【illustrator053】アートボードの表示・非表示、追加、修正、書き出し、変更のやりかた。アートボードが見当たらない場合はこちらをチェック

2020年7月12日

空の勇者たち

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今回はアートボードの設定方法などを見ていきましょう。

アートボードとは


アートボードは、この黒線で表示されているところですね。
黒線の内側がアートボードの範囲になります。

新規作成の時に、サイズを指定できます。
A4サイズなどのテンプレートもあるので、出力サイズが決まっている場合は、テンプレートを利用すると、サイズ間違いが起こりにくくなります。

ちなみに外側にある赤いラインは「ガイド」になります。
赤いラインを削除(非表示)したい場合は、

表示 → ガイド → ガイドを隠す
ショートカットは
Ctrl + :(コロン) win
Command + : mac

で赤いラインを非表示にすることが出来ます。

アートボードの表示・非表示

アートボードを気にせず作成したい場合は、アートボードを非表示にします。

黒いラインと周りのグレー部分が非表示になりました。

非表示にする方法は

表示 → アートボードを隠す
ショートカットは
win:Ctrl + Shift + H
mac:Command + Shift + H

非表示状態だと

表示 → アートボードを表示

の表現になります。

アートボードが白じゃなくて、グレーと白のドットになってしまった時


白にしたいのに、なんだかグレーと白のピクセル模様になってしまった時ってありますよね。
元の白いアートボードに戻したい!って思いますよね。

これは透明グリッドが表示されている状態です。

アートボードは白いので、白いオブジェクトがあっても気が付かないことがあります。
また、形状に塗りが施されていなくても、アートボードの白さで、白の塗りが設定されているように見えたりもします。

透過画像を作る時に塗りがあるのかないのかで、差が出てきてしまいます。なので、透明グリッドを表示して、塗りが設定されているかどうか、透明かどうかを確認できるのです。

とにかく、グレーと白のピクセルを隠すには以下の方法です。

表示 → 透明グリッドを隠す
ショートカットは
win:Ctrl + Shift + D
mac:Command + Shift + D

アートボードの追加

アートボードは複数作成することが出来ます。
1つのアートボードを複数コピーして同じ様式にして使う事が多いですね。

例えば、本の中身などで、いつも同じ位置にラインがくるような場合は、大本となるデータを作ってから、コピーしたほうがずれなどがなくなりますが、アートボードが多くなるとそれだけ動作が重くなりますので、作りすぎに注意しましょう。

ツールバーの「アートボードツール」をクリックするとアートボード編集画面になります。
アートボードの左上に「01-アートボード1」と表示され、アートボードの周りが点線で囲まれ、角や辺の中点には四角が表示されます。


この状態で好きな範囲をドラッグすると、

ドラッグした部分が新しいアートボードになります。
画像では左上に「02-アートボード2」となってますね。

同じサイズのアートボードを作成したい場合は、基準となるアートボード(アートボード1のサイズにしたいならアートボード1を)を選択したうえで上の新規作成のアイコンをクリックすると同じサイズのアートボードを好きな場所に配置できます。

アートボードの削除

アートボードの削除方法が3つありますので、それぞれ見てみます。

アートボードのサイズの編集


アートボードのサイズを変えたい場合は、点線上にある、白い四角をドラッグするとサイズ変更をすることが出来ます。


きちんとした数値にしたい場合は、上部にサイズの入力欄W(横幅)とH(高さ)があるので、この欄に数値を入力します。
片方の数値を変えた時に、もう一方が自動で変更されてしまう場合は、値の縦横の比率がリンクしていますので、WとHの間にある鎖マークをクリックしてリンクを解除します。

アートボードを移動した時に図形も一緒に移動してしまう時の対処


アートボードを移動させようとした時に、アートボード上にある図形も一緒に一緒に移動してきてしまう場合があります。

「オブジェクトと一緒に移動またはコピー」ボタンをクリックしてオフにすると、アートボード移動時に図形がついてこなくなります。

アートボードの書き出し


Illustrator上での作業が終わり、画像に書き出しをする場合に、アートボードのサイズで切り抜いて画像を作成することが出来ます。
作業後のイメージが上の画像だとします。

画像書き出しのダイアログボックスで、「各アートボードごと」にチェックを入れます。

チェックを入れていない場合は、図形の最外形を大外枠にした画像になります。


チェックを入れると、アートボードのサイズで切り抜かれた画像になります。

最後に

表示されているイメージはIllustratorのバージョンごとに異なりますが、大体似たようなものになります。
脳内で補完して応用してみてくださいね。

Illustrator解説まとめ

解説まとめのページは以下のリンクからどうぞ





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