あなたは知っていますか?ゲームをプレイしてお金が稼げる時代になったことを-e-sports-
ゲームに夢中になって何が悪い!
いや、ゲームはとても良いものだと思います。
ぼく自身、子供の頃からゲームをたくさんプレイしています。
学生の頃なんて、新作タイトルがでる度に、発売日まであと○日…。なんて指折り数えていました。
今ほど娯楽に溢れていないので、テレビかゲームかみたいなところがあります。
時間の無駄と思う人もいるかもしれませんが、10代の頃に、名作と言われるゲームの数々に触れられることが出来たのは幸せな事だと思っています。
ぼくが子供の頃は「ゲームは悪」みたいな風潮があり、あまり大っぴらにやったりすのが、憚られるようなところがありました。
高橋名人も「ゲームは1日1時間」を標語みたいにしていましたから、余計に長時間プレイ出来ませんでしたね。
ファミコン初期なら、セーブしてまで続きをやるソフトなんてないんですけど、RPG全盛時代になると、ラスボスのところに行ってクリアするまで3時間。しかも、セーブポイントなし。これはまとまった時間プレイさせてくれる親がいなかったら、物理的にクリア不可能のソフトになっちゃいますよね。
今は親切設計でそこかしこにセーブポイントが溢れていますので、比較的時間を気にしなくても、いい作りになっています。
でも、隠しボスでオートバトルでも10時間かかる敵が出てくるといったパンチの効いたゲームもたまに出てくるので油断は出来ませんね。
今はガッツリ時間をとって据え置き機のゲームをプレイすることがなくなってきたので隙間時間で3DSなどの携帯ゲームを遊んでいます。
いつか時間がとれたらプレイしてやろうと思っているゲームはたくさんありますが、それらが開封される日はいつなんでしょうか…。
昔の発言に時代の思想を感じる
芸能人の伊集院光さんが、かつてラジオでこんな発言をしていました。風来のシレンを何時間やっても一銭のお金も入ってこない。
確かに。
ぼくも風来のシレンは大好きですが稼げた事がありません(笑)。
この伊集院氏の発言は2008年6月30日のものですが、
この頃は確かに収益化出来るケースが少なかったのではないかと思います。
収益化するとしたら公式に依頼されてプレイするか、プレイした内容を文章化して雑誌などに掲載する形をとっていたのではないかと思います。
動画配信というとニコニコ動画やyoutubeがその時期に立ち上がっています。ニコニコ動画は2006年に、youtubeは2005年にサービスを開始していますが、まだ広告で儲けようという発想が、企業側にもユーザー側にもなかったのではないでしょうか。
時は流れ、youtuberという言葉が世間に広まって認知されるようになりました。小学生のなりたい職業ランキングでも、上位き食い込んでますからね。
私はあまりyoutubeをみないのですが、ヒカキンさんや、はじめしゃちょーの名前くらいは知っています。甥っ子、姪っ子の影響ですが。
ゲームプレイのみの専門というわけではないと思いますが、動画配信だけで生計を立てられるようになったのです。
ニコニコ動画でも、クリエイター奨励プログラムの設立によって、基準をクリアしている動画に対して、動画再生数に応じて、報酬が支払われています。
こちらでも、お金を得る手段が、出来ていますね。
伊集院さんの言っていた、どんなにプレイしても一銭も入ってこないという状況が変わってきているのです。
そして、さらに、アジアオリンピックで、ゲームもeスポーツという競技として競い合うことが決まり、注目されています。
また、各種ゲームの大会も開催され、その賞金総額が億を越える事もあります。
大会が開催されるようなゲームを持っているなら、練習して参加してみるのもいいかとおもいます。
ただ、参加しやすい分、ライバルも相当数になるので勝ち上がるのは容易ではなさそうです。
思いも寄らないものが競技になるのは面白いですね。
将来はどんなものが競技になるのか楽しみです。
プロゲーマーを育成する学校もある
そして、なんとプロゲーマーを養成する専門学校というのもあるそうです。就職先がどこになるのかわかりませんが、競争の世界に飛び込むわけですから安定した就職率は見込めないのではないかと心配してしまいます。
プロゲーマーになるというのはゲームをプレイする人ならば、ちょっとあこがれる存在です。
そんな人になれますよ、と宣伝して学生を集めて、卒業したら知らんぷり、ということにはならないようなケアを学校の指導者たちにはお願いしたいですね。
ゲーマーで業界のことを多少知っている人なら聞いたことがあるであろうプロゲーマーの梅原大吾さんの自伝的マンガ…ではなくて、梅原さんがライバルキャラとなっているマンガです。タイトルおかしいんじゃないの?!というツッコミはなしにしても、ゲームに夢中という暗い青春を送った若者たちの葛藤のマンガです。
「ゲームなんか真剣になって何になるの?」
大人になるとこんな言葉を受け止めないといけなくなります。
でも、学生の時は「強いやつがいるなら倒しに行く」そのために努力することは無駄じゃない。と思えていたものです。アーケードゲーム全盛時代を経験している人はぜひどうぞ。
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