会話が弾まないときの対処法~話し上手は聞き上手~
沈黙に耐えられなかったら何が悪い!
初対面の人と話が進まない。
気まずい。
どうしよう。
何か怒らせちゃったかな…。
俺はやっぱり、だめなやつだ…。
と思うことってありませんか?
いいようのない不安感が立ちこめる感じ。
そのせいで人の集まりが苦手だったり、飲み会に参加したくなかったり、独りで過ごすことが多くなっているかもしれません。
適切な会話方法を意識する事で、気楽に話が出来るようになるかもしれませんよ。
今回は会話術(?)について書いてみたいと思います。
話上手は聞き上手
という言葉は耳にしたことがあると思います。
長く言われ続けていることなので、やっぱり真理が含まれているのではないでしょうか。
聞き上手というのは、ただ単に相手の話にあわせて「はいはい」と頷(うなづ)いているだけではなくて、話したい人の気持ちを思いやりながら話が聞ける人ということになります。
話している人というのは、他愛のない話をしたいと言うこともありますが、自分が体験したことを話して共感してもらいたい、リアクションをとってもらいたいというある意味わがままな欲求を持って話していることが多いです。
自分のことを思い出してみて下さい。
好きなものの話をしているときや、楽しかったことの話をしているときに、「わかるー」とか「すごいねー」といわれた方が、嬉しいですし、話にも力が入っていきますよね。
そして、ちゃんと話を聞いてくれているんだろうけど、スマホをいじっていたり、表情が変わらなかったりすると「話を聞いているのかな?」とか「この話に興味がないのかな?」と不安になったりします。
打てば響くような反応というのは難しいかもしれませんが、会話をしていて反応が欲しいものです。
話を元に戻しますと、話しかけてくれた人は同じ様にこちらの反応を求めています。
話すだけ話して満足する人がいますが、そういう人は「自分が話した」という事実に満足しているので、問題ありません。
では、話を聞いてもらいたがっている人にどうしたら寄り添っていけるのでしょうか。
寄り添いながら聴く。
「会社を辞めようかと悩んでいるんだけど…」なんていうように、前置きでなにを話すかを言ってくれる人もいますが、大抵はそんなことなしに会話が始まります。
そこで、相手はなにを話したいのかなと想像しながら聴くと良いでしょう。
これは技術と言ってしまえばそうなのですが、難しく考える必要はありません。
興味を持って聴くということが一番にあります。
相手が話していたら、そこにツッコミや話の腰を折るような言い方をせず、相づちを打ちながら聴く。
過剰な反応をして、会話の主導権をこちらが握ってしまうと、相手は話したかったことを中断されてしまい、気持ちが乗らなくなります。
言いたいことを言わせてもらえないもどかしさというのは誰しもあるかと思います。
その時って、自分が話せるタイミングを窺って、話の流れがとぎれる一瞬を狙うことになり、なんだか話を聞いているようで聴いていない状態になっています。
相手が話したそうにしていたら、話し終わるまで聴いてみるのがよいでしょう。
きちんと聴いていたのになんか怒られたよ?
「聴いてるの?」ってききかえされたことはありませんか?メッチャ聴いていたのに、むしろこっちとしては「えっ?なんでそんなこと言うの?」と疑問符だらけになります(二個ですが)。
こちらがきちんと聴いているというのは、実は自分にしかわからない状態です。
相手の方は、話しながらもこちらの様子をうかがっていて、「あっ、これは聴いてないな…」と判断することがあります。
話の主導権を握られるのはイヤだけど、リアクションはオーバーにしてもらいたいという、わがままな面があります。
相づちって、「うん、うん、へえ」とか「ほう。なるほど」とか、短い単語というか、音になります。
これが単調になると、話に興味がないのかなと勝手に思われてしまいますので、抑揚をつけて、「へえ↑うん、うん、ふーん。なるほどね!」
というように、やや、オーバー気味にアクションしてもいいかと思います。
やり過ぎて「あんた聴いてないでしょ?!」となることもあるので注意が必要です。
(どうしろと)
まとめ
話し掛けられたときは、相手の話を遮らずに聞き役にまわる。
ただ聴いてるだけだと聴いてないと思われるので、リアクションは大きく。
相づちを打つときは抑揚をきかせて強弱を付ける。
でしょうか。
わざとらしくなりそうだったら、相づちの声をいつもより大きくすれば、聴いているということが、相手に伝わりますよ。
会話は楽しいものだということがわかれば、不自然なアクションをせずに会話をすることが出来ます。
話が中々続かない場合はちょっとしたことに気を付けて会話してみてはいかがでしょうか。
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