何でもかんでもキーボードで操作したかったら何が悪い!
表が完成した後に体裁を整えるためにセルを追加したり削除したりするんですが、繰り返し行っているとマウスの右クリックがうっとうしくて…。
キーボードだけでセルの追加と削除はできないのでしょうか…。
Excelで表を作った後に、「これはいらない」と気づいたり「あれが足りない」と気づいたりして、セルの挿入や削除を頻繁に行うことになるかと思います。
マウスで右クリックして追加してもいいのですが、何度も修正していると煩わしく感じることがあるかもしれません。
そこで、今回はキーボード操作でセルの追加削除を行う方法を解説します。
マウスを使わずにセルや行や列を追加したり削除する方法
では順番に解説していきます。
セルの追加と削除の方法
キーボードのショートカットを用いてセルの追加と削除を行います。
「+キー」「-キー」はともにテンキーに配置されているキーを使います。
具体的にやってみましょう。
セルを追加したいところを選択してCtrl+「+キー」を押します。
「セルの挿入」ウィンドウが表示されるので、お好みのオプションを選んでOKをクリックします。
セルが追加されました。
セルを削除したいときは、セルを選択してからCtrl+「-キー」を押します。
「削除」ウィンドウが表示されるので、オプションを選択してからOKを押します。
セルが削除できました。
これで、キーボードでセルの追加削除ができますね。
列や行をまるっと追加する方法
あの…。先ほどの方法も素晴らしいのですが、ひとつずつの追加や削除だと表が崩れてしまうので、一列丸ごととか、一行丸ごと追加することってできないんでしょうか?
ひとつずつ追加していくより、一行ごと、一列ごとに追加できた方がレイアウトが崩れなくて便利ですよね。
まるごと追加したい場合は、先に一列、または一行選択してからセルの追加の操作を行います。
1行(または1列)選択する
↓
ショートカットで追加(または削除)を行う
1行または1列をすぐに選択する方法は、以下の記事でもまとめてありますのでよかったら参考にしてくださいね。
https://around40-dt-tokamachip.info/2021/01/04/post-15887/
では実際にやってみましょう。
この時、半角英数字入力になっておらず、かな入力になっていると、スペースが入力されてしまうので、入力モードを確認しましょう。
1行が選択されたので、続けてCtrl+「+キー」を押します。
オプションは表示されないんですね
1行選んである場合は、その行にセルを追加して全体を下げるしか処理の選択肢がないから、オプションウィンドウが表示されることはないのではないかと思っています。
列を追加する場合もやってみましょう。
列や行を削除したい場合は、上のように1列または1行選択してからCtrl+「-キー」を押すことで、まるっと削除することができます。
おわりに
慣れてくると行の挿入はツーアクションで行うことができます。
右クリックしてメニューから項目を選んだりする必要がないので、かなりスピーディーになりますよ。
というわけで今回は以上です。
お疲れ様でした!