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情報が筒抜けだったら何が悪い!
なんかお客さんから『御社で使っている業者さんは仕事が早くていいですね。これからもよろしくお願いします。』とか言われたんだけど。
え、なんか情報がバレてる…?
もしかしたら、ファイルプロパティがそのままだったんじゃないでしょうか…?
ファイルにはプロパティのところに作成者の情報が残っていたりします。
ほかのだれかが作ったものを、そのまま渡してしまうと、作成者がばれてしまうことになります。
同じ社内なら問題ありませんが、協力会社に作ってもらって、それをそのままお客さんに渡してしまうような場合は、ちょっと具合が悪いですよね。
今回はそんなことにならないようにプロパティ欄を修正したり削除したりする方法を解説します。
Contents
ファイルのプロパティの開き方
ファイルのプロパティの確認方法から見ていきましょう。
ファイルの右クリックから開く
ファイルを右クリックすると、メニューが表示されますが、このメニューの一番下に「プロパティ」があるので、クリックします。
プロパティが表示されます。
Altキーを押しながらダブルクリックで開く
プロパティが開きます。
プロパティの編集
ここに作成者などが表示されているんですね。
ファイルを作成したときに自動で入力されます。
これで、お客さんにだれが作ったのかがバレたんだな
「私が作りました」みたいな顔して、別の人の名前があると気まずいので、事前にチェックするか、修正しておきましょう。
修正できる項目にマースカーソルを近づけると、黒い枠と項目が表示されます。
上の画像だと、ファイルに対してタグを追加できることになります。
これで、項目の内容を修正しちゃいましょう。
プロパティから項目を削除する
誰が作ったのかがばれないようになってればいいから、項目だけ削除できないかな?
指定の項目を削除する方法と、一括で削除する方法があります。
「詳細」タブの中の一番下に「プロパティや個人情報を削除」というリンクがあるのでクリックします。
可能なプロパティをすべてのプロパティを削除してコピーを作成
「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成」を選択して、一番下の「OK」ボタンをクリックします。
元のファイルと同じフォルダーにプロパティを削除したコピーファイルが作成されます。
プロパティの項目が真っ白に近い状態になりました。
プロパティを指定して削除
削除したいプロパティにチェックを入れましょう。
選択し終わったら「OK」をクリックします。
※この操作ではコピーを作らずに操作したファイルのプロパティが消えることになります。
プロパティを残しておく必要がある場合は注意しましょう。
指定したプロパティの部分が削除されています。
元のファイルのプロパティそのものを編集しているので、特にコピーなどは作られません。
元のファイルをとっておきたい場合はあらかじめコピーを作成しておく必要があります。
おわりに
仕事などで、「このファイルを使って作業してね」なんて言われて、先輩方から受け継いだファイルのプロパティを見ると、全く知らない人の名前があったりして、面白いです。
と同時に、誰?!という気持ちも湧き上がってきます。
誰だかわからないというのは不安と不信感を生む場合もありますので、自分じゃない人が作ったファイルを誰かにファイルを渡す場合、特に社外の人に渡す場合には、気を付けたほうがいいかもしれませんね。
自作している場合は、プロパティに自分の名前が付くのであまり気にする必要はないかもしれません。
プロジェクトマネージャーや外注をよく使う人は気を付けるようにしましょう。
個人で作業することが多い人はあまり気にする必要はないんですけどね…。
今回は以上です。
お疲れ様でした!