劇団四季のライオンキングを観劇して感激!チケットは電話とネットでどちらがとりやすい?
心配ないさー!が分からなかったら何が悪い!
周りがちょっと笑ってたのに、ぼくは反応できませんでした。
有名なネタなんですね。
という訳で、劇団四季のライオンキングを観てきました。
チケットを予約する時に、電話とネットの両方を試してみたのですが、よいところと悪いところを比較してみたいと思います。
Contents
ライオンキングとは
ライオンキングは1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション。
ライオンの王ムファサとその息子シンバ。王位を狙う、ムファサの弟スカーの計略によりムファサは殺され、シンバは王国を追放されてしまう。
時は流れ、成長したシンバは王国に戻りスカーと対決し、王位を取り戻す。
というお話。
劇団四季のライオンキング
本場アメリカでのミュージカルは1997年に公演を開始し、日本では劇団四季が1998年に初上演を果たしました。
それ以来、なんと20年もの長い間、上演し続け、公演回数も10000回を超え、今年は20周年記念となっています。
テレビで公演のCMを出したりしているので、ライオンキングが分からなくても、ライオンキングのCMを知っているという方もいるのではないでしょうか。
ネタとして
吉本の芸人である大西ライオンさんの持ちネタで、「心配ないさー」と歌い上げる芸があります。
ミュージカルのライオンキングの中でシンバが「心配ないさー」と歌い上げるシーンをマネしたものですが、大西ライオンさんの芸を先に見ておくと、ミュージカル中にクスリとできるので予習しておくと楽しいです。
ぼくは知らなかったので予習できませんでした。
予約する
劇団四季のチケットの申し込みは「電話予約」と「ネット予約」があります。
今回の予約の際にどちらも試してみたのですが、個人的にはネット予約が便利でした。
実際の予約をしようとした時はこんな感じ
ライオンキングの他に新しい劇が発表されたばかりの時期に予約をしたので、そのせいで込み合ったかもしれませんが、大体同じ流れになるかと思います。
10:00受付開始時間
まずはインターネット予約を試みる。しかし、他の観劇希望者も同じ考えで、早く席を確保したいという思いから、アクセスが殺到。
中々予約ページを開くことが出来ません。
5分ぐらい試してアクセスできなかったので、同時に電話予約も試してみました。
こちらも「おまたせしております」のアナウンスが流れるだけでつながりません。
こちらも何度か繰り返してみましたが、なかなかつながらないので、「劇団四季の人気はすごいんだなぁ」ということをこんなところで感じたりしました。
10:15電話がつながる
初回の殺到がひと段落したのか、電話がつながるようになりました。
しかし、自動音声案内で、希望を番号で入力していくタイプ。
電話の向こうから聞こえてくる音声が、何を指しているのかがよくわからなくてパンフレットと見比べながら入力していきます。
途中で入力ミスがあると直し方が分からなかったので、また一回電話を切り、かけ直すということを何度か繰り返しました。
10:30電話申し込みでうまく入力できたけれど・・・
格闘すること20分弱。ようやく希望の席を入力できたけれど、座席の指定は向こうからしてきます。
電話予約では、席のグレードを伝えたら、あとはそれを自動割り振りにするシステム。
2階の最前列を希望していたのですが、何度やってもその座席を割り振ってはくれませんでした。
10:45ネットがつながった
どうしようかと途方にくれながら、ネットを試しにポチポチやるとつながりました。
座席の予約状況を見ると、狙っていた座席が空いています。
さっそく指定して無事予約完了となりました。
電話予約での注意点
電話予約では、とにもかくにも相手が言っていることが何を指しているのかを理解する必要があります。
そのためには、パンフレットを手元に置くか、または必要な要素を書き出しておくのが良いでしょう。
・日付
・劇団四季ID(サイトの登録ID)
・席のグレード
つながるのが早かったのはメリット
ネットよりも、電話予約のほうが混雑の解消が早かったイメージです。
なので、諦めずにかけ直していれば、ネットよりも早くつながる可能性があります。
ネットは便利なので、手間をかけて電話で予約しようという人が少ないのかもしれませんね。
また、封切したばかりの演目でなければ、割と席は余っているものです。
上にも書きましたが、確か予約しようとした日は、他の新規演目の解禁日だったような気がします。
そのため、混んだのかもしれません。
ライオンキングのようなロングランの演目は、そこまで急には埋まらないので、受け付け開始後30分経っても余っている可能性は十分あります。
実際にぼくが予約しようとした時は、2割も埋まっていませんでした。
受付開始30分後でも全然大丈夫なイメージです。
座席指定できないのはデメリット
ぼくが行く時は全員で11人という大所帯でした。
なので、横並びにしたいという思いがあり、朝早くから予約をとろうとしたのですが、自動割り振りのため、狙ったところは取れませんでした。
「もしかしてもう埋まっているのでは?」という思いもありましたが、後にネットで確認すると空いていました。
自動音声なのでこちらの細かい要望を伝えることが出来ないのがデメリットだと感じます。
ただ、細かい要望がなくて、このあたりの席で見たい!という要望だけでしたら電話予約は全然ありだと思います。
ネット予約での注意点
こちらはもう電話予約とメリットデメリットが反転しているような感じです。
細かく指定できるのはメリット
ネットで予約使用した時に便利だと思ったのは、座席を指定できる点です。
今回は11人の大所帯で、分散されて席をとることになったらちょっと嫌だなと思ったものです。
ネット予約の際は、座席が表示され、その座席をクリックして指定する方法だったので、間違っても修正がすぐにでき、電話よりは予約が楽でした。
混雑するのがデメリット
例えば、ライオンキングを希望している人が10人で他の公演を希望している人が90人でも、同様に負荷がかかってしまいます。
予約の入口は一緒だからですね。
なので、どうしてもつながりにくくなってしまいますし、つながりにくいとなると「もう全部売れちゃったのかな?」と思って諦めてしまうかも知れません。
ぼくは今回たまたま取れただけなのかもしれないので、断言はできませんが、混雑していたら少し時間をおいてアクセスしてみるのもいいでしょう。
実際に行ってきました。
降り立ったのは京浜東北線大井町駅。西口から出ます。
イトーヨーカドーがある方のアーケードを進んでいきます。
「オーイ 地下飲食街」の看板の先にある曲がり角を右に曲がると積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]に行けます。
曲がるとその先は空間が広がっているので、迷うことはないでしょう。
ライオンキングの会場の手前に「CATS」の公演会場が見えてきます。
というか、専用劇場なんですね。
同じホールを使って演目を変えるのかと思っていましたが、確かに舞台セットや奈落の設定を考えると専用にしたほうが効率がよさそうです。
「CATS」の劇場から目を離し、前方に向けるとハイカラな建物が見えてきます。
上部にあるライオンキングのシンボルがなければ、なんかホームセンターと見まごうような色合いです。
開演20分くらい前に到着しましたが、ものすごく混んでいるという訳ではありませんでした。
会場に内に入って、席で待っている間にどんどん人が増えてきたので、駆け込みで入場してくる人が多かったのかもしれません。
建物の入り口前には主要キャラクターの足跡があります。
他のキャラクターの足跡もありましたが、全ては撮りませんでした。
子供用に四角いクッションを借りました。というか、貸してくれました。
子供の身長によって、クッションの厚みも変わっていたので中々配慮されていると思います。
会場内の2階のホールです。
こちらには売店もありますが、値段はちょっとお高めの劇団四季価格。
普通のペットボトルも200円ほどしましたので、キンキンに冷えたものが欲しいというのでなければ、途中で買ってきてもいいかもしれません。
ただ、これも劇団四季の活動費になる訳なので、応援する意味で売店で買うのもありですね。
ぼくは値段が書いてなくて分からなかったので、とりあえず買ってみることにしました。
席では飲食不可なので、ホールで飲食することになります。
上の写真は第1幕と第2幕の間の休憩時間の風景です。
けっこう混み合っています。
開演前はもう少し人が少なくて、売店で買い物をするのにもそんなに待つことはありませんので、キンキンに(略)でなければ開演前に買っておくと混雑を避けられます。
ステージのほうは撮影不可だったので写真はありません。
ミュージカルの感想
素晴らしかったです。
小さい子供が一緒だったので、こんなに長い時間見ていられるのだろうかという心配はありましたが、飽きることなく全部見ることが出来ました。
ただ、小学1年の姪っ子は、「ハイエナの登場シーンが怖かった」と言っていましたので、小さいお子さんだと泣いてしまうかもしれませんね。
どの方も素晴らしい演技だったのですが、目を奪われたのは「キリン」と「草」です。
特に「草」の方が出てきた時は場内がざわつきましたからね(笑)
演技されている方としては、スカー役の方と、ムサファ役の方がとてもお上手で演劇界は歳をとっている方ほどお上手なんだなという思いでした。
また、シンバの青年役の方は、主役なのに話の展開から登場する時間が短くてもったいないなぁと思います。
ギミックの感想
ムファサ、スカーの方や、ハイエナの方々はお面をつけているのですが、頭頂部とお面がアームでつながっていて、直立した時はお面が頭の上に来て俳優の顔が見え、前かがみになると、お面が前方に出てきます。
その切り替えが見事で、ライオンっぽくなったり、ハイエナっぽくなったりしているのはすごいギミックだと思いました。
また、ステージから4メートルものプライドロックが出現したり、ステージ自体が傾いたり、仕掛けが随所にあって、そういうものを眺めているだけで楽しかったです。
いい意味で予想外なことがおきていて、仕掛けを作っている方も「こんなことが起きたら、見ている人はびっくりしてくれるだろう」と思いながら作ってくれていたんじゃないですかね。
まとめ
ミュージカルのような舞台は実際に行ってみないとわからない部分もありますので、実際に行って観てみるのが一番ですね。
youtubeなどで映像もありますのでそちらを見てみるのもいいかもしれません。
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