夏が近づくと気になるアイツがやってくる!蚊対策まとめ2(かゆみ編)
虫刺されが片腕で8か所もあったら何が悪い!
子供の頃は裏手がすぐに雑木林だったりしたので、蚊がかなりいました。
刺されて膨らんだところの境目が分からないくらいになったり…。
いい思い出ですね。
今回は刺された後の対処について書いてみたいと思います。
Contents
蚊はなぜ血を吸うのか
これは、産卵するための栄養源として血を吸っています。
人間からだけではなく、動物というくくりで血を探しに行っています。
飼い猫なんかいたらその猫もさされているかもしれませんね。
その栄養も、蚊自身の栄養になるのではなく、卵に栄養を与えるためです。
蚊のお母さんは生と死のはざまで頑張っています。
かゆくなる仕組み
1.蚊が刺す
↓
2.蚊の唾液が体内に入る
↓
3.唾液の作用で一時的にかゆくない
↓
4.唾液の作用の一部が切れてアレルギーでかゆくなる
蚊に刺された時は、気が付いたら刺された後だったという事もあります。
それも蚊の唾液の作用の一つです。
蚊の唾液の作用
蚊の唾液には以下の作用があります。
・麻酔作用
・消化作用
・血液凝固抑制
麻酔作用
この麻酔作用があるおかげで、対象は刺されていることに気が付きません。
麻酔効果は3分ほどで、その時間内ならのんびり吸っていられますが、のんびりしすぎると気付かれてしまいます。
なんか腕がチクッとするな…
と思って腕を見ると蚊が止まっていたという事もあるでしょう。
その時は吸われてから3分経ってしまっていたのかもしれません。
消化作用
蚊が体内に取り込んだ血液の消化を補助する作用です。
血液凝固抑制作用
血液はその中の血小板で血を固める作用がありますが、この血が固まる性質を抑えるためのものです。
吸う時に固まったら大変ですし、体内で血液が固まってしまっても大変です。
かきむしったりしなければ、蚊の刺されあとは血が固まらないようになっています。
唾液に対するアレルギー
様々な効能がある蚊の唾液ですが、これが体内に入ると、体の中でアレルギー反応(炎症)を起こしてかゆくなってしまいます。
最初は麻酔作用が働いているため、かゆいことに気が付きませんが、麻酔が切れるとかゆくなって知らずのうちにぽりぽりとかいてしまうのです。
かゆみを抑える方法
科学的根拠があやふやなところがあるかもしれません。
使用の際はお気を付けください。
患部をバンソウコウやテープで覆う
炎症を起こした部分が空気に触れるとかゆみが出るので、患部を覆うことで空気に触れさせないことでかゆみの発生を防ぐ方法。
(炎症部分が空気に触れるとかゆみが出るという根拠が薄いです)
冷やす
体の感覚の信号の優先順位として「かゆい」は低い位置にあります。
痛い>熱い>冷たい…>かゆい
そして、優先順位が高い刺激を受けた時、下位のものはあまり気にならなくなるという理屈です。
ちなみに優先順位が高い刺激ほど、生命の危険がある刺激になります。
ハチミツを塗る
エッセンシャルオイルを塗る
こちらも抗炎症剤としての作用があり、かゆみ、はれ、痛みをとる作用があります。
お酢を塗る
ぬるま湯にお風呂に入れて入浴するか数滴ガーゼにしみこませて刺された部分をさっと拭くようにしましょう。
酢の酸性による作用でかゆみを抑えます。
ティーバッグを当てる
タンニンがかゆみ成分を引き出して抑えてくれます。
同様にして目の腫れも抑えることが出来ます。
重曹を塗る・お風呂に入れる
お風呂に入れて30分ほど入るか、水分を加えてペースト状にして患部に塗ります。
レモンやライムなどの柑橘類を塗る
しかし、塗ったところが日焼けしやすくなるので、日の当たらないところで試すようにしましょう。
バナナの皮をこする
牛乳水を塗る
牛乳を水で割ったものを、布に含ませて患部を拭きます。
かゆみ、炎症、腫れを和らげてくれます。
蒸しタオルで押さえる
熱いタオル(40~50℃)で押さえることで、酵素が分解されてかゆくなくなります。
タオルを濡らして電子レンジでチンすると簡単に蒸しタオルはできますよ。
石鹸を泡立てて塗る
石鹸を泡立てて患部に塗ります。
その後、きれいに流して終了です。
ミラーリングを利用する
右腕のひじを刺されたとします。
刺されていない左腕のひじを鏡に映し、鏡を見ながら、鏡の中の左腕を右腕に見立てて、刺された部分に当たる場所をかく。
そうすることで、頭の中を錯覚させてかゆみを取る方法。
推奨されないかゆみを抑える方法
バッテンをつける
刺された部分に爪でバッテンをつけ、痛みでかゆみ刺激を追い越す方法です。
これは広く知られている方法ですが、爪でバッテンをつける行為が皮膚を傷つける行為になりますので、効果がなくはないですが、やめておいた方がよいでしょう。
まとめ
形はいろいろありましたが、含まれる成分の中に
・抗炎症
・殺菌成分
が含まれているものを患部に当てるのがよいようです。
抗炎症成分が入っていれば、上記のものじゃなくてもかゆみ止めに利用できるという事ですね。
次回は市販の蚊対策製品についてみてみましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません