Excelで日付を参照して曜日を自動的に入力する方法
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曜日を入力することすら面倒だったら何が悪い!
議事録なんかで曜日を入力するところがあるんですが、日付を入力したら、曜日も自動的に入らないかなー。
かなー、なんて。
書類などで、日付を入力する様式のものは大抵が曜日も記入することになってますよね。
そこで、今回は日付を入力したら曜日が自動的に入るようにする方法を解説します。
曜日が自動的に入力される方法
では、順番に解説していきます。
TEXT関数を使う
関数ってなんだか難しそうなんですが。。。
関数ってアルファベットが並んでいたりして難しそうですが、ひとつずつ理解していけば大丈夫です。
こんな書き方をします。
TEXT()という書き方で、TEXT関数になります。
設定するものが二つあって、「値」と「表示形式」です。
「値」はセルの指定。
「表示形式」はどのように表示するかを指定します。
・・・。
すみません全然わかりません。
じゃ、実際に見ていきましょう。
上の画像のようにD4に曜日を入れたいとします。
いったん以下のように入力しますね。
=text(値,表示形式)
textが小文字になってますけど・・・。
関数の場合は大文字でも小文字でも大丈夫です。
入力しやすいほうで入力してください。
大文字と小文字が混在していても修正されます。
今回の例では、既に入力してある日付を使用します。
この場合は、C4が値が入力されているセルなので、C4(の値を使用するので)を使用します。
=text(C4,表示形式)
値をC4に書き換えました。「C4」の値を使用する、という意味です。
表示形式を設定します。
表示形式ってピンと来ないんですけど…。
曜日って「月曜日」と表示したり「月」としたり「Monday」「Mon」などもありますよね。
このうちにどれにしますか?ってのを決めて、指定するんです。
以下は、該当する日が月曜日だった場合です。
表示 | 表示形式の指定 |
月曜日(〇曜日と表示) | aaaa |
月(1文字で表示) | aaa |
Monday(英語で表示) | dddd |
Mon(英語省略形で表示) | ddd |
aaaaとかふざけてるんですか…?
いやいやいや。これもきちんとした指定方法なんです。一見意味が分からないから、慣れてないと、とっつきにくいですよね。
〇曜日と表示されるように指定してみましょう。
=text(C4,“aaaa”)
表示形式はダブルクォーテーションで囲むようにします。
これを入力してみます。
入力し終えたらEnterを押します。
「金曜日」と表示されました。
年を1年前にしてみました。
水曜日のようです。
2020年の1月8日は水曜日ですね。
合ってます。
これで日付を入力するだけで曜日が入力されるようになりました。
TEXT関数の表示形式はたくさんある
TEXT関数の表示形式ってたくさんあるみたいなんですが、説明しなくていいんですか?
はい。
TEXT関数に限らず、関数で設定するものは種類がたくさんあったりします。
なので、一度に覚えようとしてもぼくのような凡人には中々覚えることができません。
だから、必要な機能だけ、その都度覚えていけばいいと思っています。
今回は、曜日を調べるという目的がはっきりしていました。
TEXT関数の中で「aaaa」の表示形式で曜日を表示することが出きたら他の機能は今回はいらないですよね。
必要な機会が訪れたらその時にきちんとマスターしていけば、徐々にレベルアップしていきますので、今回はTEXT関数で曜日が表示できるよってことだけ覚えておきましょう。
おわりに
関数ってやっぱりなれていないと苦手意識を持ってしまうかもしれません。
ただ、今回のように少しずつ理解していけば、全くわからないということはないかと思います。
たくさんの機能を持つ関数ですが、必要な機能から覚えていって、最終的にすべてを覚えるようにできたら、拒否反応なく覚えられるんじゃないかと思います。
今回は以上です。
お疲れ様でした!
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