【21-30話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!

2020年3月24日






軽々しく死ねと言ったら何が悪い!
「100日後に死ぬワニ」の考察 第三弾です。

作者の方は何も深く考えていないかもしれないのに、勝手に深読みしてしまっているだけかもしれません。

作品考察

21-30話

21話
1月1日
おみくじをひくワニ君とネズミ君。
大吉を引いたワニ君の運勢は「良い一年になるでしょう」いいことが起これば起こるほど、それが実現することはないんだよという気持ちがわいてきます。ワニ君とネズミ君の服が、20話の大みそかの時と変わっていないので、いわゆる2年参りに出かけたのだと思います。

2年参りは年が変わる前の12月31日の深夜にお参りに出かけて、お参りの途中で日が変わって旧年→新年と2年お参りをすることですね。

ただ、「漫画のキャラクターは服を変えない」という事もよくありますので、2年参りじゃないかもしれませんね。おみくじひいてるのもうかなり明るくなってますし。

22話
1月2日
朝の8時に目覚ましが鳴って、寝ぼけながら止めてまた寝る。

いつもの平日に鳴る目覚ましの設定を変えないという、ずぼらというかマメでない人に良くある風景です。

寝ているシーンでは布団が描写されていますが、薄めの布団に、折りたたんだ枕。この枕はきちんとした枕ではなさそうです。

こういう布団を使っているので雲ぶとんへのあこがれが強いんでしょうね。

23話
1月3日
雲ぶとんへの思いが強すぎて、ついにオークションか販売サイトで検索してしまいます。

キャンセルしてすぐに手に入る商品を手に入れるか悩んだ挙句、我慢。

物欲と、理性のせめぎあいがうまく表現できています。
こういった判断も、先を見据えることが出来るからできることなんでしょうね。

もし世界が明日で終わったら?という問いかけはよく耳にしますが、そういう前提があればすぐにでも買ったことでしょう。

先に起こることはわからないし、日常が続いていくことをぼくたちは前提としているのです。

24話
1月4日
ネズミ君のおうちにお邪魔しているであろう、ワニ君。
バイクいじりをしていて、ネズミ君がバイク好き、またはメカニックだということが分かります。入院していた事故も、このバイクが原因なのかなと想像してしまいますね。会話の中でしたいことを問われたワニ君はやりたいことがなくて「ない」と答えていますが、本当にないのでしょうか。

困った顔も、真顔になることもなく、なんだかうれしそうな顔になっているので、もしかしたらセンパイとのことを考えていたのかもしれません。

ところで、ネズミ君の「あれし」というセリフの意味が最初読んだ時はわからなかったのですが、「やりたいことあれよ!」という意味だったんですね。

大みそかの時に「告れし」という言葉が出ていたので、「~し」というのがネズミ君の口ぐせだということが分かります。

25話
1月5日
午後11時過ぎに急な呼び出し。
「やべーよ」と言いながら、実は「明日から平日」というだけの話。お正月休みも終わってまた日常に戻るのが憂鬱になるのはあるあるですね。モグラ君の初登場回。
おそらくモグラだと思いますが、名前で呼んだりしないのでわからないところ。

ところで、夜の背景に月が描かれ満月に近い形になっています。
11話では三日月だったので、こういうところでも時間の流れを描いているんですね

26話
1月6日
カフェの上司と思われる人から、掃除とゴミ出しを言いつけられてそれに従うワニ君。

雇用関係である以上、何かを言いつけられるという事はある事ですし、従わなければなりません。でも、なんだか納得していないような雰囲気ですね。

背景の色が、最初の店内から比べると段々と暗い色になっていって、それがワニ君の心の中の明るさも表しているようで、コマを読み進めると段々と気持ちが落ち込んでいるような印象を受けます。

 

27話
1月7日
親からの(?)電話第二弾ですね。

この段階であけおめと言っているので、ワニ君は実家には帰らなかったことが分かります。

大みそか、元日にネズミ君と過ごしていたので帰っていないとわかっていた人もいるかもしれませんね。

親からの「仕事に関する事」「恋愛に関する事」の質問などは答えにくいので、電話の相手をするのが億劫な感じが出ています。

先の事はあまり考えてないよ、という事が若者らしくもありますし、リアルです。

28話
1月8日
ネズミ君とおうちでゲーム。

テレビゲームに限らず、対戦ゲームなどでは「死ね!」というセリフをよく言ったりします。

意識しないと気が付きませんが、今の生活の中で「死ね」と言う事が割とあります。

マンガやゲーム、アニメ、時代劇、ドラマ、そういった非日常の物語の中では頻繁に言われていることが自然と体の中に入ってきていて、つい使ってしまいます。

この作品は特に死を意識させられているので、気が付きましたが、簡単に人に「死ね」って言えてしまう雰囲気はどうにかしたいものですね。

29話
1月9日
レンタル100円コーナーで物色するワニ君。
内容も知らず、時間が長いことに驚いて、とりあえず・・・の精神で観てみたらすっごいよかった。という話。

現代人は時間がない(と言われている)ので、とにかく効率的に動こうとして、映画などのエンターテイメントなどにも、効率を求めてしまいます。

そのため、ランキングなどを活用し、みんながいいとされるものを中心に見てみることが多いようです。

でも、ワニ君の様に、自分で選択して体験することで、意外なめぐりあわせに出会うという事もあるのではないかと考えさせられます。

自分で選択したものがいいものだったにしろ、悪いものだったにしろ、自分で選択したことがその後の自分につながるのですから。

あっという間と感じられるような作品に出合いたいものです。

30話
1月10日
カップラーメンにお湯を注いで出来上がるのを待つワニ君。

2コマ目のスマホが小さくて見えませんが、19:00のように見えます。

4コマ目の19:01にも時間を確認しているので、すっごく待ちきれない感じが出ていますね。

待ち遠しいって思いをすることが少なくなってきていますが、楽しみにする、ワクワクするって気持ちを大切にしていきたいと思わせられます。

また、今回の部屋の色は、前までの話の様にグレーではなく、青系の背景になっています。

これにより、そこまで暗い雰囲気を受けなくなっています。グレーの部屋にしてしまうと、寂しさやみすぼらしさが強く出てしまったからかもしれませんね。

前回と次回

前回
【11-20話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!
次回
【31-40話】「100日後に死ぬワニ」を考察!伏線が多数あった!

参考

ねとらぼ様で全話を掲載していたので、そちらを参考にしました。
(まとめ)日めくり漫画「100日後に死ぬワニ」【更新終了】 (1/10)