自分ってこんな人だったんだ?!
って思ったことはありませんか?
自分で認識している自分と違う自分が出てくるかもしれませんよ。
今回はエゴグラムのお話です。
自分の性格特性を知る
エゴグラムというものがあり、設問に答えることで、自分の性格特性を簡易的に判断することができます。
エゴグラムはカナダ出身の精神科医、エリックバーンの交流分析の理論をベースに考案された性格分析手法です。
エゴグラム性格診断では、私たちの心を5つの自我状態に分類し、グラフ化することでその人の性格のクセを捉えます。出典: commutest.com
イメージとしては下記のような質問に対して「はい」「いいえ」「どちらでもない」を選択して進めていきます。
大体設問数は50問ほど。
あまり考えずに直感で、「はい」「いいえ」「どちらでもない」を選んでいきます。
答えた回答によって、あとで解説する属性にポイントが振り分けられていきますが、「はい」「いいえ」のみを使用して答えると、「どちらでもない」を使用した場合より性格が際立ちます。
規則やルールを守るべきだ
人の話をよく聞いてあげます
「なぜ」そうなのか理由を検討する
よく笑う方だと思う
よく後悔する
よく他人や自分を責める
人の気持ちを考えます
感情的というより理論的だ
好奇心が強いほうだ
相手の顔色をうかがう
出典: commutest.com
「エゴグラム」で検索するとたくさん出てきますので、そちらで試してみるといいかもしれません。
設問に答えていくと最終的に診断してくれるプログラムがあったりしますが、ぼくはそういうプログラムが組めないので他のサイト様にお譲りします…。
エゴグラムの自我状態について
そのエゴグラムの診断プログラムの結果には大抵「CP」「NP」「A」「FC」「AC」というカテゴリと値が表示されますので、これについて解説してみます。
こちらは優しい母のイメージ。
ポイントが高いと、自分でやさしいと思っている人。おせっかいの部類に入るかもしれませんね。
また、ポイントが少ない場合は自立性の強い人です。
言えばわかってくれる人になります。
成人の自我状態。大人の振る舞いができているかどうかということです。
Aが低い人は空気が読めない人。逆に言うと天真爛漫な人です。
また、高い人は具体性がないと動かない人。
臨機応変に弱い人とも言えます。
いろんな傾向を見て、自分がどんな性格なのか知っておくことで、いつもの自分と違うということに気付けるのではないでしょうか。
エゴグラムの活用
診断結果で5つの自我状態の数値が出たと思います。
それについては個人の資質によるものなので、「Aの値が高いから悪い」とか「CPが高いからよい」というものではありません。
数値を基にして、自分がどういう傾向の性格なのかつかんだら、得意なこと苦手なことをみて、見えてきた長所を生かす方法や、苦手な短所を補うにはどうしたらいいかなどを考えることが出来ます。
例えば、NPの値が低い人は自立心を持っている傾向にありますが、裏を返すと「他人を頼れない」という面が見えてくるかもしれませんね。
他人を頼る。仕事などだと、「仕事を任せる」ということにもつながります。
つまり他人との連携がヘタかもしれない。そんな時にどうしたらいいだろうか。
という対策を立てたりすることで、苦手だと思われるものをサポートしていったりできるわけです。
また、自分をよく知っていれば相談もしやすいかもしれませんね。
一度、診断を受けてみましょう。
次回
次回は簡単にできるストレッチ体操をご紹介いたします(唐突)