会話が弾まないときの対処法03~事実と一緒に自分の気持ちも織り交ぜよう~

2019年4月6日

空の勇者たち

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しゃべることがなくてぼんやりしていたら何が悪い!
会話が弾んで仕方ない時と、どうにもこうにもなにをしゃべっていいかわからないときってありますよね。

「鉄板ネタ」なんて言葉があるように、万人にウケるようなネタがあればいいのですが、それも時と場合によって使いどころがあります。

また、同じネタばかり話していたら「あいつはいつも同じ話をする」なんてことになりかねませんね。

年を取ると同じ話ばかりしてしまう。というのは、まあわかるようになってしまいました。
鮮度のある会話というのはなかなか難しいですね。

話が出来ないときは「相手の反応が素っ気なかったらどうしよう」という気持ちが働いています。

「ふうん」で終わったりなんの反応もなかったら、きまずさMAXですね。

その気まずさを回避したくて、寿司屋さんのように何とかいいネタを探そうとすると、余計に話せなくなってしまいます。
なぜならそうそういいネタなんてそうそう思いつかないからですね。

すごいネタでなくてよい。

日常的に話している人との会話を思い出してもらうとわかるかもしれませんが、そんなに大したことは話していませんよね。

話しても話しても尽きない出来事を毎日体験していたらかなり激動の人生かと思いますが、そんなことはないはずです。
大抵は同じことを繰り返している日々です。

でも、ちょっと待って下さい。
自分の中の普通って、本当に普通でしょうか?

自分の中の普通は相手にとっては、普通ではないかもしれませんよ?
例えば、椎茸。
食べたいなあ~、と思ったらお店で買ってきますよね。

雪の降る休日に山に登って、斜面で滑落しながらチェーンソーを持って原木を切ってほだ木にする日常が普通かと思ったら周りは全然そんなことしないわけです。

すごく筋肉痛になりましたが、一般の人はそんな労力をかけて木を切ってこないんだ…。
という気づきは双方にとって、新鮮ですよね。

こんな風に、「自分にとってはありふれてる」事実でも、他の人にとっては「めったにない出来事」かもしれませんので、話してみても良いのではないでしょうか。

事実に気持ちを混ぜる

今日(4月1日)、新元号が発表になりましたが、「令和」になったという事実はもう皆さん知っていることと思います。

これを事実だけ伝えると

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新元号は『令和』になったんだって

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ふうん

で終わってしまいそうですよね。

ここに気持ちや感想を混ぜます

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新元号は『令和』になったんだって。なんか違和感あるよね

というと、

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(この人はこんなことを考えている人なんだな)

というとっかかりになります。
違和感を持たない人と会話をしていたら「どんなところに違和感を感じるのか?」というように話が広がるかもしれません。

気持ちや感想を混ぜる時に苦手なことや、失敗したことを含めると受け入られやすくなります。
ちょっとダメなところを見せることで、自分を知ってもらうきっかけになります。

「俺はこんなにすごいんだ!」と自慢する人よりも、「至らなくてすみません」と謙虚にしている人の方が好感度が高いはずです。

だからと言って、だめなところをいつでもオープンにしないといけないという訳ではなくて、少しの照れてしまうような出来事や気持ちをいうだけで、相手は聞いてくれるかと思います。。

話が押しつけがましくないから受け入れられやすい。

失敗話を思いっきり語っても、自分のだめさ加減を語っているだけなので、押しつけがましさがありません。
自分がいかにダメなのかということを語るということは、相対的に相手を高めることになります。
これは相手にとっては聞きやすい話ですね。

ぼくは消費期限のある食材を買ってきても、ずぼらで、期限をかなりオーバーする事が多々あります。

そんなときは捨てるのがもったいないので、火を通して何とか食べられるようにして、ちょっと味が変でも食べるようにしています。もったいないから!

みたいな感じですかね。

今冷蔵庫の中に味覇(ウェイパァー)がありますが、この前ふと缶底を見たら2014の文字ががが…。
だから、そういう食材は金曜に食すようにしています。
何かあっても土日で対処できるから!
案外いけますよ!

とかでいいのではないでしょうか。

想像できないと共感できない

自分の苦手なことや、失敗談を交えて話すということは、聞き手も共感しやすいです。

失敗というのは誰にでもあり得るので、失敗した時の気持ちを想像しやすくなりますし、想像ができれば、共感することもできます。

しかし、レベルが高いことを声高に言われても、自分が体験したことないことや、想像できないことは共感できません

例えばですが、お金持ちの人が「あそこのお店のステーキを食べてきたんだ。おいしかったよ!味付けがとんこつ味で、君もきっと気に入ると思うよ!」といったとしても、高いお店での食事というのは、中々想像できません。

代わりに「あそこのお店のウェイターがちょっと面白かったんだ。ズボンが後ろ前だったんだよ。尻ポケットが前に来ていたからね(笑)すごく笑いそうになったけど、何とかこらえたよ」という話なら、容易に想像できませんか?
自分の生活の中に「ウェイター」という存在がいたことがあって、「こんな感じの仕事をしている人だよな」と想像することが出来ます。

そう考えると、すごく成功した姿は想像できないけれど、すごく失敗した姿というのは想像しやすく、「あるある」「わかるわかる」と共感を得られやすいのです

しかし、「大幅に消費期限切れの食材を食す」という行為はなかなか賛同が得られませんけれどね…。

まとめ

・話すネタはありふれたネタでも大丈夫。
・事実に自分の気持ちを添える
・失敗したことや恥ずかしいことなどは受け入れてもらえて共感されやすい
・消費期限切れのものを食べても案外何とかなる(ならないときはピンチ)

です。

軽ーい話のキャッチボールから試してみてはいかがでしょうか。

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