声優 石塚運昇さんのご冥福をお祈りいたします。

2019年7月18日

空の勇者たち

空の勇者たち

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石塚運昇さんのご冥福をお祈り申し上げます。

弊社所属俳優 石塚運昇 儀(享年68) 食道癌の為かねてより病気療養中でしたが、薬石効なく平成30年8月13日永眠いたしました。生前、皆様から頂きました御厚誼に心より深謝致します。

出典: www.aoni.co.jp

本名は同表記だが「ゆきのり」と読む。

もとは俳優として活動していたが、1984年放送のアニメ「よろしくメカドック」で声優としてデビューを果たす。
その後は、少しずつアニメ作品やナレーション、吹き替え等でも出演作品を増やしていくようになる。

渋く重厚な声質を持ち、『ペルソナ4』の堂島遼太郎のように全体的に渋い役回りも演じたり、『ポケットモンスター』のオーキド博士をはじめとする温厚な人物を演じる事もある。作品によっては悪役や熱血漢といった役も幅広く担当するが、前述の『ポケットモンスター』のような子供向け番組では温厚な性格の人物を演じることが多い。

特にオーキド博士とは今や切っても切れない縁があり、石塚自身がオーキド博士に扮してイベントやテレビ番組に顔出し出演している機会も何度かあった。テレビ東京の『おはスタ』でもオーキド博士になりきって出演した事があるほか、イベント会場では来場していた子供のポケモン関連の質問に答えてあげた事もあったという。

ちなみにポケモンの鳴き声もいくつか担当しているが、番組が始まる前は「ポケモンの声は絶対やらないから、俺に回さないでくれ」とスタッフに散々釘を刺していたらしい。だが、そんな抵抗虚しく、記念すべき第1話にしていきなりオニスズメの役をやらされてしまうという事態となり、その後もいろんなポケモンの声を担当することになった。ロケット団のコジロウの初パートナーにして、ドガースの進化系マタドガスは、「台詞を一々2回撮りしていたので大変だった」とかなんとか。

郷里大輔の死後は、彼の持ち役を一部引き継いでいる。

現在は声優業のかたわら、朗読の指導を行う「石塚運昇 リーディングカンパニー」を主催。
演技指導などを手がけ、後進の育成にも尽力している。

2010年をもってアクセントから青二プロダクションへ移籍。

2018年8月13日、食道がんのため死去。

出典: dic.nicovideo.jp


声優の石塚運昇さんが亡くなられました。ぼく自身が石塚さんを意識したのはPS2のゲームであるペルソナ4の堂島遼太郎役からです。ペルソナ4が好きで、それによって登場人物も好きになっていって、演じる役者さんにも興味が湧いてきてという流れで石塚さんのことを知ったと思います。
ぼく自身は観ていませんが、ポケットモンスターのアニメの中でオーキド博士を演じており、全国の子供たちは石塚さんの声を聴いて成長したようなものでしょう。ONE PIECEのアニメの中でも黄猿として出演されていますので、こちらも子供たちがよく見るアニメだと思いますので、なじみ深かったのではないかと思います。
また、そうとは知りませんでしたが、今までにぼく自身がハマったアニメにも出演されていて、堂島遼太郎役以前にも石塚さんの声を聴いていたようです。
カウボーイビバップのジェット・ブラック、頭文字Dの藤原文太、人類は衰退しましたの祖父などなど。ジョジョの奇妙な冒険第三部のジョセフジョースターも演じられていたそうなのですが、こちらは未視聴なので知りませんでした。

堂島遼太郎の印象しかほとんど持っていないのですが、大人の渋い声を演じる役者さんでした。ペルソナ4の中では寡黙な中にも娘を思いやる気持ちを表現されていて、役柄とすごくマッチしていたと思います。落ち着いた声で、聞いていると心地よさを感じたりもしました。ペルソナ4のラジオCDも聴きましたが、収録語の雑談の部分でほかの演者さんと仲良さそうにしてる時も穏やかそうな声で素敵だなと思いましたよ。
藤原文太も寡黙な感じの役でしたが、ちょっとひょうきんな感じで、でも、要所要所ではびしっと決める大人のカッコ良さがあって好きでした。

訃報を聞いてから、いろんなサイトを見て、悲しむ声の多さと、感謝の言葉を口にする人たちを目の当たりにしました。ぼく自身も訃報を目にして、一番最初に考えたことは「ああ、もう堂島遼太郎の声は石塚さんの声で聞けないんだな」ということです。
近年、ぼく自身の年齢が高くなってきたこともあって、子供の頃から知っている俳優・女優・声優の方が亡くなられることが多くなってきました。でも、今までは「亡くなったのか。残念」という程度でしたが、石塚さんの場合は、なんとなく喪失感が強かったです。
他に代わりがいない。ということがやっぱり喪失感が強くなっている原因かと思います。もちろん、ほかの人も、誰かにとってはかけがえのない人ではありますが、そう感じさせてくれた初めての人かもしれません。

亡くなってから改めてすごさを知ることになりました。
石塚さん出演のほかの作品にも触れてみたいと思えました。

お疲れさまでした。今までありがとうございました。

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