ソフトターゲットとは? 原宿暴走事件から学ぶキーワード

2019年7月19日

シャーマン先輩は全身くまなくカチンコチンですねぇ!

ってネタがわかるのか心配ですが。
FLASH黄金時代もあまりディープには接していないので聞きかじりばかりです。

1日未明、東京 原宿の竹下通りで車が暴走して歩行者が次々にはねられ、8人がけがをし、このうち10代の男性1人が意識不明の重体になっています。車に乗っていた20代の男は「テロを起こした」という趣旨の供述をしているということで、警視庁は意図的に車を暴走させたとみて詳しい経緯を調べることにしています。

出典: www3.nhk.or.jp

1日未明に起きた暴走事件を扱うニュースでソフトターゲットを狙う時代になってきているという話が出ていました。

ソフトターゲットという言葉があまりなじみがなく、「?」という気持ちになりました。
今回のキーワードだと思いましたので調べてみました。

ソフトターゲットとは?

ソフトターゲットとは、ソフトなターゲット。ってそのままですが、対極をなす言葉はハードターゲットです。

ソフトターゲットは、軍事またはテロ攻撃に対して比較的守られていないか脆弱とみられる人または物(施設)である。

「ソフトターゲット」と「ハードターゲット」という用語は実際は柔軟であり、両者の間の定義は常に明確ではない 。しかし典型的な「ソフトターゲット」は病院、学校、競技場、ホテル、文化施設、映画館、カフェ、レストラン、礼拝場、ナイトクラブ、ショッピングセンター、交通施設(鉄道駅やバス、フェリーなど)などの多数の人々が集まる民間地である 。ソフトターゲットは典型的に一般の立ち入りが制限され、十分に警備されているハードターゲットと対比させられる 。ハードターゲットの例としては空港、政府施設、軍事施設、在外公館、原子力発電所が挙げられる。

テロリストグループは、もっぱらソフトターゲットを攻撃することを選択する 。1968年から2005年の間に世界中で起こったテロ攻撃では72%(8111件)がソフトターゲットが対象で27%(4248件)がハードターゲット対象だった。ソフトターゲットの攻撃の意図は犠牲者を出すのと同様に恐怖を与えるためである。クラーク・ケント・アービンはソフトターゲットへの攻撃は心理的ダメージを与えると述べた。2011年には、2012年ロンドンオリンピックへの準備が進められていたが、ロンドン警視庁の警視副総監は、「反対派(テロリスト)が入ることができないように会場の安全性を確保すれば、彼らはオリンピックにリンクしているがセキュリティは低い同時イベントのようなソフトターゲットを探すだろう」と述べた。

軍隊や準軍組織は、より強い相手との直接の対決を避けるために、ソフトターゲットを攻撃する戦略を採用する可能性がある。

出典: ja.wikipedia.org


事件を起こそうとしたときに、守備力の固いところを狙うのではなく、弱そうなところを狙うということです。

例えばですが、武装しているところへ突っ込んだ場合、返り討ちに合うことは簡単に予想できます。

警察署へ車が突っ込んだり、自衛隊本部へトラックが突っ込んだりしても、すぐに周囲を囲まれて取り押さえられてしまいます。

無差別に狙う場合でも、そういう固いところは選ばないということです。

ソフトターゲットの事件ではこの原宿での暴走事件以外でも、近年では秋葉原通り魔事件(2008年)が記憶に新しいところです。

車が簡単に凶器になりうる現代においては、あらゆるところがソフトターゲットになりえます。

ソフトターゲットの場合の防衛は完全には出来ない

そして、ソフトターゲットを狙った事件について、防衛を完全にすることは出来ません。

強固なガードによって守らせるには、地域を限定するか、莫大な資金を投入するか、相当な人員を動員するか、防衛意識を持続させるしかありませんが、そのいずれも不可能でしょう。

不可能であるがゆえに狙われやすいともいえるかもしれませんね。

ソフトターゲットになる確率は、日本国内ではかなり低い(内戦地域ではかなりあるイメージです)とはいえ、周囲に気を配って行動することが必要な時代なのかもしれません。