十日町PのDTだったら何が悪い!

夏が近づくと気になるアイツがやってくる!蚊対策まとめ1(基礎編)






かきむしったら何が悪い!
という訳で、かゆくて眠れない夜というのを経験したことがありますか。
蚊が飛び回る音が聞こえるけれど、どうにもこうにも退治できないし体はかゆくなるしで、もやもやしながら眠りにつきます。

そんな日が続いたら体も気持ちも疲れてしまいますね。
そこで、快適に過ごすために蚊に対してどうしたらよいのか見ていきましょう。

蚊の発生源

蚊の発生源は水のあるところです。

水の中に卵が産みつけられ、卵がボウフラになり、成長して蚊になります。

なので、家の周りにある水たまりを処分することが蚊の発生を抑える対策になります。

水たまりのできやすい場所(家の外)

・プランターや鉢植えの受け皿
・空き缶や空き瓶
・排水溝
・雨樋(とい)

水のつきやすい場所(家の中)

・花瓶
・水槽
・飲み終わりのペットボトル
・お風呂周り
・トイレ周り

イメージとしてはへこみがあって水が溜まりやすいものをチェックすることと、水を使用するものをチェックする
ということです。

水気をとったり、溜まっている水を捨てることで、その中にいるボウフラを排除して、蚊になることを防ぎます。

えっ?こんなところから?!
というような少ない水でも発生することがありますので、いろんなところをチェックしてみましょう。

蚊は遠くからやってこない

蚊は飛んでいるのでいろんなところからやってきているようなイメージですが、実は行動半径が狭いので、身近な発生源をなくすと新しい蚊が発生することは少なくなります。

なので、周囲の発生源対策はかなり効果的です。

蚊が目標にしているもの

立派な大人になる。
とかではないですよ。

どういったものを目標にして近づいてきているのでしょうか。

蚊は二酸化炭素の密度が高いところへ、周りより温度が高いところへ向かう習性がある。体温、におい、周りとの二酸化炭素の密度の違いなどで血を吸う相手を探している。

出典: ja.wikipedia.org


とあります。

・体温(温度)
・湿度
・におい
・二酸化炭素

を察知して目標に近づいているようです。

これを踏まえて狙われる人の特徴を見ていきましょう。

蚊に狙われる人の特徴

狙われやすい人は以下の特徴があります。

体温が高い人


新陳代謝が高い人は体温が高くなります。
体温が高いと、低い人よりは狙われやすくなります。

お酒に酔っている人


お酒を飲むと体温が上昇します。
また、呼吸が荒くなり呼吸回数が増えます。
呼吸が増えるという事は吐き出される二酸化炭素によって蚊を誘引してしまっていますね。

また、ビールを飲んだ人は、含まれる炭酸ガスによっても引き寄せていますので、酔っている人で特にビールを飲んだ人は要注意です。

汗っかきの人


汗っかきの人は、体温が高くなりやすく、汗によって湿度もあります。
また、汗をかくことによってにおい成分もまとっているので、蚊に狙われやすくなります。

運動直後の人


普段は蚊に刺されにくい人でも、新陳代謝が上がる運動をした後は、蚊に刺されやすくなります。

足の臭いが顕著な人


足の裏の臭いは常在菌と呼ばれる菌がいて、においを発していることがあります。
また、蚊は足のにおいが好きなので、足に向かって刺しに行くことが多いですね。

妊婦な人


妊婦さんは基礎体温が上がりますので、それまで刺されにくかったとしても、刺されやすくなります。
また、妊娠中は赤ちゃんに空気を送るために、呼吸量が増えます。そのため、蚊に狙われやすくなってしまいます。

黒い服を着ている人


黒い服は、熱を集めて温度が高くなります。逆に白い服を着ている人は、蚊がよりにくくなりますよ。

蚊を寄せ付けない対策

体を清潔にする

体温などは、コントロールしようとしてもできなかったり、必要性から体温が上がっている場合があります。

それを無理やり下げたりするのはよくありませんので、体温に関してはあるがままでいきましょう。

・におい
・汗

が対策できそうですね。

汗をかいたらシャワーを浴びるなどして、体をきれいに保つようにしましょう。
足の裏の常在菌はアルコール消毒で減らすことが出来ます。

アルコールにアレルギーがある方は、足を洗うだけでも効果がありますので、お試しください

戸締りをしっかりする

結局のところ、物理的に蚊が入ってこれなければ刺されないわけですから、不用意に窓が開いていたりしないようにします。

網戸があっても、網戸自体がずれていたりして半開きになっている事があります。

蚊は小さいのでちょっとした隙間からでも入ってきてしまいます。
開いているところはないか確認してみましょう。

服を気にしてみる

俺は黒しか着ないんだ!

というポリシーの方でなければ、黒い服を避けて、白めの服にしてみましょう。
ふくしゃ熱を避けることで温度を下げ、蚊を寄せないようにします。

また、半そでで肌を露出していた場合は長袖を着るようにして肌を見せないようにします。

蚊の嫌いなにおいを置く

人間には問題ないにおいであっても、蚊にとっては嫌なにおいというものが存在します。

逆を考えてもらえばわかりますが、人が嫌なにおいだと思っても、虫たちは平気な顔でその対象に近寄っていたりしますので、そのようなイメージです。

ゼラニウムというハーブが蚊の嫌いなにおいを出して寄せ付けません。

自然の防虫剤です。

匂いは人間からするとさわやかです。

蚊帳(かや)を使う

室内や寝る時用になってしまいますが、蚊帳を使うことで蚊を近づけさせません。
家族全員でなくとも、あまり動き回らない赤ちゃんにだけ使うというのもいいかもしれませんね。

扇風機を使う


蚊の飛行速度はそれほど速くありません。
そのため、扇風機が回っていると、その風力に対抗して進むことが出来なくなり、人までたどり着けません。

扇風機の風が当たる範囲は蚊に刺されません。

炭酸水などを置く

炭酸ガスを発生するものを室内に置けば、蚊はそっちの方を目標にして、人間のほうによって来る可能性が下がります。

炭酸ジュースや、飲み残しのビールなどを置いておくとよいでしょう。

蚊をやっつける対策

バケツを使ったおとり作戦


水を張ったバケツを家の周りに設置しておきます。

すると、当然ながら蚊がその中に卵を産み付けに来ます。
ボウフラが蚊になるまで大体2週間ほど。
1週間で水を替えると、その中のボウフラをやっつけることが出来ますよね。

これの繰り返しで蚊の発生を抑えることが出来ます。

ボウフラの段階で駆除することで、新しく親になる蚊を発生させないという効果もあります。

1.バケツに水を張る
2.蚊が卵を産みに来る
3.1週間ほどでバケツの水を入れ替える
繰り返し

簡単に蚊の発生を抑えることが出来ますが、水の入れ替えを怠らないことが必要になります。

ついうっかり忘れてしまうと、蚊の大量発生源を身近に作ることなります!
恐ろしい…。
なので、忘れずに水の交換を行いましょう。

蚊の発生源に銅を放り込む作戦

蚊が発生しそうな水場を毎回チェックするのは大変…。
という時は、その水場になりそうなところに銅を入れておきます。

銅の成分がボウフラの発生を抑制してくれます。

10円玉でも効果がありますが、誰かが持って行ってしまうかもしれませんので、銅線などを買ってきて入れておくとよいでしょう。

縦はさみで蚊をたたく作戦

蚊をたたくときって、手のひらを左右に構えて、その手を閉じて蚊をたたきますよね。

拍手をするときのような、相撲で猫だましをするような、そんな手の位置です。

そうではなく、手を上と下に配置して上下で挟むようにすると叩きやすいです。

これは蚊が上下の動きが得意で左右の動きが苦手ということによります。

上下の動きが得意なので、左右から挟もうとすると上にひょいっと逃げられてしまうからですね。

左右の手を水平に構えて蚊をたたいてみましょう。

卵を産ませない作戦

雨上がりの晴れた日に蚊は草むらなどに卵を産みにやってきます。
家の周りの草むらや水たまりが出来そうなところに蚊取り線香を焚いておきます。

蚊が近寄れなくて卵を産めません。

からめとる作戦

ハエ取り紙などを利用します。

美観を損ねることもあるかもしれませんし、扱いに失敗するとべたべたになってしまいますが、吊るしておくだけなので簡単です。

まとめ

蚊に対する基礎的なことを書いてみました。
自分で対処できることと対処できないことがあります。

まずは、自分でできることの改善から行ってみましょう。

次回は「かゆみ編」です。