バイトのメリットはお金だけじゃない!一足先に社会人として成長できる!学生にバイトを勧める7つの理由

2019年7月28日

空の勇者たち

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いつまでたってもバイトのような身分だったら何が悪い!

学生時代も、学生が終わってからもバイトをいくつかやりましたが、お給料だけでなく、自分自身のスキルも伸ばせたような気がします。
お金以外でのバイトのメリットをご紹介いたします。

バイトのメリット

今回はお金の話は置いておきますのでお金以外のメリットになります。
メリットは以下の通り。

・様々な体験ができる
・商品知識がつく
・特定技能がつく
・コミュニケーション能力がつく
・段取りを身に付けることが出来る
・失敗をしてもリスクが少ない
・仕事を通して向き不向きを検討できる

ひとつずつ見ていきましょう。

さまざまな体験ができる

働くということは、いつもの自分の環境から飛び出して、新しい環境の中に飛び込むという事でもあります。

新しい環境は、自分にとって未知の経験を提供してくれることになります。

・行ったことない場所に行く
・知らない人に会う
・仕事の考え方を学ぶ
・やったことのない動作を行う

行ったことない場所に行く

まずは、職場に行かなくてはなりませんが、当然その職場は、今までの自分の行動範囲外です。徒歩で行けるかもしれないし、自転車で行けるかもしれない。あるいは電車で向かわないといけないかもしれませんね。

そうなるとバイトの開始時刻と、通勤時間を考えて、スケジュール管理を自分で行うことなります。この時間までに到着しないといけないから、電車はこれに乗らないと間に合わない。などですね。

先を考えて行動することを学べます。

知らない人に会う

入った職場は自分一人、という事はほぼないので、先輩が働いていると思います。大きい会社でも、小さい会社でも、直接自分と関わってくるような人は2~10人以内ですね。

仕事を覚えて、たくさんの仕事を任されるようになればそれ以上の人とのかかわりも出てきますが、まずは、少人数とチームを組んでやることが多いでしょう。

相手の方の年齢も性別も考え方も違うことが多いです。学校で一緒にいる人たちは、考え方や価値観が同じ人が多いかと思います。

でも、仕事をしている人は、仕事内容に応じて応募してきた人なので、考え方とかは統一されていません。

「少しでも残業してお金をたくさん稼ぎたい!」という人もいれば、「仕事時間が終わったらすぐに帰りたい!」という人もいて価値観の違いがあって面白いです。

また、仕事に関しても「最低限が出来ていればよい」という考えで仕事をする人、「仕事の質を上げてお客様に満足していただこう」という考えで仕事をする人など、仕事のどこに重点を置くかが人によって違ったりします。

また、自分の事を面倒を見てくれたり、逆に目の敵にされたりすることもあります。
嫌われてしまうことは悲しいことですが、すべての人に好かれることはできないという事を教えてくれる機会だとも言えます。

なぜ、自分は好かれていないんだろう、と自分を振り返ってみるのもいいですし、あの人はみんなに対しても同じ態度だからぼくだけ特別に嫌われているわけじゃない。と思ってもいいでしょう。

ただ、やってはいけないことはみんながあの人を嫌いだからぼくも嫌いになるということです。

周りの評価で、その人の評価を決めてしまうのはいけません。もしかしたら、その人がすごく仕事ができる人で、その人基準で仕事をしていると、周りが手を抜いているように見えてイライラするという事が起きているかもしれません。

人の評価は自分とのかかわりの経験の中で行うものだとぼくは思います。

仕事の考え方を学ぶ

上で書いたような

・「最低限が出来ていればよい」という考えで仕事をする人
・「仕事の質を上げてお客様に満足していただこう」という考えで仕事をする人

どちらが良い考えでしょうか。

後者の「仕事の質を上げてお客様に満足していただこう」という考えがいい考えかもしれませんが、それも場合によります。

バイトじゃなくて、ぼくの職場で見てきたことですが、クオリティを上げるために、納期を守らないことがたまにありました。
お客様のためを思って質を上げても、時間が守れなければすべて無駄になるという観点が抜けているパターンです。

結果として、よいものを作り上げたのに、評価としては平凡になってしまうのはとてももったいないことでしょう。

「最低限が出来ていればよい」という考え方も見方によっては「必要なことを満たすことを最優先にして、お客様に素早くサービスを提供する」ことを考えているのかもしれません。

どちらも場面に応じて一長一短があり、それぞれの考え方を目の当たりにするのは、仕事に対する考え方を身に付けるのに役立ちます。

やったことのない動作を行う

飲食店では皿洗いや、盛り付け、営業後の掃除などがありますが、日常的にそういったことをやっている人がどれくらいいるでしょうか。

また、古本屋などでは、古本の研磨作業や商品のシュリンク作業などをやったことがありますが、普通に生活していたらまずやったことがない人が多いのではないでしょうか。

古本屋で商品を棚出しする時に、本棚がもうぎゅうぎゅう詰めだったらどうするのか。
その動作をやる時になって問題と向き合えます。

皿洗いは食器をきれいにすることは当然なのですが、いかに早くきれいにするにはどうしたらいいのか。こする回数を減らしてきれいにすることが出来れば、早く洗えますよね。でも、油汚れがついていると中々簡単には落ちない。ではどうするか。

本のシュリンクの機械は、機械に通す時間が必要になります。これを効率よく通すにはどうしたらよいのか。

動きとともに、動作の意味を考えてよりよくするにはどうすればいいのかという事を考えて作業することもできます。

作業工程が完全にマニュアルになっているところでは改善するものはないかもしれませんが、それでも作業中に頭の中で様々なことを考えることでしょう。

動作に伴ってそういった思考の動きが起こることが代えがたい経験となります。

商品知識が付く

これは物を売るバイトでは顕著かもしれません。

ぼくが古本屋でバイトしていた時は、その当時の最新のマンガ・ゲーム・CDの情報などが入ってきていました。
また、どの程度で商品を仕入れているのか、販売価格はどれくらいかなども知ることが出来ましたね。

その分野で働くために必要な知識は働きながら覚えることが出来るので、お金をもらって勉強させてもらっている状態でした。

好きな分野で知識が深まるのは楽しいので、知識をつけることをバイトのモチベーションにもできます。

特定技能がつく

これは、上の商品知識が付くと同じようなものですが、普通に生活していたら身につかないような技術が習得できる場合があります。

牛丼屋さんで働いたことがありますが、肉盛りの技術は独特で、盛り過ぎずにきれいに盛るには、肉を救う網を回して巻き取るように肉を網の上に持ってきています。そんな盛り方をすることは日常生活ではないでしょう。

また、WEB系の仕事の場合はhtmlやCSS、画像の扱い、動画の扱い、などが身に付く場合があります。
スキルアップしたい場合は、その分野に飛び込んでみるのがいいですね。

コミュニケーション能力が付く

人と一緒に働くのですから、コミュニケーション能力も身に付けることが出来ます。
連携して仕事を進める方法や、情報を伝える方法。
また、年齢が違えば、敬語の使い方なども覚えることが出来ます。

長く働いているとわかりますが、自分が意図したようには相手には情報が伝わらないという事が結構あります。

それは程度だったり、やり方だったりするので、どうやったら適切に伝わるんだろうと悩むこともありますね。

試行錯誤するのもいいかもしれません。

敬語なども、人によっては許容範囲がちがいます。ぼくは何と呼ばれても全然かまわないのですが、一定の地位にいる人は、役職名で呼んでくれと内心思っている人もいます。

「○○さん」と呼んでいたら「お前に○○さんと呼ばれる筋合いはねぇ!」と怒られたこともありました。これはその職場ごとの慣例によるものなので、どれがいいかは、その職場によります。

どんな間柄でも役職付きで呼んだ方がいいとか、逆に役職をつけて呼ぶのはタブーの所もあります。
そういう経験を若いにうちにしておくと、のちのち役に立つと思います。

名前の呼び方で怒られるのは結構ショックでしたから。

段取りを身に付けることが出来る

段取りとは、その仕事を完了するまでを見越した用意や準備ですね。

例えば、お昼に露店でお弁当を販売するとします。
露店の準備に15分かかるとしたら、いつから準備を始めればいいんだろう。
12時から売り始めるには11時45分から準備をしたらいい?
でも、毎回15分で準備が終わるわけではないからちょっと早めにして11時35分から?でも、そもそも12時から売り始めるのはその前の買いたいお客さんを逃しているのでは…?

最上のパフォーマンスを出すにはどうしたらいいかという事を考える術(すべ)が身に付きます。

失敗をしてもリスクが少ない

バイトをしていると、失敗したり、ミスして迷惑をかける事があります。
でも、その責任を取れと言われることは少ないです。(あるところもあります)

言い換えるとリスクを少なくしていろんなことにチャレンジできます

一から新しいことを始めるのは難しいので、環境の整った場所に飛び込ませてもらうことで、自分で一からやるよりも効率よく様々な体験ができます。

リスクが少ないからって、別に適当に仕事をしろという訳ではなくて、むしろ、チャンスをくれたという感覚で仕事をすると、前向きに仕事に取り組めていいと思いますね。

仕事を通して向き不向きを検討できる

自分にはこの仕事が合っていると思っていても、実際にやってみたらいろんなことが原因でこれはあかん、と思うことがあります。

接客業をやってみたら、あんまりうまくしゃべれない、とか、ちょっと遠い職場にしたら毎回遅刻ギリギリで、なんなら遅刻を結構やらかしてしまうとか。

自分に合うか合わないかというのは、やってみないとわからないというものがあると思います。仕事内容だけでなく、仕事の服装が苦手、という事もあります。

ぼくは暑がりでスーツでびしっと働くような環境が苦手です。ネクタイもしなくていいならしないことのほうが多いです。それは自分で自覚しています。だから、営業職や、打ち合わせが頻繁にあるような職は苦手かもしれません。

そんなことを身を持って体験しておくのは先々役に立つことがあるでしょう。

他には、やりたいことがあってその資金集めのためのバイトだったけれど、バイトで得た体験から「自分はこの方面が得意かも」と思って進路を考え直したなんてこともあるかもしれませんね。

バイトのデメリット

学生にうちにバイトをすることは実はデメリットもあります。

・バイトメインの生活になる
・他のスキルが伸びない
・バイトが辛いこともある
・実は安く使われている

ひとつずつ見ていきます。

バイトメインの生活になる

バイトに慣れてきて、バイトの能力が上がってくると、たくさんシフトを入れてくれと言われるようになります。
お金も欲しいし、さしあたって忙しいこともないので、いいですよというと、そこからバイト漬けの毎日です。

バイトを優先するという事は、他の事を後回しにすることになります。友達付き合い、家族づきあい、勉強、その他…。

お金 > その他の事柄 と割り切ったり、バイトがその後の人生に役に立つから今頑張るというのであればいいのですが、バイトばかりしているとタイミングを逃してしまうことが多くあります。

学生時代の友人と一緒にいられるのは、その時だけという事が多いです。
大人になると個人個人でコミュニティ(家族など)を持ちますので、いつも一緒にはいられなくなります。
また、大学生ともなれば、いろんな地域からきている人が多いので、卒業後は各地に散らばってしまうことも多くあります。

友人と過ごす日々もできれば大切にしてあげてください。

他のスキルが伸びない

バイトをしているという事は、一定時間拘束されて、他のことが出来ない状態にあります。

もちろん、深夜のホテルのフロントバイトのように、お客さんが来るまでは自由にしていていいなんてことがあるかもしれませんが。

時給1000円で働いていると稼いでいるように感じるかもしれませんが、自分がバイトしている間に同じ年代の人は勉強にいそしみ、後々、時給2000円の仕事に就くようになるかもしれません。

時給1000円で働いている間は、その仕事に関してしか能力が上がっていかないので、将来的には損をしている可能性もあります。

若い時は選択肢や可能性がかなり広がっているので、この状況でよいのかという事を自問自答しながら働くとよいでしょう。

バイトが辛いこともある

バイトの募集の時は、楽しそう、やりがいがありそう、という事を前面に押し出してくることがあります。
でも、実際に働いてみると、対人関係が最悪、労働環境が最悪、説明されていなかったルールがあって最悪、などいろいろあります。

あたり、ハズレと言ったら失礼かもしれませんが、働く職場の環境は本当にピンからキリまであります。

そんな職場で働くと仕事が嫌になったり、人間が嫌になったり、日々の生活が辛いものになってしまいますので、そこは注意が必要ですね。

実は安く使われている

学生の頃は働いた経験がないので、日に5000円ももらえたら「イヤッホォウ!最高だぜえ!」と思うかもしれませんが、経営者にとっては「5000円で満足してくれるなら(笑)」と仕事内容と労働力の提供の割合が違うことがあります。

経営者にとっては「安い」と思える金額かもしれません。
お金だけ見ると「バイトでこんなに稼げてラッキー」と思えるかもしれませんが、労働力というのは自分で思うよりももっとずっと価値のあるものなのです。

そういった視点で働くのも大事なことだと思います。

バイトの働き方

期間について

バイトは長期(1ヶ月~無期)と、短期バイト(1-5日程度)があります。

バイトをしたことがない人は、まずは短期バイトをすることをお勧めします。
なぜなら、長期にしてしまうと、自分に合わなかった時につらい時間が長くなってしまうからです。

辛くてバイトに行くことが嫌になり、最悪の場合は体調不良を起こしてしまいます。
ぼくもバイトが嫌で、何とか休むことが出来ないかと考えていたりしましたが、もやもやしながら大学卒業まで働いてしまいました。

生活の中で気がかりなことがあると、毎日を楽しく過ごせません。
なので、バイト初心者はいきなり大掛かりなバイトを選択するのはやめた方がいいかもしれません。

短期バイトなら、「うっ、これは合わない…」と思った時に、数日我慢するだけで乗り切れるからです。

そこまで拒否反応が出るような職場ってないかもしれませんが、一応頭に入れておくといいでしょう。

ドタキャンはなし

辛くても、職場が肌に合わなくてもドタキャンはよくありません。

職場の方はこちらをあてにしていますし、ドタキャンは迷惑が掛かってしまいます。

また、ドタキャンをしてしまうと、ドタキャン癖が付いてしまい、次回の何かしらの嫌なことがあった時にドタキャンをしてしまうかもしれません。

辛くてもドタキャンはしないようにしましょう。

究極まで辛い場合はドタキャンもあり

上で書いたことと矛盾してしまいますが、精神的に追い詰められて、もう働けないという時はドタキャンの選択肢もありです。

心に負担がかかりすぎると、気持ちがやってはいけないボーダーをひょいっと乗り越えることがあります
それは、自死への手段だったり、犯罪だったりします。

バイトで苦しんで人生を損なうなんて、それこそ意味がありません。
バイトが来ない日は、その職場は大混乱になるかもしれませんが、それでも1日や数日です。

申し訳ないと思いつつ、自分を大事にしてください。

でも、安易なドタキャンは避けるべきです。

まとめ

バイトを推奨しましたが、新しい体験をできるならバイトでなくても、旅行でもボランティアでも実は何でもいいのではないかと思います。

自由になる時間がたくさんある学生時代こそ、たくさんの事にチャレンジしてみるのがいいと思いますよ。

経験は人生を豊かにしてくれますからね。



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