【Illustratorこれどうやるの?024】線パレットの中身を見てみよう-線幅について【AI解説】
前回のあらすじ
グラデーションを紹介しましたが、なぜ金属っぽく見えるかを説明したほうが今後の制作に有用だったかもしれない…。と思ったり思わなかったり。
前回はこちら【Illustratorこれどうやるの?023】グラデーションを使ってメタリック感を出す方法【AI解説】
線について
今回は線パレットを開いて、線の設定について考えてみたいと思います。
線パレットとオプションの表示
上部メニューの「ウィンドウ」→「線」か「Ctrl+F10」で線パレットが開きます。
ちょっと画像が長いですね…。
このシンプルな線パレットで表示されたときは
三本線をクリックして「オプションを表示」をクリックすると
大きなパレットになります。
線幅の設定
パスを選んでから「線幅」の数値を上げると、線の太さを変更できます。
直接入力してもよいですし、右の下向きの矢印をクリックするとキリのいい値を選ぶことができます。
入力に計算式を使用する
上の画像では「20pt+10」と入力していますが
入力欄で使える計算記号は以下の通りです。
+:足し算
-:引き算
*(アスタリスク):掛け算
/(スラッシュ):割り算
プログラムなどでよくある剰余(余りを出す計算 30÷7を計算すると余りが2なので、この2を出す計算)の計算はないようでした。
ほかには%を計算に使うことができます。
見切れて見えませんが、「30pt*25%」と入力しています。
「30pt×25%」の意味ですね。
また見切れて申し訳ありませんが、「7.5pt+10mm」を入力しています。単位が異なっているんですね。
単位が異なっていてもきちんと計算してくれます。
線の太さの単位は1ptがデフォルトですが、単位を変えることもできます。
線の太さの単位の替え方→あとで書きます。
形式はこのままで、今だけ「mm」の単位で入力したい!というときは
数字の後にmmと入力することでmmの単位の太さにできます。
入力された太さの単位で反映されますが、反映後は設定してある単位の数値に変換されます。
上図ではmmで入力した後にpt換算されているため、端数の28.346ptとなっていますね。
長くなってしまったので、残りの機能はまた次回(以降)。
次回
次回は線端について書いてみたいと思います。
お楽しみに!
Illustrator解説まとめ
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