Excelでプルダウン(ドロップダウン)メニューを作成して選択肢から選んでもらう方法

2021年1月30日

空の勇者たち

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用意したものから選ばせたかったら何が悪い!

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マリちゃん

Excelで決まった項目を入力することが多いんだけど、クリックで選択して選ぶようにすることってできないかな?
入力してもいいんだけど変換間違いとかあると直さなきゃいけないし…

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わかるちゃん

プルダウンメニューを設定すると、毎回特定の項目を選んで入力できますよ。

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マリちゃん

ほんと?じゃ、それ教えて~

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わかるちゃん

いいですよ。
何を入力したいんですか?

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マリちゃん

おススメの居酒屋の料理よ!
メニューと評価を記録しておいてグルメ本を出すの!

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わかるちゃん

は?仕事じゃないんですか

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マリちゃん

あ、ナンカスンマセン…。

茶番が長くなりましたが、今回はプルダウンメニューを設定して、入力する人に選択肢の中から選択してもらう方法を解説します。

プルダウンとはこんなもの


入力欄があり、クリックすると下向きの▼が表示されるので、この▼をクリックします。



入力する項目がリスト表示されるので、好きなものをクリックします。



選択したものが入力されます。

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マリちゃん

私が好きなのはから揚げ!

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わかるちゃん

一人で飲むビールとから揚げ、おいしいでしょうね

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マリちゃん

…。

名前はプルダウンともいうしドロップダウンともいう

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わかるちゃん

あ、その前に、私は「プルダウン」と言いましたが、「ドロップダウン」とも言うんですよ、このメニュー。
プルダウンメニュー、ドロップダウンメニューって言い方をします。

dummy
マリちゃん

へぇ、そうなの。
なんで言い方が違うのかな

dummy
わかるちゃん

そのあたりはわかりませんが、Excelのヘルプメニューには「ドロップダウン」と書かれているので、公式には「ドロップダウン」が正式名称なんでしょうね。

dummy
マリちゃん

でも、どっちでも好きに呼んでいいってことよね

dummy
わかるちゃん

そうですね。
プル(Pull)は引っ張る、ドロップ(drop)は落とすって意味です。
リストがセルの下の方に表示される動きからこの名前になったんじゃないでしょうか。

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マリちゃん

缶ジュースのプルタブって昔は今みたいに缶にくっついたままじゃなくて、全部とれたよね

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わかるちゃん

マリ先輩おいくつなんですか。。。

プルダウンメニューの作成方法

茶番が長くなりましたが、作成方法を解説していきます。
方法が二つありますので、順番に解説していきます。

「データの入力規則ウィンドウ」に値を入力する方法


まずは、プルダウンメニューにしたいセルをクリックして選択します。

次に、上部メニューの「データ」タブの中から「データの入力規則」をクリックします。

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わかるちゃん

アイコンが小さくなってわかりづらいかもしれませんが、じっくり探していきましょう


「データの入力規則」ウィンドウが表示されるので「設定」タブの中にある入力値の種類の「すべての値」をクリックします。

メニューが表示されて「リスト」があるので「リスト」をクリックします。



「元の値」が追加らされるので、この入力欄の中に項目にしたい名前を入れます。
名前の区切りは半角カンマで表現します。

から揚げたこわさおかずメンチ,タコ焼き,生ビール

入力が終わったら「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。



セルがプルダウンメニューになります。


クリックするときちんと項目が表示されました。

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マリちゃん

あれ?なんかこういうときって「こちらをクリック」みたいな文字って出なかったっけ?

dummy
わかるちゃん

そういうのは最初に入力しておくと、表示されますよ。


プルダウンをセットする前にセルに文字を入力しておきます。


その後、プルダウンメニューを作成するとセルに入っていた文字がそのまま表示されます。
ただ、プルダウンメニューで項目を選んだ後に、元の値に戻すことはできないので、もしもう一度「こちらをクリック」のような文字を表示させたい場合は、項目として組み込んでおく必要があります。
こんな感じに組み込んでおけば、元に戻せます。プルダウンメニューに表示されるので、選択して元に戻すことができるからですね。

プルダウンメニューの項目をあらかじめセルに入力しておいて、そのセルを参照する方法

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マリちゃん

…。
何言ってるのかわからない

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わかるちゃん

文字にするとわかりづらいですが、見ればすぐにわかりますよ


プルダウンメニューに表示したい項目をどこでもいいので入力しておきます。



先ほどの項で解説したようにプルダウンメニューにしたいセルを選択してから「データの入力規則」をクリックします。



「データの入力規則」ウィンドウが表示されるので「設定」タブの中にある入力値の種類の「すべての値」をクリックします。

メニューが表示されて「リスト」があるので「リスト」をクリックします。



元の値の入力欄の右端にある矢印のアイコンをクリックします。



「データの入力規則」ウィンドウが小さくなるので、プルダウンメニューにしたいセルをドラッグで選択します。

すると、選択範囲が「データの入力規則」ウィンドウに式として自動入力されます。

範囲が決まったらEnterで決定します。



Enterを押すと、元の「データの入力規則」ウィンドウに戻ります。

選択範囲が入力されていることを確認したら「OK」をクリックします。



参照したセルの値がドロップダウンメニューの項目になります。

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マリちゃん

んー、なんかこっちの方が便利そう

dummy
わかるちゃん

項目が増えたり、プルダウンメニューを連動させたい時は、こちらのセルを参照するやり方の方が、管理がしやすくて便利だと思いますよ

dummy
マリちゃん

プルダウンメニューの連動は、やっぱり別記事になるのかしら

dummy

そうですね、大人の事情で。

新しく記事を書いたら追記いたします。

おわりに

プルダウンメニューを設置して項目を選ばせるのは、
決まった項目を入力する時間を短くするため
入力間違いを起こさないため
想定しない回答を入力させないようにするため

などの効果があります。

うまく使いこなせれば、集計やアンケートなどで使えると思いますので、ぜひマスターしておきましょう。
プルダウンメニューの連動についてはのちのち記事にします。
お楽しみに。

今回は茶番が多めでしたが、以上です。

お疲れ様でした!

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