人生で経験してきたモノの中で、自分の中で大きな影響を受けたものってありますよね。
人の優しさだったり、小説、音楽、またはゲームだったりします。
ぼくも子供の頃はゲームをたくさんプレイしていて感動した作品というのはたくさんあります。
その中で、付き合いが長いゲームと言えば「ファイナルファンタジー」シリーズがあります。
日本を代表するRPGとして世に広く知られています。
シリーズの作品数が多いので、全てをプレイしていなくても思い入れのある作品がいくつかはあるって人もいるんじゃないでしょうか。
今回はこのファイナルファンタジーシリーズから派生した「シアトリズムファイナルファンタジー」を実況プレイした動画をご紹介します。
Contents
シアトリズムファイナルファンタジーとは
シアトリズムファイナルファンタジーはこのファイナルファンタジーシリーズの音楽を使ったいわゆる「音ゲー」です。
NINTENDO3DS用ソフトやiOS用アプリ(現在は配信終了)としてリリースされました。
画面をタッチしたり、なぞったりするだけの簡単操作ですが、難易度を上げるとクリアが結構大変です。
最高難易度は中々クリアできないんですよね。
シアトリズムファイナルファンタジーが発売され、しばらくしてからシアトリズムファイナルファンタジーカーテンコールという、収録楽曲を大幅に増やしたバージョンも発売されています。
ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング作品だけでなく、外伝であるミスティッククエストやサガシリーズの楽曲も収録されているので、今からプレイするならカーテンコールの方を強くお勧めします。
ただてるさんのシアトリズム ファイナルファンタジー【実況】
で、今回紹介したいのはこちらの動画。
ゲーム実況者の「ただてる」さんがシアトリズムファイナルファンタジーを実況プレイしている動画です。
「ただてる」とは
ただてるさんは、ニコニコ動画に主に動画を投稿していたゲーム実況者の方で、現在は活動を休止していますが、今までの作品は削除してはいませんので、視聴することが可能です。
シアトリズムファイナルファンタジーの他には
・ポケモンの野望
・信長の野望
・実況パワフルプロ野球2012決定版
・ダークソウル
・FIFA15
・レゴ®シティ アンダーカバー
の実況もしているので、こちらの視聴もおススメです。
ただてるさんの声がいい
まずなんといってもただてるさんの声がラジオのパーソナリティ並みにいいってことですね。
聞いていて癒されると言いますか。
いやこれ声の仕事しているんじゃないの?ってくらいのクオリティで、滑舌もいいし、聞いていてイヤな感じがしないのはすごいですよね。
しゃべりも棒読みじゃなくて実感こもってるなぁってのがわかるくらい喜怒哀楽がはっきりしてます。
ただてるさんの別名はゲスてると言われるくらいに、実況中ではゲスな面を出してきています。
いい声でひどいことを言っていくスタイルはもはや伝統芸能の域に達しています。
シアトリズムファイナルファンタジー実況ではゲス成分はほとんどなく、他の実況シリーズでいかんなく発揮されています。
ゲスてる先生の本領を発揮しているのは、ポケモンの野望シリーズでしょう。
ゲスっぷりを出しつつも、各話に見どころがあり、笑いどころがあり、時にはすべての話がつながって、なんだか壮大な大河ドラマを見ているような感覚にとらわれる作品です。
一度見て、しばらく時間を置いてまた観たくなるようなそんな動画というのは中々ないと思いますが、このポケモンの野望シリーズは見返したくなる動画です。こちらもぜひ見てもらいたいですね。
FFの各作品の思い出話に共感を覚える
シアトリズムファイナルファンタジーの実況は、ナンバリングの1-13までの各作品の楽曲を作品ごとにプレイしています。
FF1の回なら、FF1の曲のみをプレイしている。そして、プレイの合間にプレイした作品についての感想を語りながら実況をしています。
FFファンならこの思い出語りに「そうそう!」と共感することが出来るのではないかと思います。
FF6なら、どのキャラが好きかとか、FF5はジョブマスターのためにムーバーをひたすら刈ったとか、そういったことをプレイの合間にしゃべっています。
そのただてるさんの話に「わかってるなー」と思う事もあるし、「そんなこともあったな~」って昔の記憶を掘り起こしてくれたりしてるんだよね。
で、ただてるさん自身の意見を聞いている時に、各FFの魅力を再確認できたりして、そうだった確かにここは楽しかったし、泣いたりしたなって思ったりする。
ラジオみたいに聴ける
ゲーム実況動画だから、画面を見ることが必要と思うかもしれないけれど、この実況動画に関しては画面見なくても実は楽しめます。
何かの作業中に動画を再生して聞きながら作業しているとなんだかラジオを聞いているみたいで、画面を見なくても楽しい。
むしろ画面を見ない方がただてるさんの言葉により集中することが出来るからより深く言葉が刺さるっていうかね。
作業しているのに音声に集中しちゃうと作業がはかどらないんですが。
ゲームのワクワク感を思い出させてくれる
このシリーズのどの回も好きなんですけど、解説がみんな優しくて、つい聞き入っちゃうんですよね。
で、特にFF7の回の締めの言葉が好きで、これを紹介します。
いやぁ、終わっちゃったなぁ・・。
終わっちゃったね。FF7ていうゲームは、今自分の人生を思い返してみても最も熱狂したゲームのひとつなんだ。
本当に面白かった。
もう本当に面白くって。
まぁまぁ。このソフトが発売された当時の事を思い返してみるとね、なんかあん時って、みんながね、その・・・ゲームの進化っていうかグラフィックの進化っていうのにね、すんごいワクワクしていた時代だったなって思うんだよね。
今って、ゲームって更に進化したじゃないですか。で・・・今、みんながゲームに求めているものってグラフィックの進化とか、そういうもの以外のモノになりつつあるんじゃないかなと思うんですよ。
ただね、この当時、みんながゲームに対して望んでいたことって、間違いなくゲームの進化だったんだよね。
ゲームってどこまで行くんだろうって思ってたの。そこで出てきたね、このFF7ていう作品はね、もう衝撃だったんだよね。
あの時代が生んだんだろうな。この作品は。
でそれをさ、感受性の強い10代で体験してるからさ、もうど真ん中直球なんだよねこれは。俺にとっては。
青春なの。
もう一生忘れられないね。この作品の事は。
いやぁ、ありがとうございました。
出典: www.nicovideo.jp
ほんとにね、ファミコンからスーパーファミコン、そしてプレイステーションを経験してきた世代だったら、同じような意見を持っていると思うんですよ。
そして、言葉で表現できなかったことをただてるさんがきちんと言語化して、「ああ確かにそうだった」っていう気持ちとともにね、ゲームに対してワクワクしていた自分を思い出したりして嬉しい気持ちになるんですよね。
ニコニコ動画なんで、共感するコメントや当時の思い出を語っている人もいたりして、そういうのを見ても同じことを感じてくれた人がいた!ってことを発見できてうれしくなります。
おわりに
もしファイナルファンタジーシリーズが好きな人だったら、ただてるさんの実況を聴くともっと好きになれるかと思います。
ぜひ視聴してみてください。