【Illustratorこれどうやるの?002】ペンツールで曲線!【AI】
前回までのおさらい
ペンツールで直線を引いて閉じた形状を作るところまでやりました。
前回はこちら
アンカーポイントの削除
アンカーポイントを削除するにはパスを選択した状態にしてペンツールのままマウスポインタをアンカーポイントに合わせます。
選択状態じゃないと削除できません。
ペンツールの右下にあるマークがアスタリスク(*)からマイナス(-)に変わりました。
この状態のときにクリックすると、アンカーポイントを削除することができます。
アンカーポイントが削除され、削除したアンカーポイントの左右の点が結ばれるようになりました。
曲線の描画
Ctrlキーを押して白矢印のダイレクト選択ツールに変化させた状態で、アンカーポイントの周りをドラッグします。
ポイントペンツールはCtrlキーでダイレクト選択ツールに変化できる。(MacはCommandキー)
ダイレクト選択ツールは要素を個別に選択することができます。
ここではアンカーポイントとその両隣のパス2本が選択され、その他のパスとアンカーポイントは選択されていない状態です。
赤い頂点と辺が選択されている部分で、緑の頂点と辺は選択されていません。
Deleteキーを押して選択部分を削除します。
ここから曲線を引っ張っていきましょう。
ダイレクト選択ツールのポイントダイレクト選択ツールで選択したアンカーポイントやパスは個別に削除できる
端部の点をクリック。そしてそのままドラッグします。
端点から先が丸いバーが伸びてきました。
これをハンドルといいます。
曲線を調整するのに使います。
もう片方の端点をクリックします。
端点を結ぶ曲線が作成されました。
ハンドルの追加
ハンドルが片方から出ていませんが細かい調整をするには反対もハンドルが出ていたほうが都合がいいです。もう一つのほうからもハンドルを出してみましょう。
関連リンク→アンカーポイントからハンドルを出す3つの方法(あとで書きます)
今回は3つの方法のうちの一つを使います。
ペンツールを選択した状態でCtrlキーかAltキーを押します。(MacはCommandキーかOptionキー)
Ctrlキー(MacはCommand)を押している間はダイレクト選択ツールに、
Altキー(MacはOption)を押している間はアンカーポイントツールに切り替わります。
このどちらかのツールの状態で曲線に近づけるとポインタがさらに変化します。
この時に曲線をドラッグしましょう。
ドラッグ量に応じてハンドルが伸びてきます。
ドラッグをやめると、反対側の端部にもハンドルが伸びているので、曲線の調整が可能になります。
ハンドルをなくして角にしたい場合
Altキー(MacはOptionキー)を押してアンカーポイントツールに切り替え、アンカーポイントをクリックします。
クリックしたアンカーポイントがコーナーポイントに変化します。
もう片方もクリックすると、曲線がなくなり、全て直線で構成された形状になります。
次回
次回は曲線から曲線、その次は直線といったように、曲線と直線が混ざった形状の描き方をやります。
お楽しみに!
次回はペンツールで直線と曲線を切り替えながら描く方法を解説します。
Illustrator解説まとめ
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