相手をコントロールするイエスのメンタルセットとは?恋愛の手段としても有効です

2019年10月3日




つい、「はい」と言ってしまったなら何が悪い!

ヒトからの頼みごとが何だか断れなくて、いつもつい「Yes!」と答えてしまう事はないでしょうか。

断り切れない流れもあるかもしれませんが、もしかしたら気持ちの操作をされているのかもしれません。

今回は、ついつい「はい」と言ってしまう、イエスのメンタルセットについてみていきましょう。

イエスのメンタルセットについて

とある日のオフィス

dummy

先輩、いまちょっとよろしいですか?

dummy

ん、どうしたの?そんなにあらたまって。大丈夫だよ。

dummy

蛍光灯が切れちゃったんですけど、交換してもらってもいいですか?

dummy

いいよ

dummy

ついでに、ごみにだす雑誌も捨ててきてもらっていいですか?私には重くて・・・

dummy

ははは、あんなのも持てないのか。いいよ。やっておくよ。

dummy

申し訳ないんですけど、ごみを出しに外に行ったら、目の前のコンビニでジュース買ってきてもらってもいいですか?200円以内で。これ、お金です。

dummy

いいよ-。全然OK

dummy

あっ、コンビニに行ってもらえるなら、すみません、今日払込期限のモノがあってそれも払ってきてもらえますか?これ支払い票です。

dummy

んー、ついでだしいいよ。

dummy

ありがとうございます、よろしくお願いします。

dummy

了解了解



dummy

あれっ?!払い込みの分のお金もらってなくない?!

イエスのメンタルセットとは

イエスのメンタルセットとは、「はい」と答えやすい状況を作り出していくと、頼みにくいようなことでも、引き受けてもらえる可能性が上がるという事です。

特に、「簡単にできるお願い」から徐々に難易度をアップしていって、最終的には「簡単にはOKといってもらえなさそう」なお願いでもやってもらえるようになります。

略字を補完すると、「イエス(と言うように)の(相手の)メンタル(を)セット(する)」となりますね。

上の茶番の中では


蛍光灯を替える

ゴミ捨てをする

ジュースを買ってくる

払込票で、代金を払ってもらう

というような流れになっていました。

ここでいきなり

dummy

先輩、暇そうなんで私の今月の支払いをしてきてください!

というと

dummy

お前は何を言っているんだ

の一言で終わってしまうと思います。

これを段階を踏んで「いいよ」と言わせてから、最後にお願いすることで、納得はしないものの、ついでだしいいよ、と思わせることに成功しています。

何度も「OK」と言ってきた手前、急に断ることが出来ない雰囲気をもたせていますよね。

実際のケース

現実であるケースとしては、仕事を頼むときに、徐々に難しいものを頼んでいく方法です。
これは、上司の方から頼まれることが多いかと思います。


・コピーをとる
・片づけを頼まれる
・お茶を入れてもらう
・資料のまとめをしてもらう

全てが簡単なことだとは思いませんが、頼まれて嫌だとはいえないような仕事です。

これを何度か頼まれた後に


・今日中に終わらせる仕事を頼まれる
・残業をお願いされる
・仕事の調整役を頼まれる
・会社の何かの委員会を任される

という、ちょっと「うっ」となるようなお願い事をぶち込んでくることもあるのです。

もちろん、完全に受け入れてもらえるかと言うとそんなことはありませんが、引き受けてもらえる可能性が高まることは事実としてあります。

手口と言うと言い方は悪いかもしれませんが、「なんか簡単なことをやたらとお願いしてくるなぁ」と感じたら、このイエスのメンタルセットを仕掛けてくる前兆かもしれません。

商談の前の雑談も同じ

相手に買ってもらいたい商品や、受け入れてもらいたい提案をしに行くとします。
その時に、本題に入る前に雑談として、当たり障りのない雑談をすることはよくあることです。

dummy

いやぁ、今日はいい天気ですよね

dummy

本当にそうですね。

dummy

この調子なら洗濯物もすぐに乾きますね

dummy

そうですね

dummy

今の季節って、雨が多いから洗濯物がたまりがちで・・・。こんな晴れた日はありがたいですね

dummy

わかります。仕事に行かないで洗濯だけしていたい気分ですよ全く

こんな何気ない会話でも、相手に「はい」の言葉や同意の気持ちを持たせることで、この後の商談の時にも「はい」と言わせるような気持ちをセットさせようとしています。

何だか断り切れない話を持ってくる人は、もしかしたらこういう雑談が上手なのかもしれません。

商談上手だな、と思うような人がいたらその人の口ぶりに注目してみると面白いかもしれません。

買い物をさせるためのイエスのメンタルセット

こちらに遭遇するのは、自分が買わせようとするのではなく、自分をカモにしようとしてくる人が接触してくるケースですね。

dummy

ほんのちょっとだけですから

この本のちょっとの先に何が待ち受けているかはわかりませんが、大変なことが起こりそうな気がしないでもないですね。


・ちょっと話を聞くだけ
・ちょっと絵を見るだけ
・ちょっとアンケートに答えてもらうだけ
・ちょっと手相を見せてもらうだけ

いずれも最初は「無料ですから」といって誘い入れるわけですが、じっくり聞いていくとなんだか話がおかしくなってきていつの間にか高い買い物をしたり、寄付をさせられそうになったりするわけですね。

自分の好意で飛び込んでいく分には構わないと思いますが、話を誘導されて、買わないといけない状況になるのは避けたいところですね。

恋愛にも使えるメンタルセット

恋愛と言っても、最初のきっかけづくりのために活用する方法です。

最初のきっかけづくりとは何でしょうか。
そう、連絡先を交換することですね。

電話番号を押してくれることはあまりなく、最近はLINEでのやりとりになるかもしれませんが、それはともかくその連絡先を交換することが難しかったりします。
そのために、イエスのメンタルセットを活用します。


まずは雑談で話をします

そのうち、お互いのプライベートなことを話していきます。

そのさいに、「あるある話」などの「そうだよね!」と言えるような会話を振っていきます。

最後に次に何かイベントを考えて、そのための連絡手段として連絡先を交換しませんか?
と提案します。

そうなんだよね、と思わせることで共感しやすくなります。共感することで警戒心を薄くすることが出来るのです。

最後の、イベントと言うのも、そんなに大げさなことをする必要はなく、何かを食べに行くとかそんなことでいいと思います。

まとめ

イエスのメンタルセットはいかがでしたでしょうか。

簡単なことから徐々に難しい要求を行っていく、という手法は日常の中にありふれているかもしれません。

仕事の中で使うかもしれませんし、商売の中で見える手法かもしれません。
そのなかで、自分で意識的にコントロールすることで仕事を頼みやすくなることでしょう。

また、理屈を知っていることで、自分がコントロールされそうになっているということが分かれば、意識して対策を行うことが出来ます。

攻めにも守りにも使える知識ですので是非身に付けておきましょう。