画像を回転させるのにちょうどいい角度が分からなくて0.1°ずつ回転させているんだけど、手間だし画像が劣化するしなんかいい方法ないかな・・・。
ありますよ!
photoshopで水平にしたい部分を指定してカンバスを回転する方法を解説します。
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水平にしたい部分を指定してカンバスを回転する方法
こんな時に使えます。
元の画像
こんな画像があったとして、手前のラインを水平にしたい時に使えますよ。
こんなイメージだね。
やっぱり角度入力でちまちま確かめながらやるしかないのでは。
そんなことしなくても大丈夫です。
ものさしツールで角度を出す
ツールバーからスポイトツールを長押しすると、ものさしツールが現れるので、ものさしツールを選択します。
Shift+Iでツールが循環して変化するので、Shiftを押しながらIキーを何度も押してもものさしツールに切り替えることが出来ます。
ものさしツールで水平にしたいラインに合わせて、ドラッグしてラインを引きます。
ん?見えないけど・・・。
ものさしツールを選択した状態で、両端の「+」印をドラッグすると、ラインを修正できます。
修正する時は新しく引き直してもいいんですけどね。
何となくわかったわ
ものさしツールでラインを引くと、その角度が自動的に計算されます。
ものさしツールで算出した角度で回転させる
ものさしツールで作成したラインが残っている状態にして、上部メニューの「イメージ」→「画像の回転」→「角度入力」をクリックします。
ものさしツール以外を選択するとラインは非表示になりますが、角度計算は生きています。
「カンバスの回転」ウィンドウが表示されますが、その中にすでに角度が入力されています。
この角度はものさしツールで計測した角度になります。
なので、そのまま「OK」をクリックします。
ものさしツールのラインが水平になるようにカンバスが回転しました。
これは楽!
水平にしたい場合は便利な技ですね。
ものさしツールで算出した角度で回転させていらないカンバスも一度に削除する方法
ものさしツールで回転させた後のいらないカンバスの余白を一度に削除することもできます。
ものさしツールを使用すると、ウィンドウ上部にある「角度補正」のボタンがアクティブになるのでクリックします。
どういう仕組みなのでしょうか?
まずカンバスを回転して、その後に回転した画像の範囲内でおかしくないように切り抜きしていると考えられます。
角度補正ボタンを押した後のヒストリーを見ると「回転」と「切り抜き」の2回の処理が行われていることが分かります。
いいあんばいに加工してくれているってことですね。
おわりに
ぼくも以前は、角度入力でちまちま合わせていましたが、ものさしツールを使って回転させるとほぼ一発で水平になるので便利です。
よかったら使ってみてくださいね
ほぼ一発というのは、ものさしツールで作成したラインが曲がっている時があるからです(笑)
今回は以上です。
お疲れ様でした!