photoshopでファイルをまたいでレイヤーをコピーした時に、どこにあるのかわかりづらいんですが、カンバス内にひょいっと持ってくる方法ってないのでしょうか。。。
今回はphotoshopでレイヤーを見失った時の対処法を解説します。
レイヤーをカンバス内に移動させる方法
見失ったレイヤーをカンバス内に戻す方法を2種類解説します。
移動ツールと整列で戻す方法
上の画像のようにカンバス外にレイヤーが移動した場合に本当は見えませんよね。
今回は解説のために表示していますが。
この時、移動ツールと整列ボタンでカンバス内に引き戻せます。
1.カンバス外のレイヤーとカンバス内にあるレイヤーを選択
2.移動ツールを選択
3.整列ボタンでレイヤーを整列
まずはカンバス内にあるレイヤーとカンバス外にあるレイヤーを選択します。
Ctrlを押しながらレイヤーをクリックすると複数選択が出来るので、複数ある場合は選択しちゃいましょう。
次に移動ツールを選択します。
移動ツールを選択するとウィンドウ上部に整列ボタンが表示されます。
このボタンを使ってカンバス外にあるレイヤーを移動させます。
右揃えと下揃えのボタンを押すと、カンバス外にあるレイヤーがカンバス内のレイヤーの右端と下端に合わせて移動してきます。
これで簡単にカンバス内にレイヤーを戻せますね。
本来レイヤーはカンバス外で見えないので、どこにあるかわかりません。
上の画像のような位置関係だと、右揃え、下揃えにしたときに、カンバス内のレイヤーがどこかに行ってしまいます。
なので、移動ツールの整列ボタンは大まかにどこにいるのかがわかる時に使った方が便利でしょう。
整列ボタンをクリックしてカンバス内のレイヤーが移動してしまったら反対方向の整列ボタンを押せばいいんですけどね。
例:右揃えボタンを押したらレイヤーが消えた → Ctrl+Wで戻して左揃えボタンを押す。
自由変形ツールで位置を確認して戻す方法
自由変形ツールを使うと、バウンディングボックスが表示されます。
このバウンディングボックスはカンバス外にいても表示されるので、これを目印にしてカンバス内に引き戻す方法です。
見失ったレイヤーがカンバス外にあるので、レイヤーとしては存在しているものの、表示されてはいません。
そこで、見失ったレイヤーを選択してからCtrl+Tで自由変形ツールを使用すると、バウンディングボックスが表示されるので、どこにいるかが分かります。
あとはドラッグしてカンバス内に引き寄せれば表示させることが出来ます。
パスが画面内に存在していて、選択されている状態だと、Ctrl+Tで自由変形をしようとすると、レイヤーが選択された状態であっても、パスの方が優先的に自由変形の対象になってしまいます。
なので、もしパスが存在している場合は、パスを削除するか、Shiftを押しながらパスをクリックすることで、選択を解除できますので、選択を解除してから自由変形を行いましょう。
パスの選択を解除した後なら、レイヤーが自由変形の対象となり、バウンディングボックスが表示されるので、位置が分かります。
おわりに
複製してきたレイヤーがカンバス外に行ってしまうのは、カンバスサイズが違う事が原因です。
1つのファイルの外で作業をして、もう一度差し戻すことが分かっているようなら、カンバスサイズを変えないで作業すると見失う事が少なくなると思います。
でも、ファイルサイズが異様にでかくなったりすると、どうしても小さいカンバスにしたくなったりしますけどね・・・。
今回は以上です。
お疲れ様でした!