時に自分の命は間に合うのかなんて考える人はなかなかいません。

歳をとって、自分の余生を考えた時にそういった「その時に自分は間に合うのか」という考えを持つことになると思いますが、若いうちは思いもよらない事でしょう。

若いワニ君はなおさらですね。

17話
12月28日
備蓄しようと思っていた食料の肉を見ている間に、つい全部食べてしまったというワニ君。

勉強しようと思っても勉強ができない人みたいに、ダイエットしようと思ってもダイエットを頑張れない人の様に、自分を律することが出来ないワニ君。

自分でも自分を抑えられないってことは、人にとっては共感できることなのではないでしょうかね。

18話
12月29日
ネズミ君が完治して退院。

退院してやりたかったことって、それまで我慢していたことなんですよね。

ワニ君と連れだってラーメンを食べに行きます。

身体が健康で、好きなおいしいものを食べることが出来る幸せ、というのも、実は意識しないと感じる事ができません。

入院などの禁欲生活で禁じられていると、感じる事の出来る幸せなのかもしれませんね。

19話
12月30日
センパイに大みそかのお誘い。

クリスマスに誘うのは、なんとなく恋人とか恋愛の事を想像させるので、あまり深く切り込むことが出来なかったのですが、今回は大みそかです。

大みそかなら普通の行事ですし、誘っても変にとられないことが多いので、積極的に誘っています。
また、1対1じゃなくてみんなもいる、という事で誘いやすい面もありました。

これも奥手な人は同じような思いをしたことがあるんじゃないでしょうか。

センパイは大みそかもお仕事なので断られますが、仕方ない事ですよね。

20話
12月31日
センパイが誘えなかったので、ネズミ君と一緒に二年参りに出かけているかもしれないワニ君。

道中でネズミ君からツッコミを受け、センパイに早く告れと促されます。

そういったことをきっと相談しあう仲なのか、それともネズミ君の察しがいいだけなのかわかりませんが、きちんとした友達付き合いをしていて、友達から心配されるような間柄なんだなということが分かりますね。

恋愛はデリケートな部分もありますが、他人から見ると慎重すぎる行動は消極的に見えることもあるので、積極的にアタックしろと言いたくなってしまうものです。

前回と次回

前回
【1-10話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!
次回
【21-30話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!

参考

ねとらぼ様で全話を掲載していたので、そちらを参考にしました。
(まとめ)日めくり漫画「100日後に死ぬワニ」【更新終了】 (1/10)