子供は火遊びが好き

2019年7月18日

空の勇者たち

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花火が好きで何が悪い!

ロケット花火を乱舞しなければ、きっと問題はないでしょう。遅い時間に花火をすると、結構音が聞こえますので、遅くとも21時までに終わるくらいの時間にやるのがよいでしょう。

さて、8月は各地で花火大会があり、参加した人も多かったのではないでしょうか。
家のベランダから花火が見えるという、好立地の人もいるでしょうし、各自で堪能したかと思われます。

打ち上げ花火が何連発も上がる大きな花火大会もあれば、一発ずつしか上がらない小規模な花火大会もあります。

それぞれ趣があって、どれがよい、とは言えませんし、規模が小さいからと言って、大したことない花火大会だと思うのは早計に過ぎます。

むしろ、行ったことない花火大会に行って楽しめるのがプロですよね。

今年は暑いので、納涼にはなりづらいですが、熱中症にならないように対策して、楽しみたいところです。

花火大会もいいけれど、身近にあるのは、やっぱり手持ち花火ですよね。ぼくが子供の頃からありましたし、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

子供の頃の手持ち花火は外見が違っていても、花火としての色とか挙動?は同じ物が多かったです。ガスバーナーみたいに、横に噴射するタイプや、タンポポみたいに、着火部分がパチパチするタイプでしょうか。

今も余り変わらないかもしれませんが、60秒や70秒ほど燃焼時間が続いて長時間楽しめるロングタイプや、色が順番に変わっていくタイプなどありました。

花火製作業者がまちまちで、いろんな種類を寄せ集めてパックにしているからなのか、個別包装が多く、昔より開封に時間がかかるのが大変でした。

昔は袋は外装の袋だけで、中は剥き出しでしたからね。個別包装は湿気ないようにするための策かもしれません。

手持ちではなく、置いて楽しむ花火もいいですね。火花が噴き上がったり10発くらい上空にうち上がったりする花火も小さいお子さんがいるおうちでは、十分楽しめます。

それに昔より時間が長かったり、噴射が大きかったり、僅かではありますがパワーアップしているな、と感じました。個人の見解ですが。

でも、昔あったタイプの花火がなかったりしてあれっと思った物もあります。

まずはパラシュートですね。置いて楽しむ花火の詰め合わせを買うと一つくらいは入っていたものでしたが、最近は入っていないようです。

今年は三回やりましたが、そのどれにもはいっていなかったので、完全にないとは言い切れませんが、封入率が低いのかもしれません。

他は、回転タイプの花火です。
下面が独楽のように、凸になっていて、火をつけると横向の噴射でクルクル回るタイプです。
これも三種類あって、地面に接地するタイプと、糸で吊り下げて空中で回すタイプと、火をつけると飛んでいくタイプですね。たけとんぼの原理かしら。飛んでいくのは好きでしたが、流石に火の粉を撒き散らして飛んでいく花火は危なかったかもしれません。

花火は夏になると身近なものになりますが、花火以外で日常生活で火を使うような事ってあるでしょうか。

キッチンのコンロはそうですね、火を使います。ただ、子供だけで使用させることは中々ありません。

石油ストーブもそうですが、中で燃焼しているので、火を扱うのとはまた違いそうです。

仏壇のある家なら、蝋燭なんかも身近にかるかもしれませんね。

先日、甥っ子姪っ子と花火をやったときに、花火を梱包している袋をぼくが燃やしていたら、甥っ子が、花火で物を燃やすのに執念を燃やしてしまいました。

これって、つまり、日常に物を燃やす事がないからってことですよね。

花火で燃やすってことは火を操っている感覚になります。

昔は家のゴミを屋外で燃やしたりしていましたが、今は簡単にそういうことはできません。

ぼくの家の周りはたまたま畑だらけで、燃え移る物がないから、ゴミ燃やしができましたが、住宅街の真ん中で燃やしたら火事になりそうです。

もちろんおおっぴらにはできないので、田舎といえどもある程度はこっそりです。周りの住民に通報されて消防車が来てしまいますから。

そんな感じで、普通は火を使う機会がないわけです。

でも、それってちょっと怖いかもしれません。
火の使い方を学ばないまま大人になるってことですからね。

危ないものを危ないと認識できないと事故が起きてしまいます。

数年前に、木造のオブジェを工事用の強烈なライトでライトアップして展示して、ライトの熱で引火して子供がひとり巻き込まれ亡くなった事故がありました。

熱を持ったライトをわざわざおがくずの中に入れていたので、わかる人が見たら「燃えそうだ」と思うようなものです。
若い学生の作品ということでしたが、火を扱っていないと危ないって認識が育たないのかもしれませんね。

子供の時にコミュニケーションもかねて一緒に花火をやるのは、火を扱うことを体験させている面もあるので、面倒くさがらずにつきあってあげましょう。



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