といったわけで、今ネットサーフィンをしているとけっこうな確率でビビッドアーミーの広告を目にすることが出来るかと思います。
その多くは、なんだか劣情を煽るようなコピーと女性のいたいけな姿に、いろんなことを考えてしまう人も多いはず。
じゃあ一体中身はどうなっているの?ということでビビッドアーミーの広告の真偽を見ていきましょう。
広告の消し方を探している人はこちらの記事を参考にしてください
>>>>【広告の消し方】ビビッドアーミーやマンガなどの広告がうざいと感じた時に非表示にしたり消したりする方法を解説
Contents
広告にあるような要素はない
ありません。
女の子は「英雄」というくくりで登場します。それぞれR、SR、SSRとランクがあり、レベルを上げると戦闘力が上がり、ゲームを有利に進められるというゲーム内ギミックのひとつです。
基本のイラストがおそらくLive2Dでアニメーションをつけられて動いています。仲間にできる予定の英雄は全て見ることが出来て、アニメーションもします。手に入れないと灰色で表示されるようなゲームが多い中、これはユーザーフレンドリーですね。
仲間にした後は「スキン」と呼ばれる、別イメージが解放されます。
それまで軍服だったり、戦闘服だったりしたキャラクターが一転して水着になったり、水着になったり、水着になったり・・・って、全部水着に着替えてたよ!
これも、特にエッチな表情をしたりしているわけではなく、普通です。普通にかわいい。
ゲームリリース直後は普通の広告だった
ビビッドアーミーは2019年3月25日にサービスを開始しましたが、そのサービス開始直後はいたって普通の広告を出していました。
それがなぜか、エッチなことを示唆するような広告ばかりを作るようになってしまいました。
もしかしたら、冗談でやってみた広告を投入した時に食いつきがよかったのかもしれませんね。
ぼくもこんな釣り針が垂れ下がっていたら一も二もなく食いついてしまいますよ。
実際食いついてプレイしてしまいました。
いや、本当は、誤クリックでページが開いてしまっただけなので、広告に釣られたわけでは決してありません。
広告のキャラクターはどうやって作られたのか?
描きおろしです。
広告のために使わないイラストを描いているのかというと、そうなります。
また、実際使用しているイラストに汗をくわえたり表情を変えたりしているものが多いですね。
ゲーム内のイラストは正面を向いているものばかりなので、後ろ向きだった、かがんだり、手をあげているようなイラストは全てイメージという事になります。
よく見てみるとわかりますが、CMの中でこのキャラクターが使えるとか、このキャラクターのイベントがあるとか、何にも言及されていません。
なので、こんなイラストがゲームの中で見られるかも、ムフフというのは、勝手な思い込みなんですね。
広告戦略としては正しい
CMを見た人が何を考えるかは、見た人によって変わります。
このCMを見て何を感じ取ったでしょうか。
なんだこれと思った人もいるでしょうし、全く意味が分からない人もいるかもしれません。
その昔、イメージだけのCMが流行った時代がありました。商品や企業とは関係ない映像を流し、最後にロゴだけ表示される。
今はインターネットがありますから、わからなかったら調べることが出来ますが、当時は新聞、ラジオ、雑誌、あとは人づてくらいしか情報源がないので、何を意味しているのか分かりません。でも、爽やかなイメージを見た後にロゴを表示させることで、ロゴに対するイメージも爽やかにしようとしたものです。
イメージの埋め込みを行おうとしているんですね。
それを基本として、例えると、マクドナルドのCMで上からふんわりしたバンズとその間にハンバーグが落ちてきて挟まれるCMがあったと記憶していますが、それが店頭で出てこなくても問題はありません。だってあれはイメージなんですから。こんなおいしそうなのが食べられる!と思わせたもの勝ち。
という理論です。
この理論になぞらえて、「ああ、こんな画像が他にもあるのかもしれないなぁ、ぐへぐへ」と思わせてポチらせたら勝ちなわけです。
お上手。
作りも作ったり900種類!
このバナー広告は、2019年だけで900種類も作られました。
そして、バナー広告はサイズ違いなどがあるため、その作られた1種類につき、縦長のもの、横長のもの、正方形のもの、大きなもの、小さなものといろんなバリエーションが出来るわけです。
そのバリエーション違いも含めるとその総数は10000以上!2019年の3月にリリースしましたので、と言っても3月下旬なので残りは9ヶ月、270日で10000も作ったことになります。
単純計算で1日に40種類以上。これはすごい。
それだけの情熱をこの広告に注がれているので、これはじっくりと見るほかありませんね。
いや、決していやらしい気持ちからではなくですよ。ぐへぐへ。
広告バナーも著作物
の記事の中で、この大量の広告が面白くて、掲載していたことがありますが、
CTW株式会社 管理部法務課 より 広告の無断転載を辞めるように通知が来たため、広告を削除しました(管理人)。
とのことで、自分のSNSやブログやWEBサイトで公開しないようにお願いいたします。
ぼくも、ビビッドアーミーの広告は結構好きで、最近の新作の「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」のセリフ「やることが・・・やることが多い!」をパクったオマージュにした広告なんかは面白くて見事なんですが、見せられないのが残念です。
検索したり、ビビッドアーミーの広告が貼られているサイトでF5キーを連打することで広告が切り替わると思いますので、そちらで楽しんでみてくださいね。
詐欺の要件を満たしていないので広告詐欺ではない
気軽に「広告詐欺」と言ってしまいそうになりますが、詐欺が成立するにはある一点の事実が必要です。
人をだまして、財産を奪う事。
つまり、誰も財産を奪われていなかったら詐欺には当たらないことになります。
騙すこと(というと言い方は悪くなってしまいますが。)は、別に詐欺でも何でもないんですね。
あのエッチな雰囲気な広告バナーを見てクリックして遊んでみても、別にお金を奪われたりはしません。
ゲームに熱中しすぎて課金してしまう事はあるかもしれませんが、運営側から「課金しろ!」と言われているわけではありませんから自発的な行為になります。
そうすると、別にもうそれは好きで遊んでいるだけという事になりますから全然詐欺じゃないんです。
うー、でももやもやするわ~
損していないので許してあげてください。
優良誤認表示にはあたらないのか
優良誤認表示とは
優良誤認表示とは、品質等の内容についての不当表示であり、「商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であって、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの」(景表法4条1項1号)をいう。
出典: ja.wikipedia.org
うーん、わかりづらい。
つまり、実際のものより、これはいいものですよ!と表示して購入を促してはダメという事ですね。
ウソの情報を根拠にして商品を買ったりした場合は、そのウソの情報がなければ買わなかったわけですからね。
「本当の性能を知っていたら買わなかった」という選択を封じられている事になるワケなので。
今回の話で言うと、エロ要素あります!と言って、エロ?!やるやるとなった場合、「エロ要素がないならプレイしない」という選択が封じられている状態です。
ただ、「エロい」という事が「優良である」かどうかは、意見の分かれるところであるので、優良誤認表示にはあたらないと捉えることもできそうです。
例えば、女性が面白そうと思ってプレイした場合、特にエロ目的ではないでしょうから、優良誤認にはあたらないわけですね。
現段階では、そういった優良誤認であるという取り締まりは受けていないようなので、大丈夫かと思います。
エッチなゲームには年齢認証がある
はい、では皆さんが望んでクリックしてしまうようなエッチなゲームのサイトに行こうとすると年齢認証の画面が出てくるはずです。
DMMとかDMMとかDMMのことですね。
これは、全年齢対象ゲームのバナーなので、クリックしても年齢認証画面は出ませんが、DMMのR18ゲームの方に行くと年齢認証を求められます。
エッチな物には年齢認証が必要だからです。
年齢認証がないゲームにはエッチな要素がない。覚えておくとあとで役に立つかもしれませんね。
実際のゲームは資源管理ゲーム
えさにつられてゲームをプレイしてみると、女の子の要素はほとんどないブラウザゲームでした。
資源を使い、施設を立て、一定時間ごとに、陸軍、海軍、空軍を産出します。また、パワーアップに必要なアイテムを集め兵を強化して、強化した軍隊で敵を倒してまた資源を得る。そしてその資源で施設を強化して、アイテムをかき集めて…といったように資源を獲得してひたすら施設と軍隊を強くしていくゲームです。
資源管理ゲームと言いましたが、基本的に資源は減ることはない(パワーアップに消費するだけ)ので、いかに効率よく資源を獲得していくかを考えるブラウザゲームですね。
序盤から一定期間プレイすると待ち時間が1時間以上になってくるので、放置してしばらくしたらチェックして、というプレイスタイルになるかと思います。
mixi全盛期の頃にmixiゲームでサンシャイン牧場というものがありましたが、ちょっとそれに似ているかなと思いました。
サンシャイン牧場は畜産やら農業やら幅広く、何を育てるかなどを決めることが出来ましたが、ビビッドアーミーはサンシャイン牧場よりも品目が少なく、出力アップだけを目指していくようなゲームです。
より、お手軽で簡単にプレイできるようになっているので、時間のある時にササッとプレイするのが良いかと思います。
Webブラウザとアプリが連動
ビビッドアーミーはPCでプレイできるブラウザタイプとスマホで遊べるようにアプリも開発されています。
これが両方とも連動しているので、家ではPCでプレイ、外ではスマホでプレイと言ったプレイスタイルも可能になります。
これは、他のブラウザゲームでも導入してもらいたい機能ですね。
なんなら他のスマホアプリも見習ってブラウザでできるようにしてもらえるとすごく助かるんですがね。
データが消えるのを防ぐ方法はこちらをどうぞ。
>>>>G123でアカウントをSNS連携してPCでもスマホからでも遊ぶ方法。連携すればデータ損失後の復旧も可能?
http://around40-dt-tokamachip.info/2019/11/21/post-5669/
元のゲームは「トップ・ウォー」
元は韓国が開発した、「トップ・ウォー」がもと。
ビビッドアーミーのキャラクターを3DCG風のキャラクターに置き換えてもらえれば大体あっている。
韓国で開発したのちに、中国で「世界争霸」の名前でリリース。
で、今度は日本向けにインターフェイスなどを変えてビビッドアーミーとしてやってきた。
ビビッドアーミーはブラウザゲームですが、トップ・ウォーはアプリとしてリリースされています。
大本のゲームも気になる!という方はアプリも試してみてくださいね。
G123関連記事
http://around40-dt-tokamachip.info/2019/11/21/post-5669/
http://around40-dt-tokamachip.info/2020/04/08/post-6984/
http://around40-dt-tokamachip.info/2020/04/12/post-7810/
G123のゲーム関連記事
https://around40-dt-tokamachip.info/2020/03/13/post-11244/