前回のあらすじ
ショートカットを設定したはいいものの、全角入力になっていて、うまくショートカットが使えないのであった。
前回はこちら【Illustratorこれどうやるの?017】ショートカットの設定方法について【AI】
Contents
小ネタ祭り
今回は「なんか変わってしまったけど戻し方がわからない!」ものを集めてみました。
マウスポインタが別の物になっちゃった!
Shift+CapsLockを押すことで、表示されているマウスポインタの形を変えることができます。
2種類あり、押すたびに切り替わる仕様です。
どちらがいい、とかはなく、完全に好みになると思いますが、クリックが適用される位置というのは感覚的なものです。
マウスポインタが変わってしまうとちょっとぎこちなくなりますよ。よかったら試してみてください。
選択してもパスが表示されないんだけど!
バウンディングボックスは表示されるのに、肝心のパスが表示されません。
右は円の周りにパスが表示されていますが、左側は見えていませんね。
パスを作成中はさらに厳しくて、右の状態だとどのようなパスになっているかわからず、非常に困ります。アウトライン表示にするとどんなパスかわかりますが、不便ですよね。
Ctrl+Hで表示・非表示を切り替えることができます。
上部メニューだと「表示」→「境界線を表示」です。
このコマンドがいやらしいところはHキーの位置です。
Ctrl+G「グループ化」
Ctrl+J「頂点を結合」
Ctrl+B「背面にコピー」
Ctrl+Y「アウトライン表示」
Ctrl+U「スマートガイドのオン・オフ」
という、よく使うショートカットキーの中心にHが位置しているので、間違って押してしまうことが多いです。
Illustrator触りたての頃にこの症状に陥ってしまうとどうしたらいいのかわからなくなります。実際なりました。
あわてず騒がず対処したいものです。
なんか線がいっぱい表示された!
うわっ、なんだこれは…。クリックしても動かないし、どうしたらいいんだ。
キョロキョロ…。
左上にこんなアイコンが!この×をクリックしたら消えるんだな。
カチッ。
…。
…。
カチッカチッ。
…。
何も起こらないじゃないか…。
というところまでがテンプレートですね。
こいつの名前は「遠近グリッド」と言います。
上部メニューの「表示」→「遠近グリッド」→「グリッドを隠す」で非表示にすることができます。
ショートカットはCtrl+Shift+Iです。
「文字のアウトライン化」がCtrl+Shift+Oなので、手元が狂うと押してしまう可能性もありますね。
ちなみにこのグリッドを動かす専用のツールがあります。
遠近グリッドツールを選択時はドラッグでグリッドの形状を変えることが出来ます。
パースを描いたりするときに使用すると便利かもしれませんが、ぼくは一度も利用したことがありません。
苦しめられたのみです。
もっと熟練したら活用できる日が来るのではないかと思います。
今回は以上です。
押し間違いで、発生する可能性のあるものばかりでした。
小ネタになりそうなものがありましたらまたまとめてみたいと思います。
次回
次回は何を書くかまだ未定です。
未定ですがお楽しみに!
次回はこちら【Illustratorこれどうやるの?019】閉じたパスについて考える【AI】
Illustrator解説まとめ
解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ
http://around40-dt-tokamachip.info/2018/08/15/post-7313/