Excelで名前と姓のセルを簡単に結合合体する方法
宛名で「姓」と「名」、が別のセルに入っているんだけど、これを一つにまとめるように言われちゃった…。
500人以上あって、気が遠くなるんですけど…。
年賀状シーズンで、Excelで名簿を管理していたりする人も多いんじゃないでしょうか。
で、場合によっては姓と名を分けたり、逆に一緒にしたりする必要が出てきます。
今回は、姓と名が別のセルになっている場合に、一つのセルに結合する方法を解説していきます。
Excel2013からの機能になりますので、その前のバージョンを使っている方はこの方法が使えません。
ごめんね。
Contents
名前と姓のセルを結合合体する方法
順番に解説していきますね。
セルの用意
よくある名前を例にしておきますね。
っていうか「鬼滅の刃」の登場人物ですが。
姓と名に分かれたセルと、姓名が一緒になる予定のセルを用意します。
一つだけ合体した名前のセルを作成
姓が「竈門」名が「炭治郎」なので、姓名のところは「竈門炭治郎」と入力。
というイメージです。
「フラッシュフィル」をクリック
1.合体入力した「竈門炭治郎」のセルをクリック
2.「データ」タブをクリックして表示される「フラッシュフィル」をクリック
前の項で作成した「竈門炭治郎」のセルをクリックして選択しておきます。
次に、上のタブの中に「データ」タブがあるのでクリックします。
「データ」タブ用の内容にメニューが切り替わります。
このメニューの中に「フラッシュフィル」という項目があるのでクリックして選択します。
フラッシュフィルをクリックした瞬間に、そのほかのひとの名前も「姓名」のセルに結合した状態で表示されました。
セルが近くにないと反応しない
この状態で「フラッシュフィル」をクリックしてもエラーの表示が出ます。
周囲のセルとの関係を計算し用としているのですが、周りに何も要素がないので、エラーになってしまうんですね。
ということは、フラッシュフィルの効果は要素の入ったセルとつながっていないとだめということがわかります。
あだ名なんかいいですね。まぁ、あだ名じゃないんですけど…。
要素がつながっていると「フラッシュフィル」で結合することができました。
というわけで、フラッシュフィルを使うときは、間に空白のセルがないようにしましょう。
結合した姓名から名だけを抜き出す方法
これまで見てきた傾向から、フラッシュフィルは、周囲の要素を計算してセルを操作する方法であることがわかりますね。
上の項目の例だと「姓名」のセルに「姓」+「名」という計算をしていたんですね。
ということは要素を引くということもできるはずです。
「名」のセルは「姓名」-「姓」という図式が成り立っています。
この状態でフラッシュフィルを適用してみます。
というわけで、結合された姓名と、姓あるいは名がある場合は、姓名の分離もできることになります。
そういう機会はあまりないかもしれませんが、分けたいときは使ってみてくださいね。
おわりに
昨日は用意されていても、それがどんな名称なのかわからないことってあります。
フラッシュフィルなんて言葉は日常の中にはまずないですから、効果も直感的にはわかりづらいですね。
でも、便利な操作だと思いますので、一つずつ覚えていきましょう。
今回は以上です。
お疲れ様でした!
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