てなわけで、最近、注目されているアプリ「stand.fm」について操作方法などを解説します。
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stand.fmでどんなことが出来るのか
stand.fmでどんなことが出来るのか見ていきましょう。
音声配信
事前に録音しておいて、それを聞いてもらう方法ですね。
短時間でも問題ないので、気軽に録音して配信することが出来ます。
LIVE配信
いわゆる生放送です。
生放送でインタラクティブに放送することで魅力的な放送にすることが出来ることでしょう。
stand.fmの使用方法
使用方法を見ていきましょう。
stand.fmのトップ画面です。
プロフィール編集
プロフィール編集をするには右下の人型のアイコンをタップします。
プロフィールは自身のプロフィールを編集します。名前やSNSのリンクなどを設定できます。
レター編集は、ユーザーからの質問やコメントをもらう時の設定の事です。
「レター募集用のテキストの編集」はコメント記入欄の上の文章の編集です。
このように編集できます。
ユーザー名
チャンネル名
チャンネル説明
SNSへのリンク
が設定できます。
他のSNSなどを設定しておくと、プロフィールからのアクセスが見込めますね。
収録方法
下のマイクのアイコンをクリックすると録音画面に進みます。
初回は利用規約とプライバシーポリシーへの同意が求められます。
収録は、録音して放送する方法で、LIVEはリアルタイムに放送する方式です。
LIVE配信をする
LIVE配信をタップすると、LIVEのタイトルの設定と公開の範囲の設定をまず行います。
タイトルはわかりやすいものがいいですね。
公開の範囲は全体に公開するのか、限定的に公開するのかを決めることが出来ます。
今はまだ実装されていませんが、有料チャンネルにしてその有料会員だけに配信するという方式も取れるようです。
ライブ放送を開始をタップするとライブ放送が始まります。
SNSにリンクされている場合は、SNSにライブ放送が始まったことを知らせる投稿することが出来ます。
ライブ放送中の画面です。左上の「終了」でライブ放送を終了できます。
ライブ放送を終了すると、その放送を記録して配信用として残しておくことが出来ます。
これって何気に便利な機能ですよね。
自分で別に録画しておく必要がないわけですから。
ライブ放送も貯めていければ、ライブが聴けなかった人も後から聴けますからね。
収録で録音をする
収録をタップすると、録音画面に移行して録音することが出来ます。
画面下の赤丸をタップすると録音を開始します。
丸だったアイコンは四角になり、四角アイコンをタップすると録音を一時停止することが出来ます。
中央の波形を表示するラインは左に流れていきます。
上書き録音
中央の太い白いバーは録音位置を示すバーで、一度録音した部分の手前に戻してから再度録音すると、上書きして録音することが出来ます。
試しに上書きすると、左側にあった波形が消えているのが分かるでしょうか。
上書きしたい部分に戻って、再度録音し直すという事が簡単にできます。
挿入録音
上書きじゃなくて挿入したい時は、挿入のアイコンをタップします。
挿入された部分は、紫色で色分けされて、元の録音した部分と違いが分かるようになっています。
挿入した部分も、タイムラインをスライドさせて上書きしたりできますし、再生させてどんな風に撮れているかを確認することが出来ます。
挿入した部分がOKならば、右上の「確定」をタップして挿入を確定させます。
色が変わっていた部分が、他のタイムラインと同じ色になり、挿入が完了します。
挿入モードを終えたい時は左上の収録をタップします。
元の画面に戻ります。
切り取り
録音した部分でいらない部分は切り取ることが出来ます。
切り取りアイコンをタップします。
切り取り範囲が表示されます。
左右の切り取りの範囲は、スライドさせて位置を調整することが出来ます。
調整が終わったら中央のごみ箱アイコンをタップします。
削除していいかの確認が出るので、「削除」をタップします。
指定部分が切り取りされました。
BGMを追加する
BGMを追加するには右側のBGMのアイコンをタップします。
BGMは元から用意されているものを使うタイプです。
何でもかんでも使えてしまうと著作権を侵害してしまうので、著作権に配慮した仕様ですね。
BGM追加画面では曲を選んで追加していきます。
曲の右側にある「+」をタップすると「レ」になり、選定していることが分かるようになっています。
曲を試聴したい場合は、サムネール画像をタップすると視聴することが出来ます。
曲を選択したら左上の×で戻ります。
曲が選択されていると、タイムラインの一番初めと一番最後に音符マークが追加されています。
これで、BGMを使用しているということが分かりますね。
BGMは、音量が自動的に操作されて、放送の始まりは通常ボリュームで、2秒くらいするとしゃべりの邪魔にならないように音量が抑えられます。
これもなかなかの配慮だと思いますね。
放送に対してテーマをつける
放送に対してテーマをつけたい場合は右の「テーマ」をタップします。
テーマも用意されているので、話すことがなかったらこの中から選んで話す内容を決めてもいいですね。
右側の「+」をタップして「レ」に変えてから左上の×をタップします。
質問募集(レターを送る)
話してほしいことなどを募集する場合は、質問募集のアイコンをタップします。
どのSNSを使用して募集するかを決めます。
Twitterを選んだ場合はツイッターをまず起動します
文章とリンクが自動で作られるので、手直ししたいところは手直しして投稿します。
これで、ネタの募集が出来ます。
設定が全て終わったら投稿する
設定が全て終わったら右上の「次へ」をタップして、投稿画面に移動します。
カバー写真
タイトル
カテゴリ
放送の説明
を設定します。
カバー写真はサムネール画像のことで、放送中もその画像が映し出されます。
スマホの中にある画像を使うか写真を撮って使用するかの2択です。
画像を用意したほうがきちんとしたサムネールになりそうですね。
カテゴリも用意されたものから自由に選択します。
すべて設定したら右上の確認をタップします。
投稿する前に、確認で内容を聞き直すことが出来ます。問題ないようでしたら、右上の「更新」ボタンをタップします。
処理が行われていき
完了すると放送が公開されます。
公開した放送の編集と削除
自分のプロフィール画面に移動します。
プロフィール画面を下にスクロールすると、放送の一覧が表示されるので、右側の「・・・」をタップします。
編集または削除の操作が出来ます。
下書きで続きから編集する
放送が長くなった時は編集が一回で終わらない場合があります。
その時は下書きで編集中のデータを保存することが出来ます。
編集中に下書きをタップします。
「下書きに保存しました」の文字が出て、一旦ホーム画面に戻ります。
その後、もう一度収録画面に戻ってきます。
そして、改めて下書きをタップすると
下書きの一覧が表示されるので、再度編集し直すことが出来ます。
下書きは複数保存できます。
アカウント登録
アカウント登録をしておくと、スマホを替えたりした時に同じアカウントを利用できます。
逆に言うと、アカウント登録しておかないと、何らかの不具合が起きた時に今使っているアカウントにログインすることが出来なくなります。
プロフィール画面で右上の・・・をタップします。
「アカウント登録・ログイン」をタップします。
アカウント登録をタップします。
メールアドレスかツイッターアカウントで登録が出来ます。
メールで登録する場合はメールアドレスを入力して右上の完了をタップします。
入力したメールアドレスにパスワードを設定するためのメールが送られたことを知らせる画面が出ます。
メールが届くのに1~2分くらいかかりましたので、すぐにチェックしに行って「来てないじゃん!」と思っても少し待ちましょう。
で、実はぼくの場合、送られたメールのアドレスをタップしてもエラーで進まなくなってしまったので、スマホによっては相性があるみたいです。
ツイッターアカウントでの認証も、エラーでできませんでした。
なので、上記の手順でおそらくアカウント認証が出来ると思いますが、ダメな様なら運営に問い合わせてみてもいいですね。
stand.fmパートナープログラムについて
stand.fmでは配信者に対して収益化の準備を進めています。
3タイプを予定していて、そのうちの1つは実装済みです。
・再生時間に応じた収益化(実装済み)
・コンテンツ販売
・サポーター機能
これらの収益化を受けるためには審査が必要で、ある程度の実績がないとおそらく審査が通らないのではないかと思います。
そして審査基準は非公開です。
ただ、審査の申請はいつでもできるので、ある程度コンテンツが貯まってきたら申請してみるのが良いでしょう。
再生時間に応じた収益化
これは既に、実装されていて、単純に多くの人が視聴して再生時間が多い人には収益が発生しますよという事ですね。
多くの人が聴くような魅力的なコンテンツを作成してくれればstand.fmの利用率も上がりますので、お互いにwinwinになれそうです。
コンテンツを増やすやりがいが出てきそうです。
コンテンツ販売(2020.09.01未実装)
放送を自分で価格設定して有料化して、視聴者に販売するという方式です。
例えば、音楽活動をされている方がライブ配信したものを、販売するというのも一つの手ですし、教材となるようなトークを販売するのでもいいですね。
情報に価値を見出す人は買ってくれそうです。
サポーター機能(2020.09.01未実装)
自分のファンになってくれた人が、サポーターとして課金するようなシステムです。
課金者のみが閲覧できるようなカテゴリー分けもできるようです。
例えば、放送が10分あったとして、8分までは誰でも視聴できますが、残り2分はサポーターのみ視聴が可能というような設定も可能という訳です。
限定コンテンツを作って差別化を図る機能といったところでしょうか。
積み上げていけば収益化できそう
stand.fmのアプリはかなり前からリリースされているので、配信者の方で古参と呼ばれるような人がもう既にいます。
放送を200回以上も重ねているような人ですね。
こんなふうに毎日積み上げていけば、ファンになる人も増えてくると思いますので、毎日積み重ねることで収益化が可能だと思われます。
不具合があるのが懸念点
ぼくも試しに使用してみましたが、一度アプリを落として再起動しようとすると、立ち上がらない不具合が出ました。
これはおそらく、スマホの機種によって引き起こされるものかなあと思っています。
キャッシュを消したり、データを消したりすると何とか再起動できましたが、アカウント登録も不具合のためにうまくいかずにデータの保存が出来ない状態です。
こんな状態だと、継続して放送を投稿できないので、現状ではぼくはstand.fmは使えなさそうです。
他の人はそんな不具合を訴えていないようなので限定的な不具合かもしれませんね。
とはいうもののGooglePlayのレビューを見てみると2020年9月1日現在で評価は2.9とやや低め。
ぼくはそんなに使い込んでいないのでわかりませんでしたが、編集を重ねていくとスマホの動作が重くなるなどの報告があったりします。
現在もアップデートを続けていて、リリースされたとはいえ、開発段階であると言えそうですね。
ぼくも収益化に取り組んでみたかったのですが、今のアプリ状態だと難しいので、スマホを買い替えるしかないかもしれません。
アプリのページでは、○○を修正しました!という報告が上がっていたので、バグなども徐々に改善されていきそうです。
もし、現在アプリを使用していて、不具合が出た方は数か月後に再インストールすると不具合が改善されているかもしれません。
ぼくもしばらくしてからまた利用してみたいと思います。
おわりに
ブログ・youtube・インスタグラムで文字・動画・画像を使ったプラットフォームが出てきていましたが、このstand.fmで音声というジャンルが出てきましたね。
似たようなものでvoicyもありますが、こちらは、自由に投稿できるわけではなくて、パーソナリティーの審査に合格しないといけません。それはそれでパーソナリティの質を高める役に立つかとは思いますが、門戸は狭いですよね。
だれにでも放送が可能というstand.fmはこれから伸びていきそうですので、アプリがしっかりしていけば勢力が拡大していくんじゃないでしょうか。
今回は以上です。
楽しい音声配信生活を!