会話が弾まないときの対処法02~相手の気持ちに寄り添おう~

2019年4月6日

空の勇者たち

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伝わらなかったら何が悪い!

って事ありますよね。
かみ合わないというか。
そんな時はどうしたらいいのか見ていきましょう。

とある会話

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ねえ聞いて聞いて!

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どうしたの?

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昨日、千年の湯に行ってきたんだけど

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うん

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新しいメニューがすっごくおいしかったの!

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うん

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で、そのうち入り口が、騒がしいなと思ったら

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うん

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テレビのロケやってたのよ!

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へえ

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いやー、十日町にも芸能人来るんだね

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うん

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そのあと、温泉に入ったら、興奮してのぼせちゃったよ…

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そうなんだ

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どしたの?

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もう、バカ!ちゃんと聞いてよ!

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ってなんだよ…。聞いてるよ…。

ということってありませんか?

(実体験)

話し手は共感してもらいたい

聞き手の方の反応が淡白だったので、話し手はちょっと気分を害してしまったわけですね。
ここまで短気な方は早々いないと思いますが、少なからず、話す気が削がれることは十分にあり得ることです。

話した内容がいくつかあるので、順に見ていきましょう。

話した内容

1.千年の湯(日帰り入浴施設)に行った。
2.食べたメニューが美味しかった。
3.テレビのロケが来た。
4.芸能人を見た。
5.温泉でのぼせた。

ですね。

1.千年の湯に行った。

千年の湯に行ったのは、事実です。

ここで色々聞き返してもいいのですが、話の腰を折ることになるかもしれないので、あまり強引な介入はしなくてよいでしょう。

2.食べたメニューが美味しかった。

これは話し手が嬉しい、幸せな気持ちになったということがわかりますね。

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いいなあ。食べてみたいかも

いいなあ、と言うことで美味しかった気持ちに共感して、食べてみたいかもと言うことで、自分の気持ちも言っていますね。

「どんなメニューだったの?」とか「どれくらい美味しかったのか?」ということを、聞いてみてもいいかもしれません。

具体的な形が見えてくれば「美味しそう!」と言う言葉に気持ちを乗せて言えるでしょう。

新しいメニューが美味しそうじゃなくても、「ぼくはちょっとイナゴが苦手で…」というように言えば、それはそれで話を聞いてからの聞き手の意見なので問題ありません。

「いくらだったの?」と値段の話をしてしまうと、話し手の言いたいことからずれてしまうかもしれませんので、相手が値段を言わないうちは聞かなくてもいいかもしれませんね。

3.テレビのロケが来た

十日町にはなかなかないことです(おそらく)。

その昔、二時間ドラマのロケがあったり、孤独のグルメが来たりしましたが、通常時は滅多に来ません(たぶん)。

滅多にないことに遭遇したよ!

という気持ちがあるので、

「マジで?!」

と信じられない気持ちを出します。

「マジか…」と呆然としてもいいですね。

4.芸能人を見た

十日町にはなかなかないことですが、年に一回必ず芸能人が来る日があります!

十日町雪祭り。

寒いけど遊びに来てね!

でも、日頃は芸能人いないのでやっぱり珍しいです。

「誰が来たの?」とか、その人の好きな芸能人なら「やったじゃないか」と言ってあげると嬉しいですね。
「いいなぁ、見てみたかったなぁ」というのもいいですね。

5.温泉でのぼせた

これってちょっと失敗談の一種ですよね。

大変でしたね、と相手を気遣って心配してあげると、よいでしょう。

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温泉でのぼせちゃったよ…

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大丈夫だった?溺れなかった?

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おぼれて大変だったわよ

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生きてるじゃない

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死ねって言うの?

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溺れてないじゃないか

なんていうとけんかになるので、よしておきましょう。

美味しかった、ロケが来た、芸能人がいた(=滅多ないことに出会えて楽しかった、嬉しかった)という事柄は、いい感情。ポジティブな感情です

この感情に対しては、ツイッターの「いいね!」のように、賛同するような言葉をかけると会話が膨らんでいくでしょう。

温泉でのぼせてしまったことは、失敗したことで、体調を崩したともとれるわけですね。

または失敗によって恥ずかしかった。ネガティブな感情を持って話しています。
そこで、失敗した時は「大変だったね…」と相手を気遣う気持ちをかけてあげると「ありがたいな」と感じてくれます。

まとめ

話している人は、仕事じゃないならば、気持ちを込めて話しているはずです。
「こんな面白いことがあったよ」
「ちょっとしくじっちゃった…」
「嬉しいことがあってね…」
その気持ちを共有したかったり、わかってもらいたかったり、分かち合いたいと思っているはずです。
なので、話し手の気持ちを理解して、共感すると、相手も話しやすくなります。

相手が話しやすくするには

・相手の気持ちに共感して、話をしやすくする。
・気持ちを理解して発する言葉は「受け入れられている感」を話し手に与える

ということですね。

「どんな気持ちではなしているのかな?」ということを考えながら話を聞くといいですね。

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