東京オリンピックはボランティアという名の奴隷労働で成り立つ大会

2019年7月18日




パーフェクトプラネット

東京オリンピックまであと二年!だったら何が悪い!
何が悪いって、準備万端にならなさそうで怖いですよね。
新国立競技場は建設中ですし、他にも手配しないといけない施設があることでしょう。
また、東京都は受動喫煙防止条例が制定されましたが、これが、東京オリンピックまでに浸透しているかも疑問です。

ぼく自身はオリンピックにそれほど熱意を持って観てはいませんでしたが、テレビで放送されていれば観るくらいの興味はありました。
時間の問題もあって、他の国でオリンピックが開催されたときは、日本の夜中に競技していることも多々ありましたので、ニュースで結果だけ見る事も多くありました。

オリンピックの開催は2020年の7月24日から8月9日までとなっています。微妙にお盆休みを回避しています。この開催期間ですと、逆に日本人は観れないのではないかなんて思ったりしますね。
もう少しずらしてお盆休みに開催してくれれば、多くの人がゆったり観られるのではないかと思いましたが、各国の選手や観光客の流入を考えると交通機関が麻痺しそうですね。

日本の名前を知っていても、来たことない人が大半で、宿泊施設や競技会場、さらには、そこに行くための交通機関さえも、うまく探せない外国人の方が多くいそうです。

そのような人たちをうまく誘導できるような人たちがいたら助かりますよね。そのために、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会がボランティアを募っています。

募集は以下の通りです。

指定なし
案内
競技
移動サポート
アテンド
運営サポート
ヘルスケア
テクノロジー
メディア
式典

指定なし
何でも良いからボランティアとして、働かせてくれ!というやつですね。他のカテゴリの人数や、所持技能によって適宜割り振られる事になります。

案内
現地なとで会場案内をしたり、チケットのモギリをしたり、誘導したりします。ボランティアというとこの活動を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
募集人数の目安:16000~25000人

競技
競技に使用する機材の設置や管理、競技の運営を行います。本番の会場や練習場で働きます。
世界レベルのパフォーマンスを身近で観られるので、お得と言えばお得かもしれませんね。
募集人数の目安:15000~17000人

移動サポート
大会関係者を速やかに移動させる役割です。ぶっちゃけると、運転手、ドライバーですね。
要運転免許。
募集人数の目安:10000~14000人

アテンド
アテンドってなんだ?!と思いましたが、外国人要人向けの接遇(丁寧なおもてなし)だったり、外国人の選手やサポーターの方とコミュニケーションをとる人です。
二番目の「案内」が外国人向けになった感じでしょうか。
要語学力。
募集人数の目安:8000~12000人

運営サポート
仕事は多岐にわたりますが、事務方のようなイメージです。
物品の貸し出しや、機材の手配や、人員配置計画とかですね。
募集人数の目安:8000~10000人

ヘルスケア
怪我人がいないか巡回したり、怪我人がでた場合に運搬する役目ですね。
他には選手の健康チェックなどもありますが、資格が必要な作業もあります。
募集人数の目安:4000~6000人

テクノロジー
これも、仕事内容がわかりにくいですね。大会関係者へ通信機器の貸し出しをしたり、貸し出した機器を回収したりします。
また、競技結果の記録を入力したり、掲示板などに表示したりします。
募集人数の目安:2000~4000人

メディア
国内外のメディアが取材しやすくなるようにサポートをします。
記者会見をスムーズに行うためのサポートや、メディアに載せる用の写真撮影のサポートや、動画の編集などを行います。
募集人数の目安:2000~4000人

式典
各種競技の表彰式において、選手や大会関係者の案内を行います。
メダルや、表彰状の運搬などを含めた表彰式のサポートを行います。

募集人数の目安:1000~2000人

上記が募集されているボランティアの種類です。僕がやるなら、競技が良いですね。生で選手のパフォーマンスを観れるのはとても良いなと思います。

気になる報酬は?

さて、これだけの規模の大会ですから、ボランティアと言えども、何かしらの報酬があるのではないか、と思いますよね。普通のバイトよりは少ないけれど日に5000円くらいもらえれば、思いでづくりとしては良さそうです。

支給品
オリンピックボランティアユニフォーム一式
大会期間中の飲食
大会期間中の交通費の一部

以上です!

え?と思った方、正常な感覚をお持ちですよ。
そうですね、交通費以外の現金支給はなしです。(2018年8月24日現在)

ま、まあ。1日だけなら別に良いかなと思った方。ボランティアの参加条件として10日以上の参加が必須となります。

え?と思った方、またまた正常な感覚ですのでご安心を。そ、そうですね、会社に勤めている人はまず参加が無理になりましたね。

そ、それでも一生に一度のチャンスかもしれないし、時間もあるし、交通費と飲食もあるなら参加してみようかなと思った方。
交通費は全額ではなく、また、ボランティア活動をするための研修を受けに来るときは交通費は支給されません。
しかも、これらをすべてクリアしても、宿泊施設施設は自分で手配して、しかも自腹を切らなければなりません。混雑が予想される大会期間中に宿を探すのは至難の業でしょう。

そして、募集は今年から始まっていますが、2年後確実に参加できるかどうかはわかりません。
仕事で忙しくなるかもしれないし、引っ越ししているかもしれないです。その頃に結婚して新婚旅行に行っているかもしれません。

そういった事情を全部排してまで参加したいなら良いと思います。
確かに、これを逃したらもう、生きているうちに日本開催はないかも知れません。一生の思い出になるかも知れません。
そうなったら素敵な事だと思います。

ぼくは、やりがいを唱えるには歳を取りすぎたので、ボランティアをする事によって、誰が得をするのかを考えてしまいます。

オリンピックには協賛金があり、今予算として4000億円ほどあるそうです。
そこの中からボランティアの人たちにいくらか支給出来ないかと考えてしまいます。ボランティアの人数を10万人超と想定しているので、ボランティアに日当を支給すると100億円近くかかります。その100億をボランティアを利用して浮かせようと考えている思惑が見えて、参加しづらくなっています。

ただ、他の国で開催したときも無給でボランティアが何万人も応募してきたそうです。前例に倣っていると言えばそのとおりなのですが、他国では交通費が無料になるパスを支給されていたそうです。
交通費がタダなら、まだやってみようかと思う人もいるかもしれませんが、全額出ないと二の足を踏むかもしれませんね。

日本のボランティアと言うのは休日の余裕のあるときに出かけていくイメージで、本業そっちのけでやるものではないという認識です。ボランティアという文化が根付いていないので、がっつりボランティアをやることに抵抗があるのではと思います。

西日本豪雨災害のときのように、やらなければ被害が拡大してしまう、自分がボランティアに行けば役に立つことが出来る、という正義感が発揮されます。こういったことの団結力はすばらしいことですね。

でも、オリンピックではボランティアに行かないことで誰かが苦しむことが想像できない。それに、自分が無理にやらなくても困ることはない、という考えにいたります。

他国開催の時のボランティアは、いろんな国の人が集まっての10万人超だったことでしょう。でも、東京オリンピックでは、日本で開催されるという点で、まず渡航費用が必要とされる外国の方の力は頼りにくいと考えられます。

加えて、先に書いたように、交通費もすずめの涙ほどです。国全体でオリンピックを盛り上げていこうという気運があればいいのですが、不景気の時代にオリンピックを開催することを疑問視する声も少なくありません。そうなると、ボランティアに参加する気持ちもなえてしまうことでしょう。

 

時間があり、体力的にも問題のない大学生がボランティアとして見込まれているそうで、大学に対してボランティアの説明会を行ったり、文部科学省が大学に対して、オリンピックの開催期間中は講義を行わないように要請しているというニュースもあります。

また、女優の広瀬すずさんを使って、ボランティアの募集CMを9月から放送することも決まっています。CMを作成するのもお金がかかりますし、国が動くのなら結局はお金がかかります。これらのお金をボランティアに充てることも出来たのではないでしょうか。

オリンピックまでまだ期間はありますが、ボランティアが集まらないせいでオリンピックがうまく開催されないなんてことのないようにしてもらいたいですね。また、人が集まらない場合、日当を支払って人を集めると思いますが、そのときに無償で働く人と、日当のある人など差がでないようにしてもらいたいです。




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